ドッグフード評価記事

【North Paw ノースパウ】カナダ産プレミアムドッグフードは『自社工場』が魅力

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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さて今回紹介するドッグフードですがカナダ産のプレミアムドッグフード『North Paw(ノースパウ)』となります!

 

海外製のプレミアムドッグフードって国によって特徴があって、カナダは高タンパク・グレインフリー!そんなイメージがあります。おそらく日本だと一番有名なカナダ産プレミアムドッグフードは『アカナ』『オリジン』だと思いますが、それらもそんな感じ。

 

あと最近紹介した『CHARM(チャーム)』というフードもそんな感じ。

CHARM(チャーム)高タンパクドッグフード|性能・価格面に期待!!

 

今回紹介するノースパウも動物性原料が80〜85%ほど使用されており、高タンパクなフードとなります。運動量多めのワンコ向けフードですね。

 

このノースパウですが2023年のインターペットにも出店されてましたし、近所のペットショップでは試食会のようなものが開催されていました。認知度を高めようと動いている気がします!

 

で、このフードですが結論から言いますと非常に良い。何が良いって自社工場で製造されているプレミアムドッグフードってのが良い。その理由はこれから解説していきますね。

 

North Paw(ノースパウ)はカナダのCOREYという会社が製造している!その利点とは??

突然ですが質問です。

 

この質問に答えられる飼い主さんって非常に少ないはず。当サイトの記事を読んで頂いている方はよくご存知かと思いますが、ドッグフードってOEMまみれです。これは国内も海外もです。

 

OEMとはOriginal Equipment Manufacturing(Manufacturer)の略で、要するに製品(ドッグフード)をどこかの工場に製造してもらい、販売業務だけは自社で行うスタイルですね!

 

図で説明するとこんな感じです。

 

ドッグフードOEMの図解

 

工場って基本的には物を作れば作るほど固定費が薄まりますので儲かります。なので工場サイドとしては他社の製品でも余力があれば製造するメリットがある。製造委託する側は工場の設備投資をする必要がありませんし、場合によっては小ロットでも自社ブランドを販売する事が可能。

 

こんな感じでドッグフードってOEMが活発な業界なんですよ。

 

最近CMがバンバン流れている国産の某プレミアムドッグフードもおもっくそOEMのフードですね・・・笑

 

もちろん中身が良ければOEMであろうが自社製造であろうがどうでも良い。別にOEMが悪って訳ではないのですが・・・OEMってどうしても外部に委託している製品なので製品性能に比べて価格的に高い(場合が多い)。

 

またOEMなら自社で製造するノウハウがなくてもそこそこのフードは用意できちゃいます。これを広告の力でとてつもなく良いフードに見せる。中身は普通なのに莫大な広告費が上乗せされコスパ激悪なフードが多いのなんの・・・

 

様々なフードを見てきましたが、やはり自社工場で製造・販売しているフードの方がコスパも良いし、万が一何かトラブルがあっても自社工場なのですぐ対応できて安心感もある。

 

国産自社工場のフード

余談ですが国産で自社工場で製造・販売しているプレミアムドッグフードなら金虎の『おさかな』がイチオシです

おさかな公式

 

で、話を戻すと今回紹介するノースパウはカナダで1982年に設立された小規模なペットフードメーカー(Corey Nutrition Company)で自社工場持ちです。当然ですがこのノースパウも自社工場にて製造されています。

 

 

 自社工場で製造されているだけである程度の信頼感があります。

 

ちなみにカナダ本国の公式サイトはこちら

https://corey.ca/

 


North Paw(ノースパウ)の商品ラインナップ一覧

ノースパウドッグフードの商品ラインナップ

 

ノースパウには成犬用だと『チキン&ニシン』『ラム&スイートポテト』『チキン&ニシン(小粒)』『シーフード&ロプスター』、この4種類の商品ラインナップがあります。

 

それぞれの成分表示を紹介しておきますね!

 

ノースパウ チキン&ニシンの成分表示

ノースパウ チキン&ニシンの成分表示

一番オーソドックスなものがこれですかね。チキン(チキンミール)と魚粉(ニシン)が主成分。オメガ3系脂肪酸についても亜麻仁に加えニシンのフィッシュオイルが使用。なかなか良い設計だと思います。

 


ノースパウ ラム&スイートポテトの成分表示

主成分はラムミールとターキーミール、そしてサツマイモですね。動物性原料がチキン&ニシンに比べ5%少なくなっています。と言っても80%とかなり高いですが・・・

 

こちらもオメガ3系は考慮されており、脂肪源としてニシン由来のオイルが使用されていますね。

 


 

ノースパウ チキン&ニシン(小粒)の成分表示

ノースパウ チキン&ニシン(小粒)の成分表示

チキン&ニシンの小粒バージョンですね!小型犬の場合はこれで良いかと思います。配合内容的には小粒ではないものと同じ。サイズの違いだけですね。

 


 

ノースパウ シーフード&ロブスターの成分表示

ノースパウ シーフード&ロブスターの成分表示

こちらは穀物不使用に加えて肉系原料を使用していません。またドッグフードの原料としては珍しいロブスターミールを使用しています。

 

実はこちらの商品については読者様より調べて欲しいとの依頼を頂いています。なのでこちらをピックアップして後で評価していきますね!

 

読者からのノースパウ評価依頼文

 

当サイトではこんな感じでドッグフード に関する疑問・評価依頼を受け付けております。もちろん無料です。何か気になる事あればお気軽に連絡ください。

 

 

North Paw(ノースパウ)の3つの特徴を見ていくと面白い事がわかってくる

いつものようにドッグフードの評価をする前にノースパウの特徴について説明しておきます。

 

ノースパウの特徴として公式サイトにはこのように3つの事がアピールされています。

 

ノースパウドッグフードの3つの特徴

 

この3つの特徴を簡単に説明すると、ファイングラインドとは原料微粉砕の事。インフェージョンは真空状態を利用したオイルの浸透方法。フレッシュネスバブルとはパッケージが空気と光を遮断し、また開封後空気を抜きながら封ができる特殊なパッケージ。なんですが・・・

 

私のようにドッグフードオタクだとたまにあるのですが・・・・

 

これどっかで見たぞ!?

 

って事があるんですよ。そう、このアピールの仕方は見た記憶がある。チャームってドッグフードですね。ただし原料の微粉砕とオイルの真空浸透に関しては別にそこまで珍しいって事ではなく、それこそ国内でも大手メーカーは同じ事やっています。

CHARM(チャーム)高タンパクドッグフード|性能・価格面に期待!!

 

 

でもね・・・チャーム公式サイトにある画像を見てください。これがそうなのですが・・・

 

チャームドッグフードの特徴

 

なんか画像が一緒でしょ・・・笑

 

同じカナダのメーカーですし、んんんん???ってなりませんか???

 

原料も最近の流行である『生肉系』を使用するのではなく、ミール系を使用しているのも同じ。魚系原料でニシンが使用されているも同じ。

 

そう・・・おそらくチャームはノースパウの工場で作られたOEMである可能性が非常に高い!

 

これ日本のプレミアムドッグフードでもよくあるのですが、OEMで販売しているメーカーってドッグフードの知識とか全くない(なくても販売できる)場合が多く、当然ですが外注して製造しているので製造ノウハウもない。

 

でもこのご時世ホームページや販売サイトでは何かしらアピールしないといけないですよね??

 

となると製造元からそれっぽいアピール文を引っ張ってくる・・・日本のプレミアムドッグフードでやたらと九州産鶏肉使用!!が多いのってまさにこれです・・・笑

 

ただ日本のプレミアムドッグフードだとOEM委託先の元となるドッグフードとほぼ同じ配合設計・・・酷いものだと全く一緒。そのくせ値段はやたらと高い、ってのはありますが、チャームの場合ノースパウと配合設計は異なりますし成分も違う。ちゃんと考えられたOEMであると思いたいところですね!

 

これはあくまでも予想です(めちゃ自信あるけど)。どのドッグフードがOEMでどの工場で作られているなんかは普通わからない。何なら知らなくても良い事かも知れません。

 

OEMの闇について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい

国産ドッグフードは『OEM×広告』で信用できない!その理由を『実例』付きで解説

 

 

North Paw(ノースパウ)の原材料品質・原料表示の情報量(27点/30点)

ではいつものように使用原料や原材料表示の情報量から評価していきたいと思います!

 

ノースパウには成犬用だと4種類の商品ラインナップがありますが、今回は読者様よりご依頼もありましたので『シーフード&ロブスター』をピックアップして紹介しますね。

 

ノースパウ(シーフード&ロブスター)の使用原料について(15点/15点)

ノースパウ(シーフード&ロブスター)の使用原料はこちら

 

ノースパウ シーフード&ロブスターの使用原料

 

動物性原料およびタンパク質源について

ではタンパク源について。ドッグフードでは配合量の多い順に原材料を記載するルールがあり、最も最初に記載されているものを『第一原料』と呼びます。このフードだとニシンミールが第一原料ですね。その後に魚粉・そしてロブスターミールと続きます。

 

ミールとなっているのでこれらは生魚ではなく『粉状』に加工されたものです。それが悪いって意味ではなく、先ほどノースパウの特徴で原料を微粉砕していると説明しましたが、これはハンマーミルという機械で微粉砕します。そもそも粉状のミールでないと微粉砕できません。生の原料は無理。

 

ノースパウは肉を主原料としたものもそうですが、原料が『ミール』であるのが大きな特徴です。

 

またどうしても〇〇ミールと聞くと粗悪な原料??と感じる方がいますが、全てのミールが悪いって事もない。魚粉もこれは要するに魚ミールですが、養殖場で死んだ魚や人間の食品にならなかったもの。これらを熱加工したものも表示上は『魚粉』ですし、新鮮な魚を丸ごと加工した高品質なものも『魚粉』。

 

ミールが悪いのではなく、良いミールもあれば悪いミールもある、って覚えておいて下さいね!

 

ちょっと余談ですが、私は飼料会社で働いていましたが、一番よく取り扱っていた原料って『魚粉』なんですよ。そこで質問なんですが・・・

 

国産魚粉と輸入魚粉、、、どっちが品質良いと思います??

 

答えば圧倒的に輸入魚粉の方が品質が良い。国産の魚粉ってそれこそ養殖場で死んだ魚、食品加工場で発生したゴミみたいなのをかき集める。で、それを熱加工して魚粉にするのですが、当然ながら身の部分が少ない。するとタンパク値が低くなるんですよ。

 

で、タンパク値の高い輸入魚粉を混ぜてタンパク調整を行う。これを調整魚粉と呼んだりします。ノースパウで使用されている魚粉は原材料となる魚がニシン、シシャモなど魚種が特定されており、品質としては信頼しても良いかと思います。

 

で、あとは珍しいロブスターですよね!これはドッグフードの原料としては初めて見ました!

 

 

生のエビは犬に与えてはいけない食べ物として知られています。その理由はチアミナーゼという酵素が含まれており、これがビタミンB1欠乏症を引き起こすためですね。ただこれは生の場合で、熱加工すればチアミナーゼは失活しますので加熱したものであれば問題ありません。

 

ノースパウで使用しているロブスターは『ミール』ですし、さらにここから粒に加工される際にも熱加工される。チアミナーゼについては全く心配する必要はありません

 

ロブスターの栄養面でタンパク質源はもちろんとして、タウリン、セレンが多く含まれています。タウリンについてはプレミアムドッグフードとして定番の添加物。特に大型犬において不足すると心臓病のリスクが高まると言われており、肉系を主原料としたフードで高品質なものには添加されている事が多いです。(魚が主原料のものには魚にタウリン が含まれているので追加で添加する必要は特にない)

 

セレンについては多くても問題があるし少なくても問題がある。難しい成分なのですが、このフードはAAFCOの基準値を満たしたフードですので基準値内に収まっており特に心配する必要はないでしょう。

 

生のものだと水分値が多く、実質のタンパク源としての割合はどうなのか・・・と悩む必要がありますが、ミール状態で動物性原料が80%となればそのタンパク源はほとんどが動物性由来のもの。豆類にもタンパク質は含まれていますが、微々たるものでしょう。

 

ロブスターという珍しい原料の使用されており、オリジナリティも高い。なかなか良い配合設計だと思います!

 

脂質源について

次に脂質源ですが、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)供給源としてひまわり油、オメガ3脂肪酸供給源としてフィッシュオイル(ニシン)と亜麻仁が使用されています。今回はシーフード&ロブスターを例にしていますが、他の肉が主体のものについてもフィッシュオイル(ニシン)が使用されているのは非常に良い。

 

後で説明しますが、このフードってエクストルーダーという機械で製造され、真空状態にしてオイルを浸透させている。この技法は熱に弱いオメガ3系脂肪酸との相性が良く、脂質源についても非常によく考えられまた製造方法についても評価できます。

 

その他原料について

その他はプレミアムドッグフードとしては定番のものが多いですかね。特に変わった原料はなし。

 

使用原料全体としての総評はオリジナリティも高く、十分に満点評価しても良い内容と言えます。

 

ノースパウ原材料表示の情報量について(12点/15点)

ドッグフードの原材料表示は使用割合の多いものから記載するルールがありますが、各原料が何%配合されているかまで記載する義務はありません。

 

もう一度ノースパウ(シーフード&ロブスター)の原料表示を見てみると・・・

 

ノースパウ シーフード&ロブスターの使用原料

 

ニシンミールが第一原料であるのは良いとして、それが何%なのか??そこがわかりませんよね。ここは若干のマイナス評価をしておきます。ただノースパウについては動物性原料がトータル何%使用しているかは明記されている。シーフード&ロブスターの場合だと80%が動物性原料。

 

採点をする時、各原料の%表示がない場合10点/15点で評価しているのですが、ノースパウはトータルの動物性原料がわかるので少し加点して12点/15点にしておきましょう。

 

余談ですが動物性原料だけでなく、全ての原料について%表示しているフードもあるにはあります。こういうのは信頼性がグッと高まりますね。フィッシュ4などがそうです。

【フィッシュ4ドッグ(スーペリア)】かなりオススメのドッグフードです。理由は原材料表示

 

ノースパウ(シーフード&ロブスター)の栄養成分値・バランス(20点/20点)

次に栄養成分について。保証成分はこちらになります。(シーフード&ロブスターの保証成分)

 

保証成分

粗タンパク質 (最小) 34%、粗脂肪 (最小) 18%、粗繊維 (最大) 5% 、水分 (最大) 10%

カルシウム (最小) 0.9%、リン (最小) 0.5%
DHA (最小) 0.6%
EPA (最小) 0.58%
オメガ 3 脂肪酸(最小) 2.4%
オメガ 6 脂肪酸 (最小) 4%

 

日本語の成分表示には脂肪酸の記載がなかったのですが、カナダ本国のホームページには記載されていたので引っ張ってきました。

 

さすがに動物性原料を80%使っているだけあってタンパク値は34%と高め。それなりに運動量があるわんこ向けのフードですね!

 

脂肪酸バランスも非常に良く、高評価できる内容となっています。

 

ノースパウは安全への取り組みを行なっているか?(18点/20点)

当サイトでは安全への取組について①アレルギーの対策、②安全性に関わる認証制度など取得しているか、この2点を特に重要視しています。

 

まずアレルギーについてですが、ノースパウはグレインフリーのフードです。確かに小麦はアレルギーの原因となる比率が高めではありますが、グレインフリーだから安心って訳でもない。当サイトではグレインフリーだからと特別評価を上げておりません。

 

というか最近のプレミアムドッグフードって大抵がグレインフリーかグルテンフリーですからね。特別珍しくも何ともない。

 

評価できる点としては商品ラインナップに『シーフード&ロブスター』がある点です。シーフード&ロブスター以外のものにはオメガ6供給源として鶏油が使用されていますが、シーフード&ロブスターは家禽系原料を不使用にしている。

 

これは最近増えているチキンのアレルギーを考慮していると思われます。

 

ただせっかくの自社工場生産なので工場での取り組みなど、もう一声何か欲しい!!そんな印象もあります。

 

例えば当サイトで珍しく国産プレミアムドッグフードで高評価している『金虎 おさかな』というフードがあるのですが、これは工場内で原料の混入を防ぐため、特定の原料しか持ち込めない工場を一から作っている。こういうのが欲しいですね!!

 

次に安全性に関わる認証制度について。最近のプレミアムドッグフードは製造する工場について人間の食品と同じく安全性に関わる認証制度を取得する流れになっています。

 

ノースパウを製造している工場ではカナダ食品検査庁(CFIA)、米国農務省(USDA)、米国食品医療品局(USFDA)の監査が入っている認定工場ですのでここは信頼して良いかと思います。

 

上記考慮して18/20点と評価しておきます。

 

ノースパウの製造方法について(7点/10点)

当サイトはドッグフードをどのように製造しているか?これについても重要視しています。

 

冒頭で少し説明しましたが、ノースパウは原料を微粉砕して造粒、さらに粒を真空状態にしてオイルを浸透させています。これをアピールしていますが、実はこれってそこまで珍しい事ではない。

 

日本でも大手のメーカーはやっています。

 

エクストルーダーという機械で製造するとドッグフードの粒中に無数の小さな穴が発生します。この穴があるので真空状態にして内部までオイルを浸透させる。

 

もちろんそんな事しなくても原料と一緒にオイルを混ぜ合わせて粒を作る事もできます。ですがそれをすると特にフィッシュオイルなどオメガ3系脂肪酸源は熱に弱いので劣化してしまう・・・

 

なので粒を作った後でオイルを浸透させるって事ですね!公式サイトにそのオイル浸透について動画で説明しているものがあったので貼っときます。

 

 

でも日本じゃこの方法流行ってないですよね?何ならオイルコーティングは悪・・・みたいな風潮もあります。

 

なぜか??

 

大手メーカーのフードは原料が決して良いとは言えず、イメージが悪い。プレミアムドッグフード(国産)は原料は良いもの使っていても資本力がないので設備がしょぼい。

 

そこにネット上での広告が組み合わさると・・・今みたいな現状になっちゃうって事ですね。

 

『オイルコーティング していないオススメランキング』みたいな記事ありますが・・・そもそも日本のプレミアムドッグフードって基本オイルコーティングしようと思っても出来ない。あれはエクストルーダーで製造して、さらに真空状態にする設備がないと不可能です!

 

オイルコーティング自体が悪ではない、これぜひ知っておいて下さい!

 

で、採点に戻りますと当サイトではエクストルーダーで製造された場合、基礎点として5点で評価しています。ノースパウについては公式サイトでその利点等が説明されているのでちょっと加点して7点/10点で評価しておきます。

 

ノースパウは人工の酸化防止剤・着色料を使用していないか(10点/10点)

これについては問題ありませんね。使用されてる酸化防止剤は天然由来のものです。

 

ただし一点注意点としてph調整剤としてクエン酸が使われています。これ自体危険性があるって話ではないのですが、クエン酸を使用している場合、水でふやかしてはいけません。

 

理由は胃捻転・胃拡張のリスクが高まるから。これは学術論文にも掲載されています。

Risk Factors for Canine Bloat

 

これ案外知らない人多いので知っておきましょう!

 

ノースパウはスペックに見合った価格であるか?8点/10点

最後に価格について。当サイトでは単純な価格ではなく、スペックに見合った価格なのか?これを考慮して採点しています。

 

楽天での価格だとざっくりこんな感じ

 

容量 価格 kg単価
2.25kg 5,500円 2,222円/kg
11.4kg 20,900円 1,833円/kg

 

悪くないと思います。いやむしろかなり良い!

 

チャームってフードが同じ工場で製造されたOEMな気がする・・・って話をしましたが、あれとほぼ同じ単価です。そう考えるとチャーム頑張ってますよね・・・笑

 


 

 

スペックに対する価格は妥当。チャームと同じ8点評価にしておきます。

 

ノースパウ総合評価は90点と高評価!試してみる価値のあるフード!!

ノースパウの総合点は90点と中々の高評価となりました。

 

チャームは84点評価しているのですが、これは自社工場とOEMの差と言いますが・・・やはり公開できる情報量が違ってくるので差が出ちゃいましたね。

 

チャームの記事でも書きましたが、今のプレミアムドッグフードの主流は生肉を多く使用する事です。

 

ですが、生肉をそこまで重要視する必要はあるんかな・・・と。アカナとかオリジンはわかる。あれは生肉というか丸ごと原料で自然由来からの栄養素を摂取しよう、そんなコンセプトがある。

 

鶏肉とか単体のフードならそこまで重要視する必要ないと思うんですよ。単価も上がりますし、生肉って水分多いので実質の栄養素はどうなのか?とわかりにくいし。

 

高品質なミールであればそれで良い気がする、ってのは私でけでしょうかね・・・笑

 

カナダ産プレミアムドッグフードではグレード的にはやはりアカナ・オリジンがやや上。ですが価格面など考慮すると今回紹介したノースパウ、ほぼ同じのチャーム、ここいらは十分検討する価値のあるフードだと思いますよ!

 

余談ですが、アカナ・オリジン・チャームを買うなら楽天のショップサクラソーケンネルがオススメ。倉庫が温度管理されていて価格もお安い。我が家がよく利用しているショップです

 

では今回はこの辺で。こちらに当サイトで評価の高かったフードをまとめたランキング記事を作成しています。フード選びに迷ったらこちらもぜひ参考にしてみて下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

 

 

 

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

金虎公式ショップ

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