今回はニュートロ ナチュラルチョイスチキン&玄米の『小型犬用』について製品性能を徹底評価していきます。このドッグフードは『超小型犬用』『中型犬〜大型犬用』もありますが、小型犬用とは配合設計が違います。
こちらの記事では『小型犬用』を解説していますので注意して下さいね。
さて、このニュートロナチュラルチョイスチキン&玄米ですが、結構売れているドッグフード、Amazonの売れ筋ランキングでも比較的上位になっています。
売れている理由ですが、ニュートロブランドは歴史が長く認知度があり、海外大手メーカーという信頼性がある事。そしてちょうど良い価格帯、これが理由だと考えています。
ペット保険で有名なアニコムがペットに関する支出額調査ってのを発表しているのですが、そこから推定すると小型犬の場合、1,000円〜1,200円 /kgくらいが平均的なドッグフードの価格帯になります。
※ただしペット保険に加入している場合の平均値。ペット保険に加入していない飼い主さんを含めると平均値はもっと低くなる。
ニュートロナチュラルチョイスチキン&玄米はAmazonの価格で1,122kg /kgなんですよね。まさにちょうど良い価格帯!!
ではそんなニュートロナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)の製品性能を評価していきましょう!!
愛犬の健康に直結するドッグフード。動物栄養学に関して素人が製品評価しても信用できないでしょう。私は大学では動物営業学を専攻。その流れで飼料メーカーに入社し毎日のように飼料の配合設計をしてきた実務経験があります。もちろんペットフード案件にも多数関わっています。なので安心して下さいね。
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)を販売しているニュートロってどんな会社?
当サイトではドッグフードの製品性能を評価するにあたり、使用原料や栄養バランス、安全への取組などを評価基準にしていますが、そのドックフードはどんな会社が販売しているか?評価点には加味しませんが、結構重要視しています。
だって変な会社が販売していると心配じゃありません??という訳で販売している会社情報についても少し触れておきましょう。
『Nutro(ニュートロ)』はアメリカの大手ペットフードメーカーで1926年創業の歴史ある会社です。ですが、『Nutro(ニュートロ)』というブランドが残っているだけで、厳密にはアメリカの大手食品メーカーである『マース インコーポレイテッド』に既に買収されています。
マース社はペットフード分野では世界トップの会社。ユーカヌバ、ペディグリー、シーザー、アイムス・・・聞いた事あるブランドも多いかと思いますが、これらは全てマース社傘下のブランド。ニュートロもその1つ。
1部ではマース社に買収されてから品質が悪くなった・・・って話もあります。ただこれは今までの『ニュートロ』への信頼性が非常に高かったのが要因では?と予想しています。
と言うのもニュートロが販売している『ラム&ライス』があるのですが、これかつてめちゃくちゃ売れたドッグフード。日本のドッグフード業界って1990年代に急速に拡大したのですが、当時のフードは原材料がトウモロコシとチキンベースのものばかりでした。
そこでニュートロが『ラム&ライス』のフードを展開。するとアレルギー劇的に改善したため大ヒット!!こんな過去があります。
アレルギーって多く食べられているもほど発症率が高くなります。今でこそラム、米はドッグフードの原料として珍しくありませんが、当時はこれらが『新奇タンパク質』だった。だからアレルギーの改善に効果があった、って事ですね!
新奇タンパク質とは
これまで食べた事のないタンパク質を与えると免疫の過剰反応を抑える・・・つまりアレルギーの発症を防止する効果がある。アレルギーはよく使われている原料ほどアレルギーは発症しやすい(ドッグフードなら鶏肉や牛肉など)。
新奇タンパク質の例としてはウザギ肉、ワニ肉、カンガルー肉など。
こんな過去があるので『ニュートロ』に対する信頼性は高く、良いイメージを持っている愛犬家の方も多い。そこがマース社に買収されて心配・・・こんな感じですね。
買収されたからと言って商品コンセプトは変わっていませんし、ここから品質について評価していきますがコスパ良くて非常に良いフードです。そこは安心して下さい。
では詳しく『ニュートロ ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)』の製品性能を評価していきましょう。
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)の原材料品質・原料表示の情報量(20点/30点)
当サイトではドッグフードの評価基準として6つの項目を採用し100点満点形式にて評価しています。詳しい評価内容を知りたいという場合はこちらの記事を読んでみて下さい。
→ドッグフードランキングサイトが信用できない理由|当サイトが信用されるよう取り組む事
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)の使用原料について(10点/15点)
ニュートロブランドのドッグフードには『ナチュラル』と言う表現が使われていますが、そもそもナチュラルとはどう言う意味なのか??最初にこれを説明しておきます。
ナチュラルと表記するためには『ペットフードの表示に関する公正競争規約』と言う規則を守る必要があり、それによると科学的な合成物や着色料を使用していないものに限り『ナチュラル』や『ネーチャー』と表示することができる、とあります。
ただ総合栄養食の場合、添加物についてビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類のみに化学的合成物を使用している場合は『ナチュラル』や『ネーチャー』と表示することは可能。
※栄養強化のため、合成ビタミン、ミネラル、アミノ酸使用、などと注意書きする必要がある。ニュートロにも記載されている。
つまり『ナチュラル』って書いているが、全て自然由来のものではない(場合もある)、って知っておいて下さい。あまり厳しい規則ではなく、エトキシキンやBHA、BHT等の合成酸化防止剤を使用していない。そのくらいの認識で大丈夫です。
では詳しく使用原材料を見ていきましょう。
チキン(肉)、チキンミール、大麦(食物繊維源)、エンドウマメ、粗挽き米、玄米(食物繊維源)、鶏脂*(オメガ6脂肪酸源)、タンパク加水分解物、米糠、オートミール、亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、ビートパルプ、チアシード、ココナッツ、トマト(βカロテン源)、乾燥卵、パンプキン、ケール、ホウレンソウ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸) *ミックストコフェロールで保存
ドッグフードは配合割合の多いものから順に記載するというルールがあり、一番最初に記載されているもの、つまり最も多く使われている原料を『第一原料』と言います。ニュートロ ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)の場合、チキンが最も多く配合されている、って事ですね!
次にチキンミール。ドッグフードでよく使われる原料ですが、これはレンダリング原料と呼ばれるもの。人間の食品として適さない部分から油を抽出。残ったものを粉砕してものでドッグフード以外にも家畜の飼料や肥料に使われます。
ネットによくあるドッグフード評価サイトだと『〇〇ミールは危険!!』とありますが・・・私は飼料会社で働いていましたのでレンダリング工場にはよく出入りしていました。その経験から言うと危険なものではない。
ただし加工されまくっているので栄養素としては劣化している、またはタンパク値が低い。これはあります。タンパク質は熱に弱いですからね。熱による品質の劣化を『変性』と言いますが、〇〇ミール系は別に危険性はないが、タンパク源の品質として良いとは言えない。そのような認識です。
価格も重要な要素ですので安いチキンミールを使用して原価を抑える、これは仕方のない面もあります。ただニュートロの公式サイトには〇〇ミールについて羽・頭・足などを原料とした『副産物ミール』ではなく、高タンパクでミネラルを豊富に含む良質な乾燥ミールを使用している・・・そのように記載しています。
気持ちはわかります。私はドッグフードの原料について詳しいので、〇〇ミール系の利用価値など理解はありますが、普通はあまり良くない原料という認識でしょう。ここを何とか誤魔化したいのでしょうが・・・
いや、乾燥させたら水分飛ぶので高タンパクになるし、ミネラル多く含む、って事は骨などが含まれている、って事ですからね?
ちょっと苦しい言い訳ですね・・・笑
何度も言いますが、チキンミールはタンパクの質としては品質は良いとは言えませんが、危険なものではありません。この価格帯でチキンが第一原料、チキンミールにてタンパク値を強化、悪くはないと思います。
その他わかりにくいであろう原料を簡単に説明しておくと・・・
- タンパク加水分解物:水の力で分解したタンパク質。利点としては分子構造が分解されるためアレルゲンとして認識されにくく、アレルギー反応を起こしにくい。また消化吸収しやすいので消化をサポートする療法食としても使われる。一部ネットでは危険なものと言われているがメリットもあり気にする必要はなし。
- ビートパルプ:日本語で言うと甜菜(テンサイ)やサトウダイコンと呼ばれる野菜から砂糖を作る過程で発生する副産物。繊維質としてドッグフードによく利用されており腸内環境を整える効果がある。ネットでたまに悪い原料と評価されている事があるが、特に問題ない。
- チアシード:人間だとダイエット用のスーパーフードとして人気のメキシコ原産シソ科植物の種。食物繊維豊富で腸内環境を整える効果が期待できる。
こんな感じでしょうかね。
原料についてまとめておくと特に危険な原料は使われていません。コストを下げるためにチキンミールを使用しており品質面から満点は付けれませんが、悪くはない。一般的なチキンベースの配合設計、そんな印象です。
ちなみに大麦が入っているのでグルテンフリーとは言えません。ただし小麦は多少アレルギーの発症率が高いと知られていますが、大麦はそこまで高くありません。
グレインフリー :穀物全般使用していない
グルテンフリー:小麦、大麦、ライ麦を使用していない
ここはあまり気にしなくても良いでしょう。(もちろんアレルギー持ちの場合は注意して下さいね。)
使用原料について当サイトの評価は15点満点中10点と採点。ちなみにこの採点基準ですが・・・
- 文句の言いようがない原材料・・・・満点
- 動物性タンパク源(肉や魚)が第一原料でかつ品質が良いが、植物性タンパク質で補っている・・・12点 /15点
- 動物性タンパク源の品質がやや悪いものの配合設計としては悪くない。危険な原料も使っていない・・・10点 /15点
こんな感じで採点しています!もちろんさらにマイナス要素があればどんどん減点していきますけどね!
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)の原料表示の情報量について(10点/15点)
次に原料表示の情報量について。当然ですが原料表示が詳細に記載されているほど正確な品質が判断しやすく、また信頼性も増します。
ではもう一度原料表示を見て見ましょう。
先ほども言いましたが、ドッグフードって多く配合されているものから順番に記載するルールがあります。ただしその配合割合までは記載する義務ありません。
つまりこのフードだとチキンが第一原料ですが、それが何%配合されているのかはわからない、って事ですね。ただしっかり%表示までされているドッグフードもあるにはあります。どのドッグフード評価サイトでも高評価されているモグワンどは%までしっかり記載されています。
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌
まあこれはモグワンが親切なだけでほとんどのドッグフードは割合表示していないので仕方ないですけどね・・・
%表示自体はないもののその他は問題ない情報量。当サイトでは原材料の情報量について15点満点中10点の評価とします。
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)の栄養成分値・バランス(15点/20点)
次に栄養成分を見ていきます。
タンパク質:24.0%以上、脂質16.0%以上、粗灰分:10.0%以下、粗繊維:3.5%以下、水分:10%以下 カロリー359kcal /100g
先ほども言いましたが、ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)は原料の配合割合が記載されていません。なので栄養成分についての正確な評価は不可能です。
例えばドッグフードの品質を評価するにあたり『タンパク値』は非常に重要。でもタンパク質はチキンにも含まれていますし、大麦、エンドウマメ、米にも含まれていますよね?
このタンパク質原がどの原料由来のタンパク質なのか??ここが重要なのでしっかり記載して欲しいところ。
ただ私は配合設計をしてきた経験があるのである程度は予想できます。あくまでも予想なのでそこは勘弁して下さいね。
タンパク値の24.0%という数字は悪くありません。プレミアムドッグフードと呼ばれる高品質なものは動物性原料の配合割合が多いのでタンパク質も多くなる傾向があります。25%〜27%くらいのものが多く、それに比べると低いですが十分な数値と言えます。
ただ気になるのは灰分の数値。灰分とはミネラルの事なのですが、灰分を成分分析する際は550℃〜600℃くらいで燃やして残ったもの(灰)を測定します。
骨などが多く含まれていると当然ですがカルシウムの含有量が多くなり灰分の数値も高めになる。特に肉系のドッグフードは生肉のみを使用した場合、灰分の数値は低くなるのでこれはやや高い。
この原因はチキンミールを使用しているからでしょうね。チキンミールの配合割合はそれなりに多いと予想できます。
次に脂質16.0%ですが、これはやや高めの数値。この原因は鶏油を配合しているため。鶏油には皮膚の健康維持に必要であり、犬にとって必須脂肪酸であるオメガ6系脂肪酸(リノール酸)が豊富に含まれています。食いつきを良くするためという理由もありますが、健康面でもメリットはあります。ここは好みでしょうね。
栄養成分・バランスについてまとめると、若干気になる部分はあるが価格帯を考慮すると仕方ない。十分妥協できる範囲だと思います。比較的高タンパクでありながらカロリーは抑えめ。食いつきも良いフードをコスパ良く作ると・・・こんな感じになるのかな、そんな印象ですね!
当サイトの評価としては20点満点中15点と評価します。
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)は安全への取り組みを行なっているか(20点/20点)
当サイトでは安全への取組について①アレルギーの対策、②安全性に関わる認証制度など取得しているか、この2点を特に重要視しています。
ナチュラルチョイスチキン&玄米はアレルギーの発症率が比較的高い小麦を使用していない点、これについては評価できます。またニュートロブランド全体としてみれば魚、ラム、鹿肉、ターキーなど様々な動物性原料の商品ラインナップがあり、これは愛犬のアレルギーに悩む飼い主とって非常に嬉しいポイントですね!
安全性に関わる認証制度などは調べた限り特にはありませんでしたが、ニュートロはアメリカ大手のメーカー。マース社傘下なので世界一のドッグフードメーカーとも言える存在です。
大手メーカーと聞くと日本だと利益優先!みたいなイメージがあるので悪い印象を持たれる方もいるかと思いますが、基本的に大手の方が安全管理はしっかりしています。自社の品質管理基準のレベルが高いですからね。
実際にニュートロは製造現場での品質管理はもちろん、製品の輸送においてもコンテナの混載をしないなど厳しい品質管理を行っています。
そもそもニュートロ自体は『品質の良いドッグフード』というジャンルで歴史も長く、信頼されているブランド。安全への取り組みは十分されていると判断して良いでしょう。長年の実績も考慮して当サイトでは安全への取組について20点満点の評価とします。
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)は人工の酸化防止剤・着色料を使用していないか(10点/10点)
最初に説明しましたが『ナチュラル』という記載をするには人工の酸化防止剤・着色料は使えません。
という訳でこれは全く問題なく10点満点の評価です。一応説明しておくと使用されている酸化防止剤は下記のものとなります。
- ローズマリー抽出物:ハーブ系香辛料の一種であるローズマリーより抽出した天然由来の酸化防止剤
- ミックストコフェロール:トコフェロールとはビタミンEの事。トコフェロールにはα、β、γ、δなど色々と種類があり、それら混合したもの。
- クエン酸:柑橘系の果物に含まれる酸味成分。
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)の製造方法について(5点/10点)
ドッグフードをどうやって作っているのか??つまり製造方法について。これってかなり重要な要素だと思うのですが、あまりそこを詳しく説明しているドッグフードってないですよね。
ニュートロについても製造方法については詳しく説明されていません。ただ公式が配信しているYouTubeの動画には製造している様子が写っていますし、私は飼料会社で働いていたので実物見ればだいたいどうやって製造されいるか判断できます。
結論から言うとドッグフードの製造方法としては一般的なエクストルーダーという機械で作ったフードとなります。
当サイトではエクストルーダーで製造されているドッグフードの場合、基礎点として5点。公式サイトなどで製造方法の説明などしっかり記載されていれば加点する、このように採点しています。エクストルーダーの特徴を知りたい方はこちらの記事に詳しく書いているので良かったら読んでみて下さい。
→金虎の『おさかな』配合設計のプロが徹底評価!国産で魚主体のドッグフードならコレが良い!
という訳で製造方法については10点満点中5点の評価にしています。
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)スペックに見合った価格であるか?10点/10点
多くのドッグフード評価サイトでは単純に価格のみを評価していますが、当サイトではスペックに対して妥当な価格なのか?それも考慮して評価しています。
ナチュラルチョイスチキン&玄米の最も評価している点がここなんですよね。コスパが非常に良い。これはチキン&玄米に限らずニュートロシリーズ全般に言えます。
Amazonだと当サイトが調べた時点では1,122kg /kg。じゃあこれがコスパ良いって根拠を説明しておきますね。多くのドッグフード評価サイトで高評価受けている『このこごはん』というドッグフードがあります。チキンベースのプレミアムドッグフード。広告もかなりされています。
『このこごはん』の原料表示がこれ。
鶏肉(ささみ、レバー)、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布、乳酸菌、セレン酵母、L -トレオニン、ミネラル類(牛骨未焼成カルシウム、卵殻未焼成カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パンテトン酸カルシウム)
で、ナチュラルチョイスチキン&玄米の原料表示がこれ。
チキン(肉)、チキンミール、大麦(食物繊維源)、エンドウマメ、粗挽き米、玄米(食物繊維源)、鶏脂*(オメガ6脂肪酸源)、タンパク加水分解物、米糠、オートミール、亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、ビートパルプ、チアシード、ココナッツ、トマト(βカロテン源)、乾燥卵、パンプキン、ケール、ホウレンソウ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸) *ミックストコフェロールで保存
かなり近い配合設計だと思いませんか?このこごはんは鶏肉以外にもまぐろや鹿肉入っていますが、原料表示は多いものから順に記載するルールがある。つまり後ろに記載されているものは配合割合少ない。あの順番なら大した量入っていません。動物性タンパク源としてはほぼ鶏肉のフードです。
動物性原料が多く含まれているとタンパク値も高くなります。『このこごはん』のタンパク値は21.3%。ナチュラルチョイスチキン&玄米は24.0%・・・んんん??ってなりますよね笑
そして価格ですが、『このこごはん』って定価だと3,850円/kgもします。しかも運賃別途。(定期購入すれば多少安くはなります)。
どっち買います??笑
これがドッグフードの闇ですよね・・・なんで『このこごはん』がこんなに高いか?理由はこちらの記事を読んでもらえればわかると思いますが、結論を言うとアフィリエイトありきでランキング記事作っている金儲けサイトばかりだから。
→ドッグフードランキングサイトが信用できない理由|当サイトが信用されるよう取り組む事
ちなみに当サイトでもアフィリエイトはやっています。が、公平に採点しているのでご安心を。正直言うとアフィリエイト報酬単価が高くてオススメできるフードってモグワンくらいですかね?悔しいですがあれはコスパ良い。
まあ厳密にいうとAmazonとか楽天へのリンクもアフィリエイトですけど、ネットショップ系のアフィリエイトはブログの世界だと物販アフィリエイトと呼ばれていて、報酬は微々たるもんなんですよ。
なのでお金儲け主義のドッグフード評価サイトはAmazonなどで販売自体はされているが、アフィリエイト案件のないものは高評価せず、そもそも紹介すらしていない事も多い。そんな現実があります。
ちょっと話が脱線してしまいましたが、ナチュラルチョイスチキン&玄米のコスパは非常に良い。文句が全くないとは言いませんが、この内容・栄養バランスでこの価格ならメインのフードとして検討する価値十分ありますよ!
ナチュラルチョイスチキン&玄米(小型犬用)当サイト総合的な評価はコスパ・品質共に高評価(80点)
当サイトのナチュラルチョイスチキン&玄米の総合的な評価としては合計80点。特にコスパ面は非常に評価できるフードです。
やっぱり売れているフードにはそれなりの理由がありますよね。ドックフードの価格帯って大手メーカーの販売する格安フードで300円/kgくらい。品質が良いとアピールしているもので1,000円/kg〜、プレミアムドッグフードと呼ばれる高品質なもので2,000円/kg〜
ざっくりですがこんな感じです。価格もドッグフード選びでは重要な要素。毎日与えるものですから安いに越した事は無い。でも安すぎるものは心配・・・って方はこのフード検討してみてはいかがでしょうか?