今回は『ウェルネス』というドッグフードについて紹介。原産国はアメリカのフードですね。
こちらは読者様より評価依頼がありました。
これブログやっている人あるあるなのですが、ブログにコメント貰えるってかなり嬉しいんですよ。だってSNSでさえコメントするのちょっと勇気いる。わざわざブログにコメント頂くって猛烈にテンション上がります。
当サイトはこのようにドッグフードに関するお悩み相談をしていますが、これって私のモチベーションにもなっているのでぜひぜひコメントお待ちしております。依頼は【ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています】この記事のコメント欄、もしくは下記お問い合わせ窓口まで!
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話を戻すと、依頼者さんはウェルネスのフードはあまり目立っていないという印象。確かにハミガキトリーツのウィムズィーズの方が有名かもですね。これね↓↓
これはペットショップでもよく売っているので見かけた方多いかと思います。この手の歯磨きトリーツって好き嫌いがすごい出ますよね。我が家は3頭多頭飼いなのですが、ガシガシしてくれるのはミニピンびびちゃんだけ。あとはすぐ捨てよる・・・結構高いのに・・・
『ウェネス』はこのウィムズィーズを販売しているWellness Pet Companyが販売元。
※元々は『WellPet』という社名でしたが、Wellness Pet Companyに社名変更されています。
品揃えの良いペットショップだと販売しているプレミアムドッグフードですね。やや安価な原料を使っているかな、とも感じますが全体的な仕上がりとしては良いフードだと思います。
では解説していきます。
ウェルネスドッグフードの特徴を使用原料・保証成分から解説|良い点と悪い点
ウェルネスドッグフードはいくつかの商品ラインナップがありますが、今回は代表して『ウェルネスコア ダイジェスティブ 小型犬成犬用・骨抜きチキン&玄米』で見ていきましょう。使用原料と保証成分がこちら。
ダイジェスティブ 小型犬成犬用・骨抜きチキン&玄米 | 原産国:アメリカ 内容量:800g、1.8kg |
【原材料表示】 骨抜きチキン、チキンミール(グルコサミン源)、七面鳥ミール(コンドロイチン硫酸源)、玄米、オートグローツ、大麦、乾燥ビートパルプ、亜麻仁、鶏脂、かぼちゃ、乾燥酵母、クランベリー、チキンエキス、サーモン油、りんご、イヌリン、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、パパイア、ブルーベリー、ざくろ、粗挽きシナモン、粗挽きフェンネル、粗挽きペパーミント、エンテロコッカス・フェシウム、バチルス・コアグランス、ラクトバチルス・デルブレッキイ、ストレプトコッカス・サーモフィルス、バチルス・リケニフォルミス、 バチルス・サブティリス、アスペルギルス・オリゼ(米麹菌)、トリコデルマ・リーゼイ、リゾプス・オリゼ、ラクトバチルス・アシドフィラス、ラクトバチルス・カゼイ、ユッカ抽出物、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、A、B1、パントテン酸、B6、C、B2、ビオチン、D3、B12、葉酸)、ミネラル類(塩化カリウム、亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物) 【保証成分】 タンパク質 34%以上、粗脂肪14%以上、粗繊維4%以下、粗灰分:8.5%以下、水分10%以下 オメガ6脂肪酸:3.5%以上 オメガ3脂肪酸:1.0%以上 カルシウム/リン 2.0%以下/1.3%以下 372kcal /100g |
タンパク質が34%とまあまあ高タンパクな部類のフード。原料表示からは動物性由来のタンパク質も多そうですし、プロバイオティクス、プレバイオティクスについても考慮されている。
また必須アミノ酸ではないが不足すると心臓病への影響が指摘されているタウリンの添加、ミネラルもキレート加工された吸収性の良いもの・・・とプレミアムドッグフードと十分呼べる品質と言えます。
では成分値別により詳しく解説していきます。
タンパク質源について
まずタンパク湿原について。ドッグフードでは使用原料のうち重い順に記載するルールがあり、最初に記載されている原料を『第一原料』と呼んだりします。このフードだと『骨抜きチキン』が第一原料ですね。
骨抜きチキンは生の原料になるので70%くらいは水分、つまり実質のタンパク質はそこまで高くないので、次に続くチキンミール、七面鳥ミールで動物性タンパク源を補強している、そんな内容です。
もちろん植物原料からもタンパク質は供給されているが、メインは動物性と思われます。これがまず良い点。
悪い点は2つ。読者さんもまず感じる部分かと思いますが、〇〇ミールって粗悪な原料なんじゃ・・・って点。チキンミールとはいわゆる『レンダリング原料』と呼ばれる人間の食品に適さなかったものを家畜飼料やペッツフード用に再利用しているものです。このような工程で製造されます。
レンダリング原料について都市伝説的な風評被害がありますが、私は飼料メーカーで働いていましたがのでレンダリング工場にも行った事があります。チキンミールを直接食べた事もある。その経験から言うと昔はともかく、今のものは別に悪い原料って事はない。
ただ熱加工されまくって、さらにドッグフードとして加工する時にもまた熱加工される。それによってタンパク質の変性など劣化するのは事実。
高品質なフードはそれを避けるため、よく言うヒューマングレードの肉を低温で乾燥されたりしますが、ウェルネスに関しては日本のサイトはもちろんアメリカのサイトも調べてみましたが、チキンミールの内容についての記述はありませんでした。
もし低温で乾燥させるなどしていた場合、当然ですがアピールするはず。これはレンダリング原料と見て良いかと思います。
ただこれが完全に悪か?と言えばそうでもない。先ほども言いましたが、生肉は水分が多いので実質のタンパク質はそこまで多くありません。そこで高タンパクのフードはタンパク質を補強するため水分を飛ばしてタンパク質を濃縮させた乾燥原料を使います。それがこのフードだとチキンミールであり、七面鳥ミールです。
ですが、このタンパク補強原料を植物性原料に頼っているフードも多い。脱脂大豆とかエンドウマメタンパクとかですね。
そういう原料を使っていないのは好感持てます。
なのでタンパク質源としては最上級のフードには劣るものの、タンパク質のうち動物性タンパク源がメインと言える配合内容なので悪くはない。そんな印象です。
もう一つ悪い点として、これは悪いというか消費者への見せ方・・・みたいな話ですが、【チキンミール(グルコサミン源)、七面鳥ミール(コンドロイチン硫酸源)】と記載されているじゃないですか?
チキンミールにもコンドロイチンは入っています。わざわざチキンミール、七面鳥ミール、2種類使っている理由ですが、これ一種類だけだと割合が多くなって骨抜きチキンより重くなる。つまり第一原料がミールになるのはイメージが悪い・・・そんな事情を感じますね。
原料表示って工夫次第で何とでもなる、ってのがあって例えば国産のフードでよくあるのですが【生肉(牛、鶏、馬、豚、魚肉))】こういうのを第一原料にする。すると生肉が第一原料だから良いフード!って感じるのですが・・・
そう、原料を複数使う。それをまとめて『生肉』と表示させる事で見た目が良くなります。
ちょっとマイナスな書き方になりましたが、そんなに悪くはない内容だとは思いますよ。
脂質源源について
次に脂質源について。犬にとっての必須脂肪酸・・・つまり食べ物から摂取しなければならない脂肪酸はオメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸となります。
このフードだと鶏脂がオメガ6脂肪酸(リノール酸)源、オメガ3脂肪酸は亜麻仁、サーモン油となります。これは非常に良い内容。オメガ3脂肪酸の中でも犬にとって利用しやすいEPA・DHAを豊富に含むサーモン油を使用しているのは良いですね。
この脂肪酸について詳しく説明すると長くなるので、興味のある方はこちらの記事を読んでみて下さい。
で、ちょっと気になる、というかこれは賛否あるとは思いますが、実際にこのフード買ってみたのですがオイルを後添加していない気がする。画像じゃわかりにくいかもですが、比較してみましょう。比較対象はアカナの小型犬向け『アカナアダルトスモールブリード』で。
アカナの方が表面オイリーなのわかりますかね??
いわゆる『オイルコーティング』ってやつです。日本だとこれ悪のように言われる事多いですが、実はそうでもない。オメガ3のうちEPA・EPAって熱にもの凄く弱いので、最初から混ぜると加工工程の熱でダメになる。だから粒にしてから後で添加する方が良い。
(単純に表面に添加させるのではなく、真空状態にして内部まで注入する特殊な方法もあります)
だから海外製プレミアムドッグフードは表面がオイリーなもの多いのですが、ウェルネスは見た感じしていないっぽい。していてもかなり微量です。
海外製の高タンパクなフードでこれは珍しいですね。個人的にはちょっと勿体ない気もします。
このフードの保証成分には【オメガ6脂肪酸:3.5%以上 オメガ3脂肪酸:1.0%以上】と記載されており、オメガ3の割合自体は結構高いのですが、EPA・DHAの表記がない。(EPA・DHAについては表記のある方が珍しいが・・・)
オイルコーティングは絶対嫌、って方もいるので難しいところではありますが、当サイトの見解としてはこれは海外製プレミアムドッグフードなので、ちょっと残念かな、って感じですね。
その他良い点と悪い点
タンパク質、脂質に関してですが十分プレミアムドッグフードと言える内容ですが、最上級のものと比べるとちょっと見劣りするかな・・・そんな印象です。
ただその他は良いですね!
まず重要なのはウェルネスって自社工場で生産されている事。ドッグフードって日本も海外も製造を委託するOEMが非常に多い。
OEMについて良く知らない方はこちらの記事を読んでみて下さい。
色々なフードを調べてきましたが、やはり自社工場のフードの方が配合設計にプライドを感じますね。ここがまず1つ。
あと製品内容で言えば、『消化』『腸内環境』に関して真剣に考えられている配合内容と言える。って事。具体的にはまず消化に関して。これなぜか日本のサイトでは書いていないのですが、このフードには『消化酵素』が入っています。
1 One Hemoglobin Unit (HUT) of proteolytic (protease) activity is defined as the amount of enzyme that produces, in one minute under specified conditions (40°C, pH 4.7), a hydrolysate whose absorbance at 275 nm is the same as a solution containing 1.10 μg per ml of tyrosine in 0.006N hydrochloric acid.
2 One Cellulase Unit (CU) is that activity that will produce a relative fluidity change of one in five minutes in a defined carboxymethylcellulose substrate under the conditions of an assay (40°C, pH 4.5).
3 One Dextrin Unit (DU) of alpha-amylase activity is defined as that amount of enzyme that will dextrinize soluble starch at the rate of 1g per hour at 30°C.
タンパク質分解酵素のプロテアーゼ、セルロースを加水分解するセルラーゼ、そして犬が持っていない消化酵素のアミラーゼですね。これはデンプンを分解する消化酵素です。
そして『腸内環境』についてはプロバイオティクスですね。プロバイオティクスとは町内で有益な作用をするいわゆる善玉菌を直接取り込む、そんな意味ですがこれもしっかり入っている。そしてアメリカのサイトの方には菌数もしっかり記載されている。
で、この酵素とプロバイオティクス類をブレンドし粒にコーティングしている。そんな工夫があります。酵素なんかは特に熱に弱いですからね。これをやっているフードはかなり少なく、非常に高評価できる点ですね。
全体的な印象としては主原料、主成分に関しては改善の余地はあるが、悪いって程ではない。コストの問題もあるので仕方がないかな、とも感じる。その他はオリジナリティもあり、コンセプトに合った配合内容。トータルで見れば十分高品質なプレミアムドッグフード。
あえて悪い点を挙げるとすれば容量のバリエーションが800g、1.8kgだけと少ない事。小型犬一頭とかなら良いが、もう少し容量多いものもあった方が助かる。
こんな感じですね!
意外と助かるな、と感じるのが高タンパクフードってグレインフリーにする事が多い。そうなると穀物使えないので炭水化物源に豆、芋を使います。すると豆類にアレルギーあると困る。品質が良いフードってだいたい豆使っていますからね。豆使っていない高品質なフード探している方にはオススメです。
で、品質面とはあまり関係ない話ですが、Wellness Pet Companyって北米独立系では最大のメーカーなんですよ。ドッグフード業界って他社を買収しまくってバチバチにやりあっている・・・そんな業界です。アカナ・オリジンを製造しているチャンピオンペットフーズ社までもがマース傘下になっていますからね。
そんな中、独立系・自社工場持ちのウェルネスにはぜひ頑張って欲しいところです。
ウェルネスの商品ラインナップ|それぞれの特徴を紹介
ウェルネスドッグフードにはいくつかの商品ラインナップがあります。先ほどは『ウェルネスコア ダイジェティブヘルス』を紹介しましたが、他にどんなものがあるのか?またフードの特徴は?など紹介しておきます。
ウェルネスドッグフード|ウェルネスはホームセンタームサシの専売品
まずウェルネスドッグフードの『ウェルネス』は一般的には販売されておらず、ホームセンタームサシの専売品となります。
ホームセンター系でオリジナルフードを販売するのは良くあります。例えばコーナンが販売している 『LIFELEX』、DCMの『ワンちゃんのごはん』など。こういうのは比較的低価格帯のものをOEMで製造している事が多い。
一方でこの『ウェルネス』は製造元のブランド名はそのままで専売品としてプレミアムドッグフード枠で販売。珍しいパターンです。
これは購入経路の限られているので、これくらいの説明に留めておきます。小型犬のパピー用〜シニア用まで販売されています。
ウェルネスドッグフード|穀物不使用
穀物不使用のグレインフリータイプはパピー用と成犬用だと小型犬用、全犬種用が販売されています。前犬種用はまあ中型犬〜とって感じですね。粒も大きいので。
小型犬用の原材料および保証成分がこちら。
穀物不使用 小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥 | 原産国:アメリカ 内容量:800g、1.8kg |
【原材料表示】 骨抜き七面鳥、チキンミール、えんどう、レンズ豆、ひよこ豆、サーモンミール、鶏脂(ミックストコフェロールで酸化防止)、トマトポマス、じゃがいも、粗挽き亜麻仁、サーモン油、トマト、チキンエキス、にんじん、ほうれん草、さつまいも、ブルーベリー、りんご、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、コンドロイチン硫酸、ユッカ抽出物、グルコサミン、ミネラル類(塩化カリウム、亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、ビタミン類(コリン、E、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、ナイアシン、A、アスコルビン酸、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、ビオチン、B12、葉酸)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物) 【保証成分】 タンパク質 32%以上、粗脂肪16%以上、粗繊維5.5%以下、粗灰分:8.5%以下、水分10%以下 オメガ6脂肪酸:3.5%以上 オメガ3脂肪酸:1.0%以上 カルシウム/リン 1.3%以下/1.0%以下 366kcal /100g 価格:3,581円/1.8kg kg単価:1,989円/kg(Amazon)2024年1月4日調べ |
先ほど紹介した『ダイジェティブヘルス』は玄米とか大麦を使用しているのでグレインフリーではありません。その穀物部分を豆類に置き換えたタイプのフードですね。
豆類からのタンパク供給がそこそこありそうですが、タンパク質少し高めのグレインフリータイプのフードとして十分に良い内容。価格もAmazonで調べたのですが1,989円/kgと妥当なラインだと感じます。
一応注意点として日本のサイトには記載されていないが、アメリカのサイトには記載されてる事でこの一文があります。
Manufactured in a facility that also processes grains.
穀物も使用している工場で製造されています。みたいな意味ですが、これグレインフリーじゃないフードも同じ製造ライン上で作られたりするので、稀にコンタミ(混入)する事があります。
ただこれはウェルネスが危険とかそういう話ではなく、だいたいどこの工場も同じです。むしろこういう注意書きしている方が親切とも言える。特にアレルギーがないのであれば過度に心配する必要はありません。
重度の穀物アレルギー持ちでどうしても心配、って場合は工場で穀物を一切使用していない(持ち込む事もしない)、そんなフードしかない。そんな場合は国産のフードとなりますが、こちらオススメです↓
ウェルネスドッグフードについて最安値はAmazonでしょうね。公式がAmazonで販売しているので、Amazon定期便にすればちょっと安くなります。
→Amazonで穀物不使用 小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥を見る
→楽天で穀物不使用 小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥を見る
→Yahooショッピングで穀物不使用 小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥を見る
全犬種用のものは小型犬用のものとは粒のサイズだけじゃなく、配合内容も全く違う別のフードとなります。これも実際に購入して画像紹介したいところなのですが、弱小ブログサイトで資金難。ご理解頂けると・・・
穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚 | 原産国:アメリカ 内容量:800g、1.8kg |
【原材料表示】 白身魚、じゃがいも、えんどう、メンハーデン(魚)ミール、ひよこ豆、乾燥粗挽きじゃがいも、キャノーラ油(ミックストコフェロールで酸化防止)、トマトポマス、粗挽き亜麻仁、トマト、フィッシュエキス、にんじん、さつまいも、ほうれん草、りんご、ブルーベリー、チコリ根抽出物、ガーリックパウダー、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、コンドロイチン硫酸、ユッカ抽出物、グルコサミン、ミネラル類(亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、A、アスコルビン酸、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、ビオチン、B12、葉酸)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物) 【保証成分】 タンパク質 26%以上、粗脂肪12%以上、粗繊維5.25%以下、粗灰分:8.0%以下、水分10%以下 オメガ6脂肪酸:2.5%以上 オメガ3脂肪酸:1.25%以上 カルシウム/リン 1.0%以下/0.8%以下 356kcal /100g 価格:3,756円/1.8kg kg単価:2,087円/kg(Amazon)2024年1月4日調べ |
タンパク値自体はちょっと抑え気味になっていますが、魚は原価が高いので小型犬用のものよりやや単価が高くなっていますね。
悪いフードではないですが、おそらくこのフード使う方って小型犬でも大きめ。中型犬〜の方が多いと思うので1.8kg容量はちょっと使いにく気もします。もうちょっと容量多く単価もそれに応じて安いものがあった方が良い気が・・・
こちらもAmazonがおそらく最安値です。
→Amazonで穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚を見る
→Yahooショッピングで穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚を見る
ウェルネスドッグフード|ウェルネスコア(高タンパク・穀物不使用)
『ウェルネスコア』と既に紹介した『ウェルネスコア ダイジェスティブ』の何が違うのか?これちょっと分かりにくと思いますが・・・
- 穀物が入っているか?
- 消化酵素が入っているか?
この2点ですね!日本のサイトは消化酵素についての記載がないのでちょっと混乱するかと思います。
つまり『ウェルネスコア』は高タンパクのグレインフリータイプのフード。ダイジェティブヘルスよりも高タンパクになっているので原価は高くなりそうですが、特殊原料の消化酵素を使用していないためその分は単価が落ちる。
結果、ダイジェスティブと同じ単価になっている。どちらが良いかは何とも言えないですね。
ウェルネスコア 小型犬 成犬用(1~6歳) 骨抜き七面鳥 | 原産国:アメリカ 内容量:800g、1.8kg |
【原材料表示】 骨抜き七面鳥、七面鳥ミール、チキンミール、レンズ豆、えんどう、乾燥粗挽きじゃがいも、鶏脂(ミックストコフェロールで酸化防止)、トマトポマス、粗挽き亜麻仁(オメガ-3脂肪酸源)、チキンエキス、サーモン油(オメガ-3脂肪酸源)、ほうれん草、ブロッコリー、にんじん、パセリ、りんご、ブルーベリー、ケール、スペアミント、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、ユッカ抽出物、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、A、B1、パントテン酸、B6、B2、ビオチン、D3、B12、葉酸、C)、ミネラル類(亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、鉄タンパク化合物、硫酸第一鉄、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物) 【保証成分】 タンパク質 36%以上、粗脂肪15%以上、粗繊維5.0%以下、粗灰分:9.0%以下、水分10%以下 オメガ6脂肪酸:3.0%以上 オメガ3脂肪酸:0.5%以上 カルシウム/リン 2.0%以下/1.3%以下 374kcal /100g 価格:3,902円/1.8kg kg単価:2,168円/kg(Amazon)2024年1月4日調べ |
ウェルネスドッグフード|ダイジェスティブヘルス
最後に既に紹介したダイジェスティブヘルスですね。ちなみに『ダイジェスティブ』というのは英語で「消化の・消化を助ける」みたいな意味です。
その根拠は?ってなるとプロバイオティクス、プレバイオティクス、そして消化酵素となる訳です。価格はAmazonが最安値でkg単価:2,168円/kg。この内容でこれなら十分検討する価値のあるフードかな、と感じます。
ウェルネスドッグフードはどんな場合にオススメなフードか?
ではウェルネスドッグフードがどんな場合にオススメか?それを書いていきます。
- 高タンパクなフードを与えたいがオイルの後添加が苦手
- 高品質なフードを与えたいが、豆類が苦手(アレルギー)
- お腹が弱い。消化酵素に期待して試してみる
この3つかな、と感じます。
まず油の後添加。つまりはオイルコーティングですが、これ自体は当サイトとしては悪いとは思っていません。何度も言っていますが熱に弱いオメガ3(DHA・EPA)を添加しやすいというメリットもあります。
ただドッグフードのお悩み相談をしていると、そもそも油の匂いが苦手、ってワンコもいます。そこで国産のプレミアムドッグフードを検討する訳ですが、海外製に比べるとタンパク値は低く、動物性原料の割合は低い・・・と悩む。
こんな場合は試してみても良いかと。
次にアレルギー。グレインフリーの高タンパクフードはいくらでもあるが、穀物使用していて高品質、高タンパクなフードってあまりない。豆類・・・特にエンドウマメがダメって声もちらほら聞きますので、そんな場合はダイジェスティブヘルスは検討する価値あり。
そして消化酵素がどの程度効果があるか?これは個体差もあるし何とも言えませんが愛犬のお腹が弱くフード選びで悩んでいる方は一度試してみると良いかと思います。全体的な仕上がりとしては良いフードですしね。
今回、依頼者さんがウェルネスのドッグフードは目立っていない・・・って感想ありましたが、これって私も感じており、何が特徴のフードなのかイマイチ伝わっていない、と感じます。
ペットショップでも売っている海外製プレミアムドッグフードで高タンパクなもの。対抗馬だとアカナ・オリジンは『圧倒的なブランド力』、ペットカインドは『トライプ』みたいに特徴あるフードが多いですからね。
ただ今回解説したように『消化酵素』という要素は期待して良いと思います。気になる方はぜひ試してみて下さい。
ではでは今回はこの辺で。こちらにオススメのフードをまとめておりますので、良かったら参考にしてみて下さい。
→ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています