ドッグフード評価記事

高品質過ぎるドッグフード!?リアルネイチャードッグフード・レイクタートルを評価!

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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今回紹介するのは台湾が原産国の『リアルネイチャードッグフード』。多分ほとんどの方は知らないフードじゃないかな、と思います。

 

リアルネイチャードッグフードはNo.1〜No.5まで商品ラインナップがあって、それぞれの商品名がこちらになります。

 

No.1 プレイリーラム
No.2 フォレストチキン
No.3 オーシャンサーモン
No.4 リバーダック
No.5 レイクタートル

 

今回はその中でも『No.5 レイクタートル』を紹介していきたいと思います。

 

このフード凄いですよ。ドライフードだと総合的な評価なら『アカナ・オリジン』、自然系なら『CARNA4』、オーガニックなら『ヤラー(YARRAH)』、、、こんな感じでジャンルごとに凄いフードってありますが・・・

 

リアルネイチャーのレイクタートルは使用原料がエゲツない。これ以上のものってあるかな??って思っています。

 

あ、レイクタートルって何??ってなるかと思いますが、『すっぽん』ですね!

 

 

ちなみにお値段もエゲツない。Amazonだと7,590円/2kg。kg単価だと3,795円/kg!!めちゃ高いですよね!!

 


 

ドライフードで3,000円/kg超えだすと逆に怪しいフードが多いです。中身大した事ないのに広告費かけまくって無駄に高いフードとかね。でもこのフードはわかる。この値段になっても仕方ないな、、、と。

(No.5レイクタートル以外は2,000円/kgちょっとです。これだけが突出して高いフードとなっています)

 

では今回はそんな『リアルネイチャードッグフード・No.5レイクタートル』について解説していきます。

 

この記事は国産プレミアムドッグフードをボロカスに酷評した内容ですが、ドッグフードの製造方法と製造方法の違いによる特徴を詳しく解説しています。先にこちらを読んで頂けると今回の記事が理解しやすくなるかと思います。

国産ドッグフードランキングを見て購入する前に『フードの特徴』を理解しよう!

 

リアルネイチャー・レイクタートルの使用原料がとんでもなく高品質!

さっそく使用原料および保証成分を見ていきましょう。

 

リアルネイチャードッグフード・No.5レイクタートル 総合栄養食
【原材料表示】

新鮮な肉(フリーズドライ台湾スッポン)、新鮮な魚貝(サーモン、ホタテ)、精製台湾蓬莱米、動物脂肪(米国薬局方検証済み南米アンチョビ油、鶏脂肪、混合トコフェロールで酸化防止)、オーツ麦、加水分解鶏肉ペプチド、亜麻仁、エクストラバージンオリーブオイル、フリーズドライ台湾スッポン卵、ビート、台湾フリーズドライ野菜(人参、南瓜、キャベツ、ほうれん草、他季節により異なる)、台湾フリーズドライ果実(りんご、他季節により異なる)、アルファルファ、有機酸(乳酸、クエン酸)、ナノ天然毒素吸着剤(天然鉱物及び酵母)、アミノ酸キレート鉱物複合体(鉄、マンガン、銅、亜鉛、セレン、コバルト)、加水分解レシチン、コラーゲントリペプチド(魚皮由来)、, コエンザイムQ10、タウリン、複合消化酵素(プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、βグルカナーゼ)、グルコサミン、コンドロイチン、βグルカン、有機亜鉛、有機クロム、Lカルニチン、複合プロバイオティクス(乳酸菌、乳酸菌LP28、ビフィズス菌ロンガム種、枯草菌)、ユッカシジゲラ抽出物、マリーゴールド抽出物(ルテインの源)、メチオニン、トリプトファン、植物抗酸化物質(緑茶、ミント、ローズマリーエキス)、複合ビタミン(A、B1、B2、パントテン酸、B6、葉酸、B12、被覆アスコルビン酸、D3、天然ビタミンE、コリン)

100gあたり78gのフレッシュな肉類

【保証成分】

粗たんぱく質:26.5%以上 粗脂肪:13.5%以上 粗繊維質:4.0%以下 水分:10.0%以下

 

カルシウム:1.1%以上 リン:0.9%以上

 

オメガ3脂肪酸:1.2%以上 オメガ6:オメガ3=2.3-2.6、 DHA & EPA:1.05-1.2%以上

 

カロリー:360kcal/100g

 

主原料として使用されているフリーズドライ台湾スッポンについて

まず注目すべきはこのフードに使用されている肉類の割合が78%もあるという事。

 

そしてその78%と動物性タンパク源が高配合にも関わらず、第一原料(原料表示の一番最初)にフリーズドライのすっぽんが記載されている事。これがエゲツない。

 

というのもこれがフリーズドライではなく、ただの生肉であればわかります。水分値が多いので重量比で重くなるのは当然・・・ですがフリーズドライなので水分値は高くない。それが第一原料になるってのは・・・そうなんです。エゲツない!これ原価めちゃくちゃ高いと思います。

 

ドライフードって特に高タンパクなものはタンパク値を確保するため『乾燥肉』を使用します。生肉だけだと水分値が多くタンパク質の割合が少ないためですね。

 

乾燥肉について粗悪な原料と言われる『〇〇ミール』と混同してしまう方がいますが、〇〇ミールとはレンダリング原料と呼ばれ、要するに人間の食用に適さない部分を加熱乾燥してミールにしたもの。

 

参考までに『チキンミール』の製造工程を紹介しておきます。

 

チキンミールの製造工程

チキンミールの製造工程

 

資源の有効活用という観点から全否定はできないのですが、製造工程で熱加工されまくっている。さらにドッグフードの粒に加工する工程でも熱加工される。これでタンパク質の変性が進み、劣化する。つまり良質なタンパク質とは言えない・・・

 

これが〇〇ミールです。

 

一方で乾燥肉は人間の食べる部位を使用。高品質なフードだとタンパク質の劣化を防ぐため低温で乾燥されたりもします。世界的に評価されているドライフードで『オリジン』ってフードがありますが、オリジンだと乾燥肉を『ディハイドレート鶏肉』と表記していますね。ディハイドレートとは『ゆっくり低温で乾燥させた』ってイメージです。

 

ただ低温とは言え熱加工されているのは変わりないです。

 

じゃあ熱加工せずに乾燥させるには??ってなると『フリーズドライ』になる訳ですが、これ加工賃が滅茶苦茶高い。なのでドライフードの原料として使うのは現実的じゃない。だからほとんどのメーカーは使用していない、って事ですね。

 

フリーズドライだとK9とかが有名ですが、めっちゃ高いでしょ?

 

 

また、すっぽんって何となく体に良い、ってイメージがあるかと思いますが、実際にその栄養素は素晴らしく、犬の必須アミノ酸10種類を全て含んでおり、犬の要求量が高い亜鉛・鉄分などミネラルも豊富。さらにさらに不足しがちと言われているオメガ3系脂肪酸(EPA・DHA)も含むと文句の付けようがない原料なんですよね。

 

犬の必須アミノ酸

アルギニン、イソロイシン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、メチオニン、ロイシン、リジン、この10種類

タンパク質は体内で分解され最終的にアミノ酸になる。動物性タンパク質も植物性タンパク質も分解すればアミノ酸じゃないか・・・ってなりますが、植物性タンパク質はこの必須アミノ酸のバランスが悪い。なので動物性由来のタンパク質の方が犬にとっては望ましい。

 

加水分解鶏肉ペプチドについて

加水分解についての図解

もうひとつ注目すべき点として『加水分解鶏ペプチド』が使用されている点。

 

タンパク質はペプチド結合でつながった長い鎖のようなもの。それを加水分解によってペプチド結合を切ると短い鎖の『低分子ペプチド』や『アミノ酸』になります。これの利点は消化吸収しやすくなる事と、食物アレルギーはタンパク質に反応するので、加水分解していると反応しにくくなる、この2つですね。

 

加水分解には色々と方法があるのですが、リアルネイチャーは最も安全性が高いと言われる酵素加水分解法が採用されています。

 

ちなみにこのタンパク質を加水分解するのは療法食なんかでよく使われていますね。

 

リアルネイチャーの『機能性フード』という考え方

リアルネイチャーでは良質な栄養素を摂取するドッグフード・・・に留まらず、特別な成分を配合する事によって『消化器官の健康』『皮膚・毛並みの質』『関節ケア』『アレルギー症状(炎症)の回復・緩和』など食事によって健康状態を最適化する『機能性フード』とアピールしています。

 

確かにこれはそうで、様々なドッグフードを調査してきましたが、プレミアムドッグフードと呼ばれる高品質なフードで、『この成分・原料良いな』って感じるものが全部入っている・・・そんな配合設計です。

 

プロバイオティクス、プレバイオティクス、消化酵素類、動脈硬化のリスクを下げる葉酸、関節ケアの効果が期待できるグルコサミン・コンドロイチン 、免疫力強化と抗ガン作用が注目されているβグルカン・・・なんか全部入っています!!

 

一応言っておくとこれらの効果は過度に期待しちゃダメです。わかりやすいのが関節ケアを目的としてグルコサミン・コンドロイチン。これプレミアムドッグフードならほぼ配合されていますけど、関節ケアに効果があるって科学的根拠はありません。

 

あとβグルカンもそう。これは免疫機能を活性化させるので間接的にがん細胞を攻撃する・・・みたいな感じでアピールされている事があります。他のフードだと霊芝とかアガリスク、ハナビラタケもそれ系ですね。ですが、これもらも科学的な根拠はない。

(※リアルネイチャーはその手の誇大広告はしていません)

 

ただ全く効果がないかと言われれば、そこはなんとも言えない・・・あったら良いな、くらいに思っておきましょう!

 

個人的には好きですけどね!あったら良いなシリーズ・・・笑

 

薬機法に引っかかるような誇大広告しているフードは嫌いですが!!

 

リアルネイチャーのレイクタートルの配合内容をまとめると、原料の品質が物凄く高い。消化吸収性に優れ、プレミアムドッグフードで良いとされている成分・機能性原料はだいたい全部入っている。そんなフードです。

 

リアルネイチャー・レイクタートルの原材料品質・原料表示の情報量(30点/30点)

簡単にレイクタートルの性能についてまとめましたが、ここからはいつものように使用原料や保証成分を細かく見て評価していきます!

 

リアルネイチャー・レイクタートルの使用原料について(15点/15点)

ではもう一度原料表示を見てみましょう。

 

使用原料

新鮮な肉(フリーズドライ台湾スッポン)、新鮮な魚貝(サーモン、ホタテ)、精製台湾蓬莱米、動物脂肪(米国薬局方検証済み南米アンチョビ油、鶏脂肪、混合トコフェロールで酸化防止)、オーツ麦、加水分解鶏肉ペプチド、亜麻仁、エクストラバージンオリーブオイル、フリーズドライ台湾スッポン卵、ビート、台湾フリーズドライ野菜(人参、南瓜、キャベツ、ほうれん草、他季節により異なる)、台湾フリーズドライ果実(りんご、他季節により異なる)、アルファルファ、有機酸(乳酸、クエン酸)、ナノ天然毒素吸着剤(天然鉱物及び酵母)、アミノ酸キレート鉱物複合体(鉄、マンガン、銅、亜鉛、セレン、コバルト)、加水分解レシチン、コラーゲントリペプチド(魚皮由来)、, コエンザイムQ10、タウリン、複合消化酵素(プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、βグルカナーゼ)、グルコサミン、コンドロイチン、βグルカン、有機亜鉛、有機クロム、Lカルニチン、複合プロバイオティクス(乳酸菌、乳酸菌LP28、ビフィズス菌ロンガム種、枯草菌)、ユッカシジゲラ抽出物、マリーゴールド抽出物(ルテインの源)、メチオニン、トリプトファン、植物抗酸化物質(緑茶、ミント、ローズマリーエキス)、複合ビタミン(A、B1、B2、パントテン酸、B6、葉酸、B12、被覆アスコルビン酸、D3、天然ビタミンE、コリン)

 

動物性原料およびタンパク質源について

ドッグフードでは配合量の多い順に原材料を記載するルールがあり、最も最初に記載されているものを『第一原料』と呼びます。このフードだと『新鮮な肉(フリーズドライ台湾スッポン』が第一原料となります。

 

すっぽんについては既に説明したので割愛しますが、すっぽん以外にサーモンやホタテも配合、かなりリッチな配合内容となっています。良質な動物性タンパク源に加えて加水分解鶏肉ペプチドも配合。非常に消化吸収性が良い内容となっていますね。

 

脂質源について

次に脂質源について。このフードだと脂質源として『米国薬局方検証済み南米アンチョビ油、鶏脂肪』が配合されています。アンチョビってのはカタクチイワシの事で、要するに『魚油』です。

 

オメガ3脂肪酸源(DHA・EPA)としてアンチョビ油、オメガ6脂肪酸(リノール酸)源として鶏脂肪、オメガ3とオメガ6は犬にとっての必須脂肪酸となり、食べ物から供給するしかないですが、このバランスが非常に大事。

 

ただオメガ6脂肪酸が不足する事ってまずなく、不足しがちなのはオメガ3脂肪酸。高品質なフードはこのオメガ3についてしっかり考えられた配合内容となっています。保証成分を見てみると【DHA & EPA:1.05-1.2%以上】としっかり配合されており安心して良いです。

 

その他原料および使用原料まとめ

その他原料として既に簡単に説明しましたが、このフードってプレミアムドッグフードの特徴が全て入った・・・そんな配合内容になっています。

 

腸内環境を整えるプロバイオティクス:複合プロバイオティクス(乳酸菌、乳酸菌LP28、ビフィズス菌ロンガム種、枯草菌)

消化を助ける酵素類:プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、βグルカナーゼ

動脈硬化の予防・心臓機能の強化:コエンザイムQ10、トリプトファン・葉酸

骨・関節サポート:グルコサミン、コンドロイチン

皮膚ケア:加水分解レシチン

 

などなど・・・あとユッカシジゲラ抽出物とナノ天然毒素吸着剤(天然鉱物及び酵母)が配合されています。天然毒素吸着剤ってのが何かよくわかりませんが、おそらくはゼオライトかな?と。アンモニアを吸着する効果があり、これらによって便臭を抑える効果が期待できますね。

 

これだけ機能性原料を配合しているフードってまずない。リアルネイチャーが『機能性フード』とアピールしているのも納得の内容です。

 

あとこれアレルギーに悩んでいる飼い主さんも試す価値ありです。すっぽんはまずドッグフードに使われていない原料ですし、新奇タンパクと言っていい。

 

新奇タンパクとは

これまで食べた事のないタンパク質。今までに食べたことがあまりないため免疫が過剰に反応を示す可能性が低く、ドッグフードだとカンガルーやワニ、ウサギ、カエル、昆虫などが新奇タンパク質として知られている

 

加水分解鶏肉ペプチドは既に説明した通り低分子化されているのでアレルギーが発症しにくい。鶏脂肪についても精製したものってその製造工程でタンパク質が除去されるので、大丈夫だったりする。(微量なタンパク質の残留はあり得るので重度の鶏アレルギーならやめておいた方が良いですが・・・)

 

かなり低アレルゲンなフードでもあると言えますね!

 

評価としてはもちろん満点評価。

 

リアルネイチャー・レイクタートルの原材料表示の情報量について(15点/15点)

ドッグフードの原材料表示は使用割合の多いものから記載するルールがありますが、各原料が何%配合されているかまで記載する義務はありません。

 

リアルネイチャー・レイクタートルの原料表示を見てみると残念ながら割合(%)表示はされていない。

 

ただし公式サイト上に動物性原料がトータル何%配合されているかは記載されている。レイクタートルなら78%が動物性原料ですね!これだけ入っていれば十分!特に減点する事もないかな・・・と、ここは満点評価にしておきます。

 

リアルネイチャー・レイクタートルの栄養成分値・バランス(20点/20点)

次に栄養成分について。保証成分はこちら

 

保証成分

粗たんぱく質:26.5%以上 粗脂肪:13.5%以上 粗繊維質:4.0%以下 水分:10.0%以下

カルシウム:1.1%以上 リン:0.9%以上

オメガ3脂肪酸:1.2%以上 オメガ6:オメガ3=2.3-2.6、 DHA & EPA:1.05-1.2%以上

カロリー:360kcal/100g

 

当サイトでは栄養成分値の項目に関しては基本的に満点評価となります。同一犬種であっても運動量も生活環境だってそれぞれ違う。ベストな栄養成分なんてものはありません。

 

リアルネイチャーは公式ブログ上で『高タンパク=良いフードではない』と明言しています。確かにタンパク質の数値ではなく、何由来のタンパク質なのか?そのアミノ酸バランスは??ってのが重要です。

 

例えば大豆系原料で『濃縮大豆タンパク』というものがありますが、これはその名の通り、油と水分を抜き取ってさらにタンパク質を濃縮したもの。こういうの使えばタンパク値はいくらでも誤魔化せます。

 

リアルネイチャーはここまで多くの動物性原料を使用しているが、そこまでタンパク値が高くない・・・これって植物性タンパク質の供給源がほとんどないからですね。今のプレミアムドッグフードって大体がグレインフリーもしくはグルテンフリーです。そうなると豆類を使う。この豆からのタンパク質が多いフードがあるのも事実。

 

ついでに言うとリアルネイチャーの公式サイトを読むと豆類をやや否定しています。その理由は吸収を阻害する抗栄養因子を含んでいるから。これちょっと補足説明しておくと、抗栄養因子とは大豆などに多く含まれる『トリプシンインヒビター』の事を言っているのだと思われます。トリプシンインヒビターとは消化酵素(トリプシン)の働きを阻害する物質ですね。

 

消化吸収性にかなりこだわってるリアルネイチャーなのでこういう理由から豆類を排除したのかな、と予想しています。

 

コンセプトと合った配合内容と成分値、良い内容だと思いますよ。海外性プレミアムドッグフードはスペックが高すぎるため避けている、って方も多いですし気になる、って方も多いのではないでしょうか?

 

 

脂肪酸数値もしっかり記載されており、その数値も素晴らしい。評価はもちろん満点評価にしておきます。

 

リアルネイチャーは安全への取り組みを行なっているか?(20点/20点)

リアルネイチャードッグフードが取得している安全に関わる認証一覧

当サイトでは安全への取組について①アレルギーの対策、②安全性に関わる認証制度など取得しているか、この2点を特に重要視しています。

 

アレルギーについては既に説明した通りですが、全体的に定アレルゲンの原材料を使用しており、今回はレイクタートルを中心に解説していますがその他異なる原材料の商品ラインナップもあり選択肢も多い。一定の評価をして良いと思います。

 

そして安全性に関わる認証制度について。リアルネイチャーはSNQという台湾の国家認証を取得している。正直言うとこれがどのレベルの認証制度なのかはわかりません。ただISO22000を取得している、ってのは高評価できます。

 

ISO22000は国際的な規格となりますので、これを取得しているって事は世界的に通用するって事ですね。ISOにも色々とあるのですが、ISO22000は『食品安全マネジメントシステムに関する国際規格』となり、何のことか難しいですが、簡単に説明すると・・・

 

品質管理システムを取り入れて食品の安全を確保し、安心安全な食品を消費者に届ける品質管理の規格・・・こんな感じでイメージして下さい。

 

ISO22000は食品工場でよく取り入れられる規格です。ペットフード系でこれを取得しているのは珍しいです。(最近じゃ増えてきましたけどね)

 

余談ですが、ISO22000をさらに強化した国際規格で『FSSC22000』ってのがあります。これを取得しているのがベルギー産のプレミアムドッグフード『ブラバンソンヌ』です。

 

リアルネイチャーを紹介していて言うのもアレですが、特にこのレイクタートルは高すぎる・・・安全なフードを探している方はブラバンソンヌ、オススメですよ!

 

リアルネイチャーの製造方法について(10点/10点)

リアルネイチャードッグフード実物の画像

リアルネイチャーはドーナツ型の形状を採用しており、この利点は表面積を多くして胃の中で消化吸収がしやすくなる事。

 

製造方法的にはエクストルーダーで作られたEPです。EPって何??って方はこちらの記事を読んでみて下さい。

 

ネット上ではおそらく一番売れている『モグワン』ってフードがありますが、形状はそれと似ていますね。モグワン以外だとドイツのプレミアムドッグフード『ハッピードッグ』のパピー用なんかもこういう形です。

 

で、これEPなのでそれなりに高温・高圧で加工される事になりますが、ここで気になるのは原材料入っている酵素類は意味あるのか??って事。

 

これは予想になりますが、酵素を原料と混ぜてエクストルーダーに流すと高温で酵素は失活する。なので粒に造粒した後でアンチョビオイルと混ぜ合わせ後添加しているのじゃないかな?と予想しています。

 

これだけ消化吸収について考えられているフード。意味もなく酵素入れないはず。

 

当サイトではただエクストルーダーでの製造だと基礎点5点で評価しています。リアルネイチャーはエクストルーダーの弱点をカバーする工夫が感じられる。フリーズドライ原料を使っているのもそう。造粒工程でどうしても熱加工されるので、原料段階では極力熱加工を避けている・・・

 

ここは満点評価しておきましょう。

 

リアルネイチャーは人工の酸化防止剤・着色料を使用していないか(10点/10点)

これについては問題ありませんね。使用している酸化防止剤は植物抗酸化物質(緑茶、ミント、ローズマリーエキス)となり自然由来のもの。もちろんその他危険とされている保存料や着色料は使用されていません。

 

リアルネイチャーはスペックに見合った価格であるか?6点/10点

最後に問題の価格について。

 

当サイトでは単純な価格ではなく、スペックに見合った価格なのか?これを考慮して採点しています。今回はリアルネイチャーの中でも一番癖が強いレイクタートルのを解説して行きましたが、その他の商品ラインナップについても価格紹介しておきます。

 

価格はAmazonのものを引っ張ってきました。

 

価格(税込)2kg包装 kg単価
No.1 プレイリーラム 4,345円/2kg 2,173円/kg
No.2 フォレストチキン 5,380円/2kg 2,690円/kg
No.3 オーシャンサーモン 5,380円/2kg 2,690円/kg
No.4 リバーダック 4,862円/2kg 2,431円/kg
No.5 レイクタートル 7,590円/2kg 3,795円/kg

 

レイクタートル・・・突出して高いですよね・・・

 

原材料見ていたらわかる。高くなるのは理解できるが・・・さすがにオススメできる価格帯からは逸脱している・・・

 

レイクタートル以外は普通にコスパ良いと思いますよ。この品質で2,000円/kgちょっとならコスパ良い。よく分からない広告費まみれの国産プレミアムドッグフード買うならこっちの方が圧倒的にお得です。

 

レイクタートルは特殊すぎて評価不能ですね!

 

悩みに悩んだのですが、6点/10点と評価しました!

 

リアルネイチャー・レイクタートルの総合点は96点!でも高い!

リアルネイチャー・レイクタートルの総合的な評価ですが96点とかなりの高評価になりました!

 

このフードでおそらく飼い主さん達が気になるのって『台湾産』ってどうなんだろ??ってのがあると思います。実は台湾って日本より犬の飼育頭数多いって知っていました??

 

2017年のデータとなりますが、台湾の犬飼育頭数は1,777千頭。これはマイクロチップの登録数からの数字なので実際はもっと多いです。一方で日本の飼育頭数ですが、7053千頭くらい。

 

台湾って日本の1/5くらいの人口、それでこれだけ犬飼育されているって凄くないです??

 

もちろんそれだけペットブームって事はフードに関しても高品質なものが求めれらている訳で、ペットフードの輸入額は年々増えていっているみたいですね。

 

で、そんな台湾のガチプレミアムドッグフードがこのリアルネイチャー!

 

私はこのフードの原材料表示を始めてみた時にちょっと悔しい気持ちになりました。だって国産のプレミアムドッグフードでここまでのものあるか??間違いなくないですね!

 

興味のある方はリアルネイチャー試してみて下さい。レイクタートルはちと高いですが、その他は使いやすいスペックでコスパも良いと思いますよ。

楽天でリアルネイチャードッグフードを見る

Amazonでリアルネイチャードッグフードを見る

Yahooショッピングでリアルネイチャードッグフードを見る

 

では今回はこの辺で。こちらに当サイトで評価の高かったフードをまとめたランキング記事を作成しています。フード選びに迷ったらこちらもぜひ参考にしてみて下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

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