ドッグフード評価記事

【ペロリダ】国産・低温押出し式の高品質なドッグフードを紹介!

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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今回紹介するドッグフードはペロリダ(PEROLIDA)というフード。当サイトでは珍しく国産のプレミアムドッグフードの紹介です。

 

販売会社は株式会社ゼフィール。ペットアパレル系の『IDOG&ICAT』を運営している会社です。ご存知の方も多いのではないでしょうか?そこがドッグフードを開発、販売したって事ですね!

 

で、このフードなんですが、実は記事公開するまでに色々とありまして・・・

 

というのもこの記事は販売会社さん(株式会社ゼフィール)から商品を紹介する記事を書いて欲しい!と依頼を頂いたんですよ。ありがたい事に飼い主さんから依頼を頂くことは多々ありますが、販売会社からの依頼は珍しい。

 

当サイトはアフィリエイトやOEM、表示上の誤魔化しなど販売者側にとって不都合な事を平気で書いています

 

記事依頼するという事は『商品について良い事を書いて欲しい』、そのような考えと予想できますよね。なので最初は断るつもりでした。記事書く事自体は良いですけど、期待している内容の記事にはならないと思うので、他サイトに依頼した方が良いですよ・・・

 

ってお伝えしました。

 

 

すごい失礼な内容だし、多分これで返信こないだろな・・・と思っていた訳ですよ。

 

でも返信がきた!

 

 

これ返信メールの一部ですが、なんかとても丁寧な内容の返信が送られてきてですね・・・ちょっと反省しました。そしてやたらとウチのサイトを褒めてくれる・・・

 

ここまで言われたらそりゃ書きます!

 

 

もちろん記事は『公平』に書きますけどね。

 

他にも商品内容についての質問など色々とやり取りはありましたが、そのやり取りを記事内で『公開して良い』と承諾を頂いています。それには販売者側にとって決してプラスではない事も含まれています。

 

それでも公開して良い!これ・・・すごく好感持てませんか!?フードの内容に自信がある証拠とも言えます。

 

では解説していきましょう!

ペロリダ公式

ペロリダ(PEROLIDA)の特徴|国産・低温押し出し式で期待できるフード!

ペロリダは低温押し出し式、海外だとコールドプレス製法などと呼ばれる製法で作られているフードです。この低温押し出し式について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。

 

 

当サイトでは国産の低温押し出し式については積極的にオススメしていませんでした。魅力を感じるフードがあまりないし、だいたいOEMのフードです。OEMってどこの工場で製造しているか基本公開していません。

 

低温加工なのでタンパク質の変性など栄養素の劣化は起こりにくい。しかし低温加工なので食中毒など高温加工のエクストルーダー製に比べややリスクは高い。どの工場で作っているか公表していない時点でオススメするもんでもないかな、と。

 

ところがなんとペロリダ製造工場を公開しています。まずここが信頼度高い。ちなみに製造工場は株式会社ワイエス・ワンってとこですね。富山の会社です。富山県農林水産総合技術センターにて定期的な微生物検査も実施しているので安心感もある。

株式会社ワイエス・ワンHP

 

このOEMについて何度も言っていますが、OEM自体は悪い事じゃないんですよ。ただ袋だけ違う中身一緒、オリジナリティのカケラもないフードが蔓延している事。そしてそういうフードは内容に対してあまりにもコスパが悪い。

 

どんなフードがOEMで中身一緒なのか興味のある方はこちらの記事を読んでみて下さい。有名どころがだいたいそうなのでビックリすると思いますよ。

国産ドッグフードランキングを見て購入する前に『フードの特徴』を理解しよう!

 

またオリジナリティってのは変わった原材料を使う、とかそういう意味じゃなくて、ドッグフードに使える原料なんて無数にあります。ワンコのことを考えて配合設計したら自然とオリジナリティのあるフードになります

 

ペロリダは製造工場も公表しているし、配合内容もオリジナリティがある。国産・低温押し出し式のフードで久々に面白いフードが出てきたな、と感じます。

 

では配合内容を見ながら詳しく解説していきます。

 

ペロリダの原材料品質・原料表示の情報量について(27点/30点)

 

ペロリダにはHORSE MEAT(馬肉)とSALMON&CHICKEN(サーモンと鶏)、2種類の商品ラインナップがあります。

 

それぞれの原料表示および保証成分はこちら

 

HORSE MEAT(馬肉) 内容量:1kg (総合栄養食)
【原材料表示】

馬肉、乾燥おから、脱脂大豆、タピオカでん粉、ビール酵母、鰹節粉、オリゴ糖、海藻カルシウム、ひじき、テンサイ粉、イソマルトデキストリン、リン酸三カルシウム、魚油、オリーブオイル、植物抽出物、寒天、ローズマリー抽出物、こんにゃく粉、ローヤルゼリー、亜麻仁オイル、酵母タンパク、乳酸菌、塩化ナトリウム、ヤシガラ炭粉末、ミネラル類(鉄、亜鉛、ヨウ素、セレン、銅)、ビタミン類(A,B2,B5,B12,D,E,葉酸、コリン)

【保証成分】

タンパク質 25.0%以上、粗脂肪10.5%以上、粗繊維 3.5%以下、灰分:5.0%以下、水分 13.0%以下

 

カリウム:1.1%、リン:0.5%

 

カロリー:355kcal/100g

 

SALMON&CHICKEN(サーモンと鶏) 内容量:1kg (総合栄養食)
【原材料表示】

トラウトサーモン、鶏ムネ肉、ポテトフレーク、馬鈴薯でん粉、米粉、鰹節、ビール酵母、さつまいも、海藻カルシウム、オリーブオイル、ひじき、黒糖蜜、クランベリー、ホエイパウダー、リン酸三カルシウム、寒天、オルニチン塩酸塩、ひらたけ粉、ビフィズス菌、ローズマリー抽出物、ミネラル類(鉄、亜鉛、ヨウ素、セレン、銅)、ビタミン類(A,B2,B5,B12,D,E,葉酸、コリン)

【保証成分】

タンパク質 25.0%以上、粗脂肪10.5%以上、粗繊維 3.0%以下、灰分:5.0%以下、水分 13.0%以下

 

カリウム:0.8%、リン:0.5%

 

カロリー:380kcal/100g

 

どちらもタンパク値はそこそこ高く、低脂質。あと比較的低リン。ここに魅力を感じる方も多い気もします。ただしリンと並べて表記するならカリウムじゃなくてカルシウムの方が良いかと。多分ここ気にする方も多いので表示内容について検討して下さい!

 

では今回はHORSE MEAT(馬肉)を主に解説していきます。

 

まず前提として低温押し出し製法なのでデンプンのα化について考慮されているか?

使用原料について解説する前に低温押し出し製法なので、まず最初に確認しておくべき事。デンプンのα化がされているか?ですね。

 

ドッグフードの多くはエクストルーダーという機械で製造されますが、これは高温・高圧で加工されるため、製造工程でデンプン質がα化されます。低温押し出しの場合はこれがされないので、事前に調理してα化させておく必要があります。

 

デンプンのα化についての図解

 

ホームページ上ではこれ判断できなかったため、担当者に直接聞きました。(実は低温押し出しの特徴をわかっているか?と試してみた・・・ってのもあります)

 

 

あえてα化というワードを使わず質問投げてみたのですが・・・しっかりした回答が返ってきました!

 

製造工場に全て丸投げしているフードならこの回答は返ってこなかったでしょう。α化については安心して良さそうです。

 

動物性原料およびタンパク質源について

ドッグフードでは配合量の多い順に原材料を記載するルールがあり、最も最初に記載されているものを『第一原料』と呼びます。ペロリダのHORSE MEATだと馬肉が第一原料ですね。

 

良い点として公式サイト上に馬肉を主成分として40%以上配合していると割合がしっかり記載されている点。海外製プレミアムドッグフード は割合まで開示しているものも多いのですが、国産はまずありません。ここが素晴らしい。

 

馬って他の動物より体温が高く雑菌が繁殖しにくいって特徴があります。だから馬刺しで食べる事が可能なのですが、低温加工はやはり雑菌のリスクがあるので、馬肉をチョイスしたのは良いですね!

 

ただし40%配合されているとは言え、生肉ですので水分が多く含まれている。つまり実質のタンパク質は思ったよりも少ない。そこで乾燥おから、脱脂大豆、ここからタンパクを補強している。そんな内容になります。

 

さて、ここで1つ疑問が出てきました。例えばこの脱脂大豆なのですが、その名の通り大豆に含まれる油を抜いた後のもの。つまりタンパク質が濃縮された状態のものです。悪い原料とは言いませんが、アミノ酸バランス、消化性などから見ると動物性のものの方が良い。

 

妥協せず仕上げたレシピと言っていたがここは妥協していないのか!?って話ですね。

 

これね・・・わたし性格悪いな、と自分で思いつつわかった上で直接聞いてみました。

 

 

めっちゃ正直!価格も重要な要素ですし、ここは仕方ないと思います。むしろ工夫の範疇。

 

当サイトでは国産・エクストルーダー製なら『金虎 おさかな』ってフードをオススメしていますが、あれも脱脂大豆入っていますしね。

 

 

最近思うのですが、国産と海外製ドッグフードは同じ土俵で比較するのは難しい。公開している情報量にかなり差があります。そんな中ペロリダは動物性タンパク源の使用割合も開示しているし、十分評価できる内容と言えます。

 

脂質源について

次に脂質源について。魚油、オリーブオイル、そして亜麻仁オイルが使用されています。

 

オメガ3系に寄った配合内容な印象で。犬にとっての必須脂肪酸、つまり食べ物から摂取しなければならないのはオメガ3とオメガ6となります。魚油、亜麻仁オイルがオメガ3脂肪酸源。

 

オリーブオイルはオメガ6(リノール酸)も含まれていますが、オメガ9系(オレイン酸)が7〜8割と多く酸化しにくいという特徴があります。そして悪玉コレストロールを減らしてくれるという効果も。

 

馬肉自体にもリノール酸は含まれていますし、リノール酸が不足する事ってまずない。だからこのような配合にしたのかな、と。

 

でね、評価すべきポイントは『魚油』を使用している点です。魚油に含まれるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は犬にとって非常に良い脂肪酸ですが、熱に弱いため高温・高圧で加工されるエクストルーダーは不向きです。

 

海外製の場合、ドッグフードの粒を作った後に添加する事でこれを防止しているのですが、日本はオイルコーティングのイメージが悪い。また工場設備の関係でそもそも後添加が出来ないため、魚油って基本使っていません。

 

そのため亜麻仁が多く使われていますが、亜麻仁に含まれるオメガ3はαリノレン酸。αリノレン酸は犬にとって利用率が低く、その効果を疑問視する研究報告が数多くあります。詳しく知りたい方はこちらの記事で↓

 

 

ペロリダは低温押し出し式なので魚油由来のEPA・DHAが期待できる。ここが良いですね!

 

その他原料および使用原料まとめ

その他わかりにくであろう原料を解説しておきます。イソマルデキストリンとは水溶性の食物繊維の事、トウモロコシなどのデンプンに酵素を作用させて製造されます。腸内善玉菌のエサとなるいわゆる『プレバイオティクス』ですね。

 

乳酸菌も配合されており、プロバイオティクスの作用も期待できます。

 

プレバイオティクス:菌のエサとなるものを摂取する事

プロバイオティクス:善玉菌そのものを摂取する事

 

さらにローヤルゼリーとかなり特殊な原料も。犬用サプリメントではみた事あるが、ドッグフードだとはじめて見た気がします。女王蜂だけが食べる特別な食べ物ですが、豊富なアミノ酸に加え各種ビタミン・ミネラル、免疫力向上や老化防止と様々な効果があると言われています。

 

主原料も悪くない内容。独自性のある機能性原料も配合されており配合設計にこだわりも感じられる。良いですね!ここは満点評価しておきます。

 

評価項目 点数 備考 採点 ※満点は15点
【タンパク質】
高品質と納得できる原材料を使用しているか? -5〜5 ヒューマングレード 4点
動物性原料が主なタンパク質源と納得できるか? -5〜5 脱脂大豆等で一部補強 3点
乾燥系動物性原料の品質は良いものを使用しているか?(不使用の場合3点) -5〜3 不使用 3点
その他オリジナリティなど加点要素 0〜3 0点
【脂質】
オメガ3脂肪酸について考慮された原料か? -3〜3 魚油使用 3点
その他オリジナリティなど加点要素 0〜1 0点
【その他】
機能性原料を使用しているか?(プロバイオティクスなど) 0〜1 1点
その他オリジナリティなど加点要素 0〜1 独自性のある機能性原料 1点
15点/15点

 

ペロリダの原料表示の情報量について(12点/15点)

ドッグフードの原料表示は多いものから順に記載するルールがありますが、各原料が何%配合されいるかの割合までは記載する義務はありません

 

ペロリダも原料表示上には%表示されていませんが、既に説明した通り、公式サイト上には『40%以上配合』としっかり明記されています。ここは評価できるポイント。

 

もちろん細かな事を言えば主原料以外の割合表示、脂肪酸の成分表示などもっと欲しい情報はありますが、国産プレミアムドッグフードでそこまで詳しく情報開示しているフードはありません。あくまでも国産の括りですが情報量が多い部類と言えます。これ以上は今後に期待ですね!

 

当サイトでは原料表示について必要最低限のみ記載されている場合は10/15点で採点していますが、少し加点して12/15点で採点しておきます。

 

ペロリダの栄養成分値・栄養バランスについて(20点/20点)

 

保証成分

HORSE MEAT(馬肉)

タンパク質 25.0%以上、粗脂肪10.5%以上、粗繊維 3.5%以下、灰分:5.0%以下、水分 13.0%以下

カリウム:1.1%、リン:0.5%

カロリー:355kcal/100g

 

当サイトでは栄養成分値についてAAFCO(全米飼料検査官協会)の基準を満たした総合栄養食、もしくはFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の基準を満たしている場合、栄養成分値の項目については特に減点していません。

 

AAFCOやFEDIAFの基準を満たしているから高品質・・・って話でもないのですが、良いフードはこれら基準は自然とクリアしています。

 

また成分値についてもこれが絶対に正解!ってものもありませんからね。我々飼い主が愛犬にどれくらいの内容が合っているか把握するのが大事。そう考えています。

 

ペロリダの成分値はタンパク25%と高タンパク過ぎない内容。そして脂肪10.5%とやや低脂肪な部類です。当サイトの看板犬ウィペットごまちゃんのように寝ている時以外は走り回っている・・・って場合は海外製の高タンパク・高脂質の方が合っていますが、多くのワンコにはこれくらいが良いと思います。

 

評価項目 点数 備考 採点
【栄養成分】
AAFCOもしくはFEDIAFの基準を満たしているか? 0〜10 総合栄養食 10点
【脂肪酸数値】
オメガ3およびオメガ6の数値について記載があるor使用原料から良いバランスと判断できる 0〜5 成分値はないが魚油から判断 5点
15点/15点

 

ペロリダは安全への取り組みを行なっているか(15点/20点)

当サイトでは安全への取組について①アレルギーの対策、②安全性に関わる認証制度など取得しているか、この2点を特に重要視しています。

 

まずアレルギーについてですが、ペロリダはHORSE MEAT(馬肉)とSALMON&CHICKEN(サーモンと鶏)、共にグルテンフリーのフードとなります。

 

ペロリダのアレルギーへの対策について

今のプレミアムドッグフードってだいたいのものがグルテンフリーかグレインフリーになっています。当サイトとしてはグレインフリーにこだわる必要はそこまでないが小麦グルテンフリーである方が望ましい。そんな考えです。

 

理由は小麦って犬にとって栄養価的に良いか?って言われるとそうでもない。そしてアレルギー傾向は実際に多いから。

 

ロイヤルカナン 犬のアレルギー原因グラフ

royal canin grain free diets or badより

 

こちらロイヤルカナンが発表した犬のアレルゲンの割合グラフですが、Wheat(小麦)が比較的多いことが分かります。ちなみに悪い原料の代表格のように言われるトウモロコシって実はアレルゲンとしてはそう多くない。

 

ドッグフードって穀物のような炭水化物源ってほぼ入っているじゃないですか?あれって確かに原価を抑える意味もありますが、粒の形にするため増粘剤のような役割も担っています。ハンバーグ作る時の『つなぎ』みたいなイメージですね。

 

なので炭水化物に否定的な海外性高タンパク・高脂質なドッグフードでも炭水化物源は多少入っている、って事。(グレインフリーにするため豆類などがよく使われる)

 

グレインフリーにするとGI値が低いものが使われる傾向になるので、肥満防止的なメリットもあるのですが、グレインフリーが絶対に良いのか?ってなるとそうでもない。

 

例えば『大豆』ってタンパク質を補強するのによく使われますが、濃縮大豆タンパク(soy protein concentrate)と言ってタンパク値がめちゃくちゃ高いものなんかもあります。水分値が高く重量の重い生肉を使って第一原料にする。重量は軽いがタンパク値が高いこういう原料を使ってタンパク値を稼ぐ。

 

そうするとほぼ大豆由来のタンパク値ですが、見た目にはなんか良さそうな『グレインフリーのドッグフード』が出来ちゃう、って事です。

 

犬にとって動物性由来のタンパク質と大豆由来のタンパク質、アミノ酸バランスや消化吸収性で考えた場合、当然ですが動物性の方が良い。このようにグレインフリーだから良いって話でもないので注意して下さいね。

 

説明が長くなってしまいましたが、ペロリダはグルテンフリーのフード。今となってはグルテンフリー、グレインフリーのフードはいくらでもありますので特別な評価はしませんが、アレルギーについて最低限の部分は考慮されています

ペロリダの製造工場での安全対策

既に説明しましたが、ペロリダはドッグフードとしては珍しく製造工場がどこか公開しています。株式会社ワイエス・ワンです。

 

これって意外と重要で『富山県農林水産総合技術センターにて定期的な微生物検査も実施している』と言いましたが、これ製造工場を公開しているからわかるのであって、隠されていると何の情報も入ってきませんよね。

 

国産・海外産共にドッグフードってOEMが非常に多く、製造工場の情報は入りにくい。この点非常に評価できるポイントです!

 

ただ最近の傾向として安全性に関わる外部認証など取得する流れもあり、その点はちょっと弱い。

 

株式会社ワイエス・ワンが製造しているドッグフードでペロリダ以外にも『DOZO』ってドッグフードがあります。あれも製造工場を公開していましたが、株式会社ワイエス・ワンはそういうスタイルなのかな?と予想しています。

 

評価としてはDOZOで15/20点評価にしていますので、それに合わせておきます。

 

ペロリダは人工の酸化防止剤・着色料を使用していないか(10点/10点)

これについては問題ありませんね。使用されている酸化防止剤はローズマリー抽出物で自然由来のもの。

 

あとビタミンEも酸化防止剤として機能していますが、これら天然由来のものですし安心して良いです。

 

ペロリダの製造方法について|実物を画像と動画でも紹介(5点/10点)

 

多くのドッグフード評価サイトではドッグフードの製造方法について全く触れていませんが、当サイトではドッグフードがどのように作れているかについても重要視しています。

 

ペロリダは既に説明した通り『低温押し出し式』で製造されています。

 

エクストルーダー、オーブンベイク、特殊なものだとエアドライ、フリーズドライ、、、ドッグフード(ドライフード)でも色々と製造方法はあるのですが、圧倒的に多いのはエクストルーダー。

 

それぞれにメリット・デメリットがあるのでどれが良い、とは一概に言えないのですが、当サイトではエクストルーダーの場合は基礎点として5点、その他なにか独自性のある工程や製造方法のデメリットを補う工夫、公式サイト上で製造方法についての説明がされている、そういうのがあれば加点しています。

 

ペロリダについては公式サイト上での説明はないものの、直接担当者よりデンプンのα化についてなど情報は聞けている。迷ったのですが5/10点で評価しておきます。

 

というか低温押し出し式には色々とメリットはある。もっと公式サイト上でその点アピールして方が良いと思いますけどね!

※低温押し出し式の特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。

コールドプレス製法のドッグフードとは?エクストルーダー製と比較

 

ペロリダの実物を画像と動画で紹介

こちらペロリダの実物となります。

 

あとエクストルーダー製に比べて低温押し出し式のものは水にふやかしやすい、って特徴があります。そちらも試しておきました。シニア犬などで多いですが、何かしらの事情でフードと同時に水分も摂取させたい、って場合はエクストルーダー製より使いやすい。参考にして頂ければ。

 

 

次に動画で紹介。我が家のワンコ達に実食してもらいました!当サイトのInstagramリール動画となります。良かったらフォローして下さいね!!

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ペロリダはスペックに見合った価格であるか?6点/10点

当サイトでは単純な価格ではなく、スペックに見合った価格なのか?これを考慮して採点しています。良い原料使っていたら高くなるのは当然です。ペロリダの価格はこちら

 

内容量:1kg 通常価格(税込) 2回目以降定期購入(税込)
HORSE MEAT(馬肉) 5,445円 4,620円
SALMON&CHICKEN(サーモンと鶏) 5,445円 4,620円

※2024年2月末まで期間限定で定期購入初回分に限り3,980円(税込)となるキャンペーンあり。

 

定期購入にして4,620円/kg、、、高いと言えば高いです!

 

担当者さんが出来る限り妥協せずレシピを考えた、と言っていましたがそれは十分にわかる。内容は非常に良いと思います。この価格は・・・まあギリギリですよね。

 

人によって感覚は違うと思いますが、私は特殊なものを除いてドライフードなら5,000円/kgが限界値かな、と。

 

国産でZENってフードがあるのですが、あれ内容めちゃくちゃ良いけど価格は高い。ペロリダと似たような価格帯。それを6/10点で評価しているので、ここは合わせておきましょう。

 

ちなみに100gのお試しがありますが、お試し単品では購入不可との事。お試し→定期購入の流れとなるが、定期配送が始まる前にキャンセルすることは可能です。エクストルーダー製のフードとは物性がかなり違うので、まずはサンプルで様子を見る事をオススメします!

ペロリダ公式

ペロリダの総合評価は83点|出来るだけ妥協しないで作ったフードというのは納得!

さてペロリダの総合的な評価ですが、83点となりました。

 

はっきり言ってしまうと同じグレードのものを海外で作ればもっと安く作れます。海外はプレミアムドッグフードを大規模な工場でも作りますからね。スケールメリットというのがあるので同じ原料でも大量に仕入れる方が安くなる。固定費も安い。

 

国内で原料にこだわり良いものを作ると高くなるのは当然。

 

ただ当サイトでは何度も言っていますが、国産の高すぎるプレミアムドッグフードって価格に対して内容が伴っているか?ってなると微妙なものが多い。OEMで中身一緒だけど袋だけ違うもの多いですからね・・・

 

ペロリダってOEMというよりはODMなフードです。

 

ODMとは?

ODM(Original Design Manufacturing):製造委託先のドッグフード工場にオリジナル配合設計のフードを作ってもらう。例としては『ソルビダ』とか。あれは日本の会社がアメリカの工場にオリジナルの内容で製造委託しているもの。デメリットとしてはOEMよりも委託料が高くなる。

 

単純に利益だけ目的にするならOEMで他と中身一緒のフードを販売。それで広告ぶん回すのが一番効率が良い。委託料も安いし在庫管理のリスクもこれが一番低い。だからそんなフードが蔓延している訳で・・・

 

そんな中、オリジナリティのあるフードを販売してきた!私は好感持ちました!

 

国産で低温押し出しタイプのフードは他にもあります。が、正直あまりオススメできるフードはなかった。ペロリダ、良いフードだと思いますよ。担当者さん、めちゃ正直ですしね・・・笑

 

※最後に

当サイトでは販売会社からの商品提供は基本的に受けていません。良いフードと思ったものは自費で購入するようにしています。ただし今回は販売前なのでそもそも購入出来ませんし、商品提供をして頂いております。そういう意味ではPR記事となりますが、ご理解頂けると幸いです。

ペロリダ公式

 

では今回はこの辺で。こちらに当サイトで評価の高かったフードをまとめたランキング記事を作成しています。フード選びに迷ったらこちらもぜひ参考にしてみて下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

 

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

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