今回紹介するのはRIGARO(リガロ)というドッグフード。高タンパクがウリのフードですね。タンパク質は37%に設計されており、かなり高い数値です。
高タンパクに加えてグレインフリーなのも大きな特徴ですね。動物性タンパク源は『ラム』『ターキー』『フィッシュ』の3種類があり、シニア犬(7歳以上)用に脂質をやや落としたものも販売されています。
ちなみにリガロは当サイトの記事コメント欄に解説記事書いて欲しいとのリクエストを頂いたので、執筆しています。もし気になるフードがあればどんどんリクエストして下さい。優先して記事書きますので!!
これと言って悪い部分はない良いフードだと思います。ただそれなりに高価なフードとなるので、リガロを与えるなら他に検討したいフードはいくつかあるな・・・そんな印象ですね!
ではそんなリガロについて製品性能を徹底解説していきます。
愛犬の健康に直結するドッグフード。動物栄養学に関して素人が製品評価しても信用できないでしょう。私は大学では動物営業学を専攻。その流れで飼料メーカーに入社し毎日のように飼料の配合設計をしてきた実務経験があります。もちろんペットフード案件にも多数関わっています。なので安心して下さいね。
RIGARO(リガロ)を販売している販売元情報とフードのコンセプト
当サイトではドッグフードの評価はあくまでも使用原料や栄養バランスなどから評価しますが、販売している会社やメーカーの情報は知っておくべき。そう考えています。
リガロを販売しているのは(株)ライトハウスという会社となり、大阪の会社ですね。ペット用グッツやフードの輸入・販売を行っている会社です。あの伸びるリードのフレキシリードを輸入販売している会社でもあります。
リガロの原産国はアメリカとなりますが、おそらくこれはライトハウスのオリジナル商品ですね。要するに海外OEMのドッグフードという事。海外OEMって言葉の意味を知らない方はこちらの記事を読んでみて下さい。
→ドッグフードは3つのタイプに分類される|それらメリット・デメリットの解説
アメリカのAmazonも調べてみましたが、ヒットしないのでまず間違いなく海外OEMだと思われます。
ちなみにライトハウスはオーガニックのドッグフードで定番のソルビダの販売元でもあります。ソルビダは動物性タンパク源がチキンのものばかりだったので、リガロを販売したのかな?と予想しています。
リガロは最近ペットショップで陳列されているのを見かける事が多くなった気がします。ソルビダがまあまあ売れているので、その販売網を活かして営業頑張っているな!!そんな印象を受けますね。
どうでも良い話ですが、最近ドッグフードを調べすぎてペットショップに行くとどのフードがどこから仕入れているか大体わかってしまう・・・よくソルビダとリガロが並んで陳列されているのは販売元が同じだからです・・・笑
リガロのコンセプトはこんな感じ
- 高タンパク(タンパク値37%以上)
- 原材料に生肉を使用
- グレインフリー
- プレバイオティクスとプロバイオティクス
これらは後で詳しく解説するとして、悪くないフードですよ!
ではここからは原料表示を見ながら解説していきましょう。
RIGARO(リガロ)の原材料品質・原料表示の情報量について(28点/30点)
当サイトではドッグフードの評価基準として6つの項目を採用し100点満点形式にて評価しています。詳しい評価内容を知りたいという場合はこちらの記事を読んでみて下さい。
→ドッグフードランキングサイトが信用できない理由|当サイトが信用されるよう取り組む事
※リガロにはには『ラム』『ターキー』『フィッシュ』の3種類に加えてシニア用がありますが、今回はフィッシュを中心に解説していきます。理由は・・・ちょっとツッコミどころがあるので・・・笑
リガロ フィッシュの使用原料について(15点/15点)
リガロ フィッシュの原料表示はこちらになります。
原料表示
ホワイトフィッシュ生肉、乾燥ホワイトフィッシュ、乾燥エンドウ豆、エンドウ豆プロテイン、ヒマワリ油*、赤レンズ豆、天然フレーバー、乾燥ヒヨコ豆、乾燥ビール酵母、乾燥トマト繊維、挽き割りフラックスシード、乾燥サツマイモ、乾燥ジャガイモ、塩化カリウム、タウリン、乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乳酸、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、ユッカフォーム抽出物、ミネラル類(食塩、プロテイネイテッド亜鉛、プロテイネイテッド鉄、セレニウム酵母、プロテイネイテッド銅、プロテイネイテッドマンガン)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンA補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉酸、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源))、プロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、黒麹菌、糸状菌、枯草菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
*ミックストコフェロールで保存
※ ホワイトフィッシュとは、信濃雪鱒(シナノユキマス)です
ドッグフードの原料表示は使用割合の多いものから記載するルールがあり、最初に記載されているものを『第一原料』と呼びますが、このフードの場合『ホワイトフィッシュ(シナノユキマス生肉)』となります。
動物性原料およびタンパク質源について
第一原料としてシナノユキマスの生肉を使用。これは悪くないですね。そして生肉は水分が多いので、ドッグフードとして加工した時にはほとんどの水分が飛んでしまう。つまり実質の原料割合としては少なくなる。
これを防止するために乾燥肉(あらかじめ水分を飛ばしている)を使用。海外製プレミアムドッグフードだと基本このように動物性タンパク源が使用されています。これは悪くない。
で、ツッコミどころがある・・・と言いましたが、それがシナノユキマスなんですよ。公式サイトにはこのような記載がされています。
今話題の「アスタキサンチン」は抗酸化作用に優れ、アンチエイジング効果が期待できます
さて、このアスタキサンチンについて。確かにアスタキサンチンは高い抗酸化作用があるので健康食品にも使われているもの。
なんですが・・・シナノユキマスにアスタキサンチンがアピールするほど入っているのか?
まず間違いなく入っていません・・・笑
アスタキサンチンってスーパーで売っているサーモンを想像してもらったらわかりますが、身の色が赤というかオレンジみたいな色しているじゃないですか?この赤い成分がアスタキサンチンです。
天然のサーモンの場合はエビやカニなど甲殻類を食べる事によってアスタキサンチンを摂取。すると身が赤くなります。養殖の場合は飼料中にアスタキサンチン自体を添加します。アスタキサンチンには天然のものと合成のものがありますが、どちらも使われます。
つまり何が言いたいかと言うと、アスタキサンチン食べていなければ身は赤くならないんですよ。
サーモンが赤いのは元々赤いのではなく、飼料中にアスタキサンチンを入れているから。逆に言えばアスタキサンチンを入れていない場合、身は真っ白になります。
鳥のフラミンゴも一緒です。動物園で飼育されているものは餌にアスタキサンチンを添加しないと白くなっていきます。

フラミンゴの色はアスタキサンチンが影響している
で、シナノユキマスにアスタキサンチンが含まれているのか?ほとんど含まれていない。これが養殖のものか天然のものかの記載はありませんが、おそらく養殖のものでしょう。海外じゃそこそこ養殖されているので。
シナノユキマスにアスタキサンチン添加するとか聞いた事ないし、そもそも公式サイトには白身の画像が掲載されています。
別にシナノユキマスが悪いって訳じゃないんですよ。使用原料としては良いと思いますが、アスタキサンチンをアピールする魚ではない。サーモンだったらわかりますけどね。
ちなみにシナノユキマス(信濃雪鱒)は1975年、長野県の佐久にある水産試験場がチェコスロバキアから卵を輸入。当時はロシア語で『ペリヤジ』という名前で呼ばれていましたが、怪しすぎる名前。特産品っぽい名前にしようと当時の長野県知事が『シナノユキマス』って命名しただけです。
もう一度言いますが、別に悪い原料じゃないんですよ。なんかアピールするものが間違っているだけです。ここは普通にEPA・DEAを豊富に含み低アレルゲン・・・とかで良かったと思います。使用原料として減点はしないですけどね。ただアスタキサンチンの効果には期待できません。
その他のタンパク源としてリガロはグレインフリーのフードとなるので、豆類が多く使われていますね。気になるものとしては『エンドウ豆プロテイン』です。その名の通りエンドウ豆に含まれるタンパク質を濃縮したもの。
リガロって高タンパクがウリなので、タンパク値を稼ぎたいのはわかりますが、そこで植物性の濃縮タンパクを使ってしまうと何とでもなる。ここは少し減点しておきましょう。-3
エンドウ豆プロテイン以外も乾燥させた豆類が使用されいます。水分を飛ばしているので当然ですがタンパク質の割合は高くなります。
第一原料は確かにシナノユキマス。そして乾燥シナノユキマスを使用して動物性タンパク質を確保しているのは評価できますが、かなり多くの植物性タンパク質が含まれていると思っておいた方が良いです。
脂質源について
脂質源としてヒマワリ油、挽き割りフラックスシードが使用されています。まずヒマワリ油ですが、これは犬にとって必須脂肪酸となるリノール酸(オメガ6)の供給源です。
次に挽き割りフラックスシードですが、フラックスシードとは亜麻仁の事です。亜麻仁は植物性原料ですが、必須脂肪酸であるα-リノレン酸(オメガ3)が多く含まれるのでドッグフードだと定番の原料です。
ただし亜麻仁に含まれるα-リノレン酸は犬の体内でEPA→DHAと変換する必要があり、その変換も全てが行われる訳じゃないので、利用率が低いと言う欠点があります。
しかしこのフードは魚主体のフードですので、シナノユキマス由来のDHA・EPAが含まれている。ここは心配しなくて良いでしょう。ちなみに『ラム』には乾燥サーモンが、『ターキー』にはサーモンオイルが配合されていました。
肉類のフードにおいてもオメガ3脂肪酸をしっかり考えられているのがわかります。ここを全く考えていないフードが多いので非常に好感持てます。
ドッグフードに含まれる油はオメガ6とオメガ3のバランスが非常に重要となります。これについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。
→ドッグフードの『総合栄養食』とは?飼い主として知っておくべき重要な事
その他原料について
その他の原料として、炭水化物源として乾燥サツマイモ、乾燥ジャガイモ、繊維源として乾燥トマト繊維。ビール酵母はアミノ酸が豊富なのでドッグフードだと定番の原料ですね。
あとはタウリンが添加されているのは良い!最近の研究だとタウリンの不足による心臓病疾患が指摘されています。このフードは魚主体なので魚自体にタウリンは含まれているため、正直いらない気もしますが、『ラム』『ターキー』にも添加されています。これは高評価。
そしてこのフードのコンセプトでもある、プレバイオティクスとプロバイオティクスについて。
用語
プロバイオティクス:腸内フローラのバランスを改善することにより人に有益な作用をもたらす生きた微生物。ドッグフードだと乳酸菌などの善玉菌
プレバイオティクス:大腸内の特定の細菌の増殖および活性を選択的に変化させることより、宿主に有利な影響を与え、宿主の健康を改善する難消化性食品成分。ドッグフードだとオリゴ糖など
乾燥チコリ根、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)が主なプレバイオティクス。プロバイオティクスがプロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、黒麹菌、糸状菌、枯草菌)ですね。
特にプロバイオティクス系ですが、熱に弱いためドッグフードに添加しても意味ないのでは??と言う問題がありますが、公式サイトにはこのように記載されています。
プロバイオティクス微生物が製造工程中に効果を失わないように、特別な方法で製造しています。
この特別な方法とは何なのか??ここは予想になりますが、おそらく後添加。ドッグフードってほとんどのものがエクストルーダーという機械で製造されています。これはドッグフードを粒にする際、高温・高圧となるので、最初から原料混ぜ合わせるとおそらく無理。
なので粒にした後に添加すれば良い、って事ですね。
ところでよく『オイルコーティングが悪』みたな話聞きませんか??あれ完全に国産のプレミアムドッグフードの訳の分からない広告に騙されていますからね??笑
熱に弱いものを粒にした後にオイルと混ぜて粒に定着させる。これは意味ある事です。国産のプレミアムフードってオイルコーティングそもそも設備的にできない癖にノンオイルコーティングとか謎のアピールしているものが多すぎます・・・
その辺の話はこちらの記事で説明しているので良かったら読んでみて下さい。
→国産ドッグフードは『OEM×広告』で信用できない!その理由を『実例』付きで解説
後は不足しているミネラル・ビタミンとなります。
全体的な印象ですが特別変わったものはないが、十分プレミアムドッグフードと言える内容。ただ肉を豊富に使用とアピールしているが、植物性タンパク質が結構多い。その点だけが残念ですね。
リガロ フィッシュの原料表示の情報量について(10点/15点)
ドッグフードの原料表示は多いものから順に記載するルールがありますが、各原料が何%配合されいるかの割合までは記載する義務はありません。実際にプレミアムドッグフードとして販売されている多くのドッグフードも%表示まではしていません。
ではもう一度原料表示を見てみると・・・
原料表示
ホワイトフィッシュ生肉、乾燥ホワイトフィッシュ、乾燥エンドウ豆、エンドウ豆プロテイン、ヒマワリ油*、赤レンズ豆、天然フレーバー、乾燥ヒヨコ豆、乾燥ビール酵母、乾燥トマト繊維、挽き割りフラックスシード、乾燥サツマイモ、乾燥ジャガイモ、塩化カリウム、タウリン、乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乳酸、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、ユッカフォーム抽出物、ミネラル類(食塩、プロテイネイテッド亜鉛、プロテイネイテッド鉄、セレニウム酵母、プロテイネイテッド銅、プロテイネイテッドマンガン)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンA補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉酸、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源))、プロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、黒麹菌、糸状菌、枯草菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
*ミックストコフェロールで保存
※ ホワイトフィッシュとは、信濃雪鱒(シナノユキマス)です
これだとホワイトフィッシュが一番多いのはわかるが、何%使用されているのかわかりません。特にリガロではエンドウ豆プロテインを使用しているので、実際にホワイトフィッシュの使用割合はどうなのか??ここは表示して欲しかったところ。
このように必要最低限の表示内容の場合、当サイトでは10点/15点で評価しています。高タンパクがウリならそのタンパク中に動物性原料が何%なのか?そのくらいは記載して欲しかった所。
RIGARO(リガロ)フィッシュの栄養成分値・バランス(20点/20点)
では次に栄養成分値について、保証成分はこちらになります。
保証成分値
たんぱく質:37%以上、脂質:14%以上、粗繊維:5%以下、粗灰分:10.5%以下、水分:10%以下
オメガ6脂肪酸 1.6% 以上、 オメガ3脂肪酸 0.8% 以上
350kcal/100g
基本的に当サイトの評価基準では栄養バランスについて満点評価となります。犬にとっての最適な栄養バランスなんてものは存在しません。ライフステージや性格、飼育環境によって最適なバランスは違ってきますからね。
ただし最低限クリアすべきAAFCOの基準すらクリアしていない。脂肪酸バランスが悪い。商品コンセプトと合っていない。そんな場合は減点しています。
リガロについては高タンパクがウリのフード。これについては問題ないでしょう。比較的運動量多めで健康なワンコ向けの設計ですね!
脂肪酸バランスも悪くはない。今回はフィッシュを中心に解説していますが、他の商品ラインナップも考えられた設計と言えます。もちろんAAFCOの基準はクリアしています。
RIGARO(リガロ)は安全への取り組みを行なっているか(15点/20点)
当サイトでは安全への取組について①アレルギーの対策、②安全性に関わる認証制度など取得しているか、この2点を特に重要視しています。
まずアレルギー対策について。リガロは『フィッシュ』『ラム』『ターキー』と動物性タンパク源については単一タンパク(一種類の動物性原料)を使用しています。
複数の動物性タンパク源を使用するのは様々な原料から栄養素を得られるというメリットがありますが、既にアレルギー持ちの場合は使いにくくなります。
グレインフリーである事は特別な評価はしません。確かに小麦などはアレルギーの傾向となる事が多いと言えば多いですが、グレインフリーだから絶対安心って訳でもない。
とは言え既にアレルギー持ちの場合は選択しやすい内容にはなっているかと思います。
次に安全性に関わる認証制度について。ドッグフードの製造工場においても安全性に関わる外部認証などを取得している事が増えてきましたが、これに関しては一切の情報がない。OEMあるあるですね!
海外OEMのドッグフードって品質的にはわざわざ海外の工場まで行って製造しているので、どれもそれなりに良いのですが、製造工場の情報が全然ない事が多い。ここは残念。-5点
RIGARO(リガロ)人工の酸化防止剤・着色料を使用していないか(10点/10点)
これについては問題ありませんね。リガロで使用している酸化防止剤はミックストコフェロール(ビタミンE)ですので、天然由来のものとなります。
まあこの価格帯のドッグフードには危険とされている合成酸化防止剤や意味のない着色料が使用されている事ってまずありません。
RIGARO(リガロ)の製造方法について(5点/10点)
当サイトではドッグフードをどのように製造しているか?これについても重要視しています。
ドッグフードってほとんどのものはエクストルーダーという機械で製造されていますが、リガロも形状から判断するにエクストルーダーで作られています。
原料のとこでチラッと説明しましたが、オイルコーティングされていますが、これは別に悪い事じゃありません。コーティングしてようがしてまいが基本ドッグフードには油が入っています。
なんかオイルコーティングしているから油が酸化する・・・みたいな表現を見かけますが、コーティングしていなくても空気に触れる状態で放置してたら酸化しますからね。
当サイトではエクストルーダーで製造している場合は基礎点として5点。その他何か工夫した工程、公式サイトで製造方法の説明をしっかりしている、そんな場合は加点評価しています。
リガロについては基礎点の5点のまま評価しておきます。
RIGARO(リガロ)はスペックに見合った価格であるか?6点/10点
最後に価格について。
当サイトでは単純な価格ではなく、スペックに見合った価格なのか?これを考慮して採点しています。公式サイトには販売価格が記載されていなかったので、Amazonでの価格を紹介します。
袋価格(1.8kg) | kg単価(1.8kg包装) | 袋単価(3.6kg包装) | kg単価(3.6kg包装) | |
リガロ フィッシュ | 4,884円 | 2,713円/kg | 8,789円 | 2,441円/kg |
リガロ ラム | 5,016円 | 2,786円/kg | 9,031円 | 2,508円/kg |
リガロ ターキー | 4,884円 | 2,713円/kg | 8,789円 | 2,441円/kg |
わりと高い部類のフードですね!この価格がスペックに対して高いか安いかですが・・・
正直ちょっと高いと思います。この単価なら他にも選択肢はあります。例えば魚主体で高タンパクなものだとACANA(アカナ )のパシフィカとかですね。私だったらアカナを選びます(笑)
コスパは正直あまり良くない。当サイトの評価としては5点/10点とします。
RIGARO(リガロ)の当サイト総合的な評価は81点!あえてこれを選ぶ理由が少ない
リガロの総合点は81点となりました!悪いフードじゃないですが、あえてこれを選ぶ理由があまりない・・・って印象ですね。
海外製プレミアムドッグフードは高タンパクなもの結構ありますし、もう少し独自性が欲しかった、そんな印象です。ただペットショップなど店頭でも売っているフードですので、購入しやすい、ってメリットはあるとは思います。
リガロにはチキンベースがない。鶏肉は動物性タンパク源として優秀だが原価が安いのでチキンベースの商品ラインナップは基本ある。これがないのはソルビダがチキンベースだから。
チキンはよく使われている原料となるので、アレルギーの傾向としては高い。最近だとチキンフリーを売り文句にするフードも出てきています。※アレルギーは多く摂取しているものに発症する率が高い。
なのでチキンはソルビダ。その他の原料としてはリガロ、そんな感じの販売戦略だろうと思います。
では今回はここまで。こちらに当サイトで紹介した高評価なフードをランキング形式でまとめています。フード選びに悩んだらこちらも参考にしてみて下さい。