ドッグフード評価記事

ピュアラックス ドッグフードの評価|原料の透明性については信頼性あり!

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ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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今回紹介するドッグフードは【PURELUXE(ピュアラックス)】というドッグフード。販売元の会社はカナダですが、原産国はアメリカのドッグフードですね。

 

こちらは読者様より評価依頼が届いたので書いています。

 

 

実は最近、Threads(スレッズ)ってSNS始めてみました。インスタの親戚みたいなSNSでTwitter(現X)みたいな感じのやつ。実はXのアカウント自体はあるのですが、なんかXって苦手意識があってですね。ほぼ投稿はしていませんでした。

 

で、そのスレッズで私の投稿を見かけた。インスタも見て今回の依頼をしてくれた。そんなパターンですね!

 

当サイトではこのようにドッグフードのお悩み相談をしています。もちろん無料でやっていますのでお気軽にメッセージ下さい。【ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています】この記事のコメント欄、もしくは下記お問い合わせ窓口まで!

 

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現在愛犬に与えているPURELUXE(ピュアラックス)が良いフードなのか評価して欲しい、って依頼内容。このフードはメジャーなフードではないしネットでの情報もあまりない。不安になる気持ちはわかります。

 

結論から言うと良いフードだとは思います。特に使用原料の『透明性』については信頼度高い。ただし日本のサイトがちょっと残念、そして品質的にどうなのか?ってなると高タンパクフードを原価を安くして配合設計した、そんなタイプのフードです。

 

では解説していきます。

 

ピュアラックスは『透明性』をアピールしているドッグフード

自分の愛犬に与えているドッグフードって良いものなのか気になる。そしてネットで一度は調べると思います。

 

それが海外製ドッグフードであった場合、どうやって調べていますか??おそらくほとんどの方は日本の販売店が運営しているウェブサイトの情報を見ると思います。それと当サイトのようなドッグフード評価系サイトですよね。

 

できれば海外の公式サイトも見て下さい。

 

その理由は日本の販売店サイトは情報量が少ない、そして間違っている事もあるから。もちろん日本語じゃないですがGoogleの翻訳機能もあるし、雰囲気を掴むだけでもOK。

 

検索でヒットしない場合は海外OEMの可能性が高い。つまり日本の会社が海外メーカーに製造委託して日本に輸入し販売しているパターンです。この場合は原産国で販売されていないので公式ページが存在しない事があります。

 

 

ちなみにこれ↑日本の公式サイトが提供している動画なのですが、内容は薄い。あと薬機法的にNGな表現も気になる。『涙やけ綺麗になる』とかはダメですね。薬じゃないもので『症状が今より良くなる』って表現はよろしくない。

 

獣医師も出てきますが、一つの症例を全てに合うような説明も・・・どうでしょうね。と、日本の公式サイトも読んでみましたがやや胡散臭さがあります。

 

で、今回のピュアラックスはカナダ現地でも販売されているフード。つまりカナダに公式サイトはあります。こちらはしっかりした内容。

pureluxepetfood

 

見てもらえばわかりますが、デカデカと『YOU CAN TRUST』と書いていますが、信頼できる、って意味です。まあこういう言葉はどのメーカーも使っている。本当に信頼できるのか??って話なのですが、私は信頼して良いと感じました。

 

その理由が冒頭に言った『原料の透明性』です。ではそれについて説明していきます。

 

なぜピュアラックスのドッグフードが原料の透明性が高いと言えるのか?その理由

では今回の依頼内容であるピュアラックスのスモールドッグの使用原料・栄養成分値を紹介しておきましょう。

 

ピュアラックス エリートニュートリション スモールドッグ 原産国:アメリカ
【原材料表示】

骨抜きターキー(18%)、乾燥ターキー(17%)、エンドウ豆(16%)、レンズ豆(16%)、ヒヨコ豆(10%)、チキン脂肪(7%)(保存料として混合トコフェロール使用)、亜麻の種(4%)、天然香味料(3%)、乾燥サーモン(2%)、トマトポマース(2%)、ココナッツ油(1.3%)、昆布(1.2%)、塩(0.5%)、チコリ根(0.5%)、第二リン酸カルシウム(0.2%)、ビタミン類(0.1%)(ビタミンEサプリメント、ナイアシンサプリメント、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンA酢酸塩、チアミン硝酸塩、塩酸ピリドキシン、リボフラビンサプリメント、ビタミンD₃サプリメント、ビオチン、ビタミンB₁₂サプリメント、葉酸)、カボチャの種(0.1%)、ユッカシジゲラ抽出物(0.1%)、クランベリー(0.1%)、塩化コリン(0.1%)、塩化カリウム(0.1%)、ミネラル類(0.1%)(硫酸第一鉄、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、酸化マンガン、硫酸銅、アミノ酸キレート化鉄、アミノ酸キレート化マンガン、アミノ酸キレート化亜鉛、アミノ酸キレート化銅、亜セレン酸ナトリウム、炭酸コバルト、エチレンジアミン・ジヒドロヨウ素)、混合トコフェロール(0.1%)、タウリン(0.1%)、L-カルニチン(0.1%)、ターメリック(0.1%)、バチルス・コアグランス発酵生成物(0.1%)、ローズマリー抽出物(0.1%)

【保証成分】

粗タンパク質 30.0%以上、粗脂肪 18.0%以上、粗繊維 4.0%以下、水分 10.0%以下

 

オメガ6脂肪酸 2.75%以上、オメガ3脂肪酸 1.0%以上、タウリン 1000mg/kg以上、グルコサミン 700mg/kg以上、コンドロイチン 600mg/kg以上、乳酸形成菌総数 1億cfu/lb以上

 

代謝エネルギー(ME) 3820kcal./kg

 

まず見てわかるのが全ての原料について割合(%)表示されている点。これは良いですよね。動物性原料だけ%表示されているとかは海外製ドッグフードではありますが、ここまで詳細に割合表示されているフードは稀です。

 

ただね・・・1つ注意して欲しい事があって、上記は日本のサイトに記載されていた情報。

 

豆類で【エンドウ豆(16%)、レンズ豆(16%)、ヒヨコ豆(10%)】って表示されているじゃないですか??

 

これアメリカの公式ページだと【dried peas, dried lentils, dried chickpeas】って記載されています。driedってのは乾燥されているという意味。生の豆と乾燥した豆では全く話が変わってきます

 

乾燥させれば水分が飛ぶので豆に含まれるタンパク質が濃縮された状態になります。つまりこのフードって30%とまあまあタンパク質は高い部類ですが、何由来のタンパク質なの??ってなると豆由来のものが大半、って判断できます。

 

骨抜きターキーは生ですのでタンパク質の割合自体はそう高くない。次にターキーミール、つまり乾燥させた七面鳥がありますが17%ですしね。

 

こういうのよろしくないと思いません!?

 

この場合は『エンドウ豆粉』と表記するのが正しいですね!

 

動物性タンパク質と植物性タンパク質、どっちが消化吸収性が良くてアミノ酸バランスが良いか??ってなると当然ですが動物性タンパク質です。

 

もちろんこれらは単価にも関わる事ですし、正しく説明した上でこのような配合内容になっているのであれば悪いとは思いません。が、これはいけない。

 

ちなみにカナダのサイトだと%表示はされていない。こうなってくると何を信じてば良いのかわかりませんよね!!

 

『原料の透明性』について信頼できると言っているのにボロクソ書いていますが、信じるべきはやはりカナダの公式サイトでしょうから、それで評価するのなら原料表示の情報量関しては『普通』、保証成分値に関しては公開している項目が多く高評価・・・そんな感じですかね。

 

で、なぜ信頼性が高いか?ってのは次の理由で、主原料、副原料、そしてビタミン・ミネラルに関してまで産地が公開されている点。ここが信頼できる理由。ここに全て記載されています↓

https://www.pureluxepetfood.com/ingredients/

 

この『ビタミン・ミネラル』まで産地が記載、ってのは結構重要。これらが産地公開されている事ってまずないし、実はしれっと中国産使っているのはあるあるです。

 

ピュアラックスのドッグフードは結局のところどんな内容のフードなのか??

で、結局のところピュアラックスってどんなフードなのか?

 

冒頭で言った通り、高タンパクなフードを原材料を工夫し安価に作ったフード、そんなイメージです。タンパク質については既に説明しましたが、乾燥豆原料を使用することによって原価を抑えていますよね。

 

他にも脂質について。海外製プレミアムドッグフードだとオメガ3脂肪酸、特にDHA・EPAがある程度配合されるよう気を使っています。このフードは成分値が公開されていますが、EPA:0.04%、DHA:0.06%、これはちょっと少ないです。

 

なぜ少ないかは魚由来のオイル、魚油やサーモンオイルを使用していないから。オメガ3脂肪酸源が亜麻仁だけですからね。ここでも原価を抑えています。

 

亜麻仁とサーモンオイルの違い

 

何度も言いますが、これが悪い、って事ではないですよ?価格も重要な要素ですので、ここまでしっかり情報公開して上で適正価格なら全く問題ない。むしろ信頼できるフードと言えます。

 

ではピュアラックスは適正な価格なのか?他にオススメなフードは??

内容的には安価に仕上げた配合内容のフード。内容考慮した上での適正価格帯であれば問題ありません。

 

で、価格ですが日本の公式サイトで4,840円/1.8kg(税込)、kg単価だと2,689円/kg・・・微妙なラインですね!お得感はない。が、めちゃくちゃ悪いって程ではない。

 

ただ正直言うとこの単価であれば他考えます!

 

おそらく今回の依頼者さんはこのフードを選んでいるって事は高タンパクなしっかりしたフードを与えたい、そう考えている。だからピュアラックスを選んだと思うが、記事ここまで読んだときに・・・違うフード試したい、ってなると思うですよね。

 

という訳で成分値が比較的近くてオススメのフードをいくつか紹介しておきます。

ピュアラックスに成分値が比較的近いオススメのフード

成分値近くてオススメするならやはり『アカナ』になってくる。アカナはまあ・・・ドライフードとしてはほぼ完成系みたいなフード。間違いはないのですが、厄介なのは全体的に粒が大きい。

 

ピュアラックスの超小粒タイプを使っているので合うかどうかは微妙なところ。一番粒の小さいアカナ ・スモールブリードでもやや大きいですしね。ちなみにアカナの単価はピュアラックス よりもちょっと安いくらいで買えます。

 

アカナ ・スモールブリードを試した事ないならぜひ一度試して欲しい。最初は340gのお試しサイズで粒の大きさを確認するのをオススメします!

 

あとアカナを購入する場合は公式サイト(ペットフードのアカナ)でも良いですが、個人的には楽天のサクラソーケンネルってショップをオススメしています。安いし倉庫の温度管理もされている。ここも正規代理店ですしね。我が家でも良く利用しているショップです。

楽天市場 サクラソーケンネル

 

試してみてサイズがちょっと・・・ってなった場合は『ブラバンソンヌ』かな。

ブラバンソンヌ|ベルギー産プレミアムドッグフードの製品性能を評価

 

購入しやすさであればペットカインドの小粒タイプなんかでも良いと思います。

トライプで有名なドッグフード『ペットカインド 』を徹底解説!

 

成分値比較的近くて高品質なものなら上記がオススメです。

 

ピュアラックスは原料の透明性がある信用できるフードではあるが判断は難しい

さて、今回はピュアラックスについての評価依頼でしたが、このフードは判断が難しいですね。

 

カナダ のサイトだけ見ればこういうコンセプトのフード、として信頼性は高いと感じますが、日本のサイトを見ると色々と疑問点はある。

 

悪いフードとは言いませんが、より高品質でコスパの良いフードはあるので、正直あまりオススメはできないかな、と。

 

ではでは今回はこの辺で。こちらに当サイトが紹介したフードで評価点が高かったものをランキング形式にて紹介しています。よかったらこちらも参考にしてみて下さい

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

 

 

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

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