ドッグフード評価記事

【ニュートライプ】ドッグフードを徹底評価!これは検討すべき高品質なフード!!

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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今回紹介するドッグフードはNUTRIPE【ニュートライプ】、オーストラリアが原産国のプレミアムドッグフードです。

 

最大の特徴は全ての商品ラインナップに『グリーントライプ』が使用されている点。トライプとは牛や羊など4つの胃を持つ反芻(はんすう)動物の胃の事。グリーンは洗浄していないって意味ですね。

 

ちなみに洗浄すると人間も食べている焼肉のホルモンです。焼肉の呼び方だとこんな感じ。

 

トライプの説明

 

牛って草食べているじゃないですか?草って厚い細胞壁に守られており、非常に消化しにくいのですが、反芻動物は胃を4つ持つことによって効率よく草を消化しています。厳密に言うと草を栄養素としていると言うよりは『胃の中にいる微生物が草を分解・発酵。その過程で発生する脂肪酸を栄養に、さらにその微生物自体もタンパク源として利用』しています。

 

最近プレミアムドッグフードでは『プロバイオティクス』『プレバイオティクス』と言う言葉をよく聞くかと思いますが、トライプの中には消化途中の草(プレバイオティクス)、乳酸菌など微生物や酵素(プロバイオティクス)が含まれていて犬にとって非常に良いもの。天然のサプリメントのような感じですね。

 

プロバイオティクスとプレバイオティクスの違い

 

ではそんな『トライプ』が入ったニュートライプについて製品性能はどうなのか?結論から言うと非常に良いフード。最近は品揃えの良いペットショップなら販売している事も多いですし購入もしやすい。メインのフードとして検討する価値は十分あります

 


 

ただドッグフードの製造方法とトライプの相性があまり良くないので、トライプの恩恵がそこまであるかは微妙なところ。なのですが、このニュートライプは原料面の工夫でそれを回避していると思われる。これがニュートライプを高評価するポイントです。

 

では記事本文で詳しく解説していきますね。

 

トライプは犬にとって良い原料だが、ドライフードの場合その効果にはあまり期待できない

冒頭でトライプは犬にとって非常に良い原料だと言いました。

 

でも・・・トライプはドライフードの場合、その効果にはあまり期待できません。理由は酵素類が熱に弱いから。

 

ドッグフードって多くのものはエクストルーダーという機械で製造されていますが、このエクストルーダーは製造工程で高温・高圧になります。それがトライプとの相性悪い・・・

 

トライプを使用している事で有名なドッグフードで『ペットカインド』というものがあります。ペットショップなどでも販売されているフードですし、パッケージを見た事があるって方も多いのではないでしょうか?これですね↓

 

ペット博にて

 

ペットカインドはカナダ原産のドッグフードなんですが、実はカナダ本国の公式ホームページにはしっかり記載されています。トライプに含まれる消化酵素は製造工程で失われていると。

 

 

私は飼料会社で働いていた経験があるのでドッグフードを見ればどんな製造方法なのかは大体わかります。ニュートライプは間違いなくペットカインドと同じくエクストルーダーで製造されています。

 

という事は・・・消化酵素はない。そう考えるべきですね。

 

エクストルーダーはドッグフードの粒を製造した後に消化酵素のような熱に弱いものをオイルと一緒に添加する、これは可能です。ただトライプは主原料になるので熱が発生する工程を避ける事ができません。

 

天然由来の消化酵素や善玉菌が魅力なのにこれが辛いところ。

 

ちなみにトライプの効果を得るためにはどうすれば良いか??一番良いのはフリーズドライで加工されているものです。フリーズドライは熱が発生しないのでトライプのメリットを全て得る事ができます。

 

例えばK9ナチュラルのグリーントライプ、これなんかはオススメです。腸内環境を良くしてあげたい、って場合はこれを普段のフードにトッピングとして与えて下さい。K9ナチュラルってめちゃくちゃ高いフードなのでオススメしにくいのですが、トッピングとしてならそこまでコストアップしませんからね!

 


 

 

我が家もK9ナチュラルはよく買っています。そのままの状態で手でほぐす、水でふやかしてトッピング、そのままオヤツとして、など使い勝手は良いです。

トライプの効果を得やすいフリーズドライのK9ナチュラルの画像

 

という訳でトライプの原料由来の効果はそこまで期待できません。トライプ自体が良質な動物性タンパク源ですので悪いものじゃありませんが、過度に期待しても効果は薄い・・・って事ですね!

 

ニュートライプの原材料品質・原料表示の情報量(25点/30点)

ニュートライプのドライフードには『ビーフ&サーモン』、『ラム&サーモン』、『ポーク』、『サーモン&フィッシュ』の4種類があります。それらに加えてグリーントライプが配合されているって感じです。

 

今回はその中でも『ビーフ&サーモン』を中心に解説していきます。

 

ニュートライプ ビーフ&サーモンの使用原料について(15点/15点)

ニュートライプ(ビーフ&サーモン)の使用原料はこちら。

 

使用原料

オーストラリア産ビーフ、サーモン、グリーントライプ、サツマイモ、エンドウ豆、鶏脂、ナチュラルフレーバー、カボチャ、ほうれん草、 ブロッコリー、リンゴ、クランベリー、ウコン、緑イ貝、 塩化カリウム、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、D、E、K、B1、B2、B3、B5、 B6、B12、葉酸、ビオチン、クエン酸、硫酸亜鉛、硫酸鉄、キレート亜鉛、 キレート鉄、硫酸銅、酸化マンガン、キレート銅、キレートマンガン、 ヨウ素、セレン)、塩化コリン、プレバイオティクス(フラクトオリゴ糖(FOS) 、マンナンオリゴ糖(MOS))、タウリン、ケルプ、ユッカシジゲラエキス、 L-リジン、酵素(アミラーゼ、プロテアーゼ)、プロバイオティクス ( 枯草菌)、DL-メチオニン、ミックストコフェロール、ローズマリーエキス。

 

細かな解説をする前にですね・・・黄色のマーカーを引いたのですが、酵素とプロバイオティクス類が添加されていますよね?

 

あれ?って思いませんか??だってそれらはグリーントライプが担う部分じゃ・・・。

 

そう、これが先ほど説明した製造方法とトライプの相性悪い問題ですね!トライプ由来のものは製造工程で熱によりこれらは失われています。酵素の失活というやつです。

 

だから別で添加している。よくわかっている!ここがニュートライプを評価したいポイントです。

 

だったらそもそもトライプじゃなくて良いのでは・・・って話ではありますが、グリーントライプってイメージ良いですし、原料原価としては普通の肉より安いはず。でも熱に弱い。

 

それを回避するため酵素、プロバイオティクス、プレバイオティクスの別添加をしている。良いと思いません??こういう工夫しているタイプのフードって物凄く好感持てます。

 

ちなみに先ほど紹介したペットカインドはプロバイオティクスに関しては別で添加しているが、酵素類に関しては特になし。

 

どちらも良いフードですが、『酵素』って点でニュートライプの方が上だと感じます。アミラーゼは犬が持っていない消化酵素でデンプンの分解、これによって植物性原料の消化を助けてくれます。プロテアーゼはタンパク質分解酵素ですね。

 

ペットカインドってタンパク値が結構高く(30%↑)、どちらかと言うと運動量の多い活発なワンコ向けのフードです。トライプに魅力を感じていたが、そこまでタンパク高いのはちょっと・・・って感じていた飼い主さん、多いと思うんですよ。

 

ニュートライプは商品ラインナップによって成分値微妙に違うのですが、26〜29%。やや高めってレベルです。日本の飼育環境ならこちらの方が需要は高そう

 

どれも魚が入っているのでオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)の供給も期待できますし、関節サポートに効果がある緑イ貝(コンドロイチン源)も入っている。不足すると心臓病に影響あるかも?と懸念されているタウリンも配合。価格もあとで紹介しますが、この品質なら十分適性価格帯です。大袋もあるので多頭飼いならコスパはさらに良くなる。

 

非常に良いフードだと思いますよ!

 

動物性原料およびタンパク質源について

ではタンパク源について。ドッグフードでは配合量の多い順に原材料を記載するルールがあり、最も最初に記載されているものを『第一原料』と呼びます。このフードだと『オーストラリア産ビーフ』が第一原料ですね。

 

ビーフ、サーモン、グリーントライプ、これら動物性タンパク源は表示の仕方から生肉でしょう。タンパク値が思ったより高くないのは生肉主体だからです。

 

先ほどから比較対象としているペットカインドって『ミール』を使用しています。ミールは肉類を乾燥させたものなので水分値が少ない。なのでタンパク質の割合が多くなり、動物性タンパク源を豊富に得る事ができる、ってメリットがあります。

 

ただミールは品質にかなり差があるので、公式サイトなどでミールの原料や製造方法を説明してくれていないと不安。

 

一方で生肉だけの場合、水分が多いのでドッグフードに加工したらほとんどの水分が蒸発する。実質の栄養素として動物性タンパク源がそこまで多くない場合もあります。

 

このフードに関してはタンパク値が不自然に多くも少なくもない。かなり多くの生肉が使用されており、その結果がやや高めの28%という数値になったと思われます。動物性タンパク源の使用割合を記載してくれていればもっと良かったのですが・・・

 

サツマイモ、エンドウ豆にもタンパク質は含まれていますが、どちらかと言うとこれらは炭水化物源。主なタンパク源は犬が消化しやすい動物性のものと判断して良いかと思います。

脂質源について

次に脂質源ですが、このフードは『鶏脂』が使用されています。これはオメガ6脂肪酸源ですね。ドッグフードってオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が非常に需要。オメガ6脂肪酸が不足する事はあまりありませんが、オメガ3脂肪酸は考えて配合しないと不足する。

 

ニュートライプはどの商品ラインナップにも魚(サーモン)が使用されており、またグリーントライプ、緑イ貝にも犬にとって理想的なオメガ3脂肪酸であるDHA・EPAが含まれています。

 

脂質源については心配しなくて良いでしょう。

 

余談ですが、ドッグフードってオメガ3脂肪酸源として『亜麻仁』がよく使用されています。亜麻仁に含まれるオメガ3脂肪酸はαリノレン酸となり、これって犬は利用するの苦手なオメガ3脂肪酸です。

 

オメガ3脂肪酸はEPA・DHAの方が良い。これ大事なので覚えておいて下さい。

 

 

亜麻仁とサーモンオイルの違い

 

その他原料について

その他原料はプレミアムドッグフードならよく使われているものですね。最近クランベリーが配合されているもの多いですが、これはクランベリーに含まれる『キナ酸』が尿のphを低下させる効果があり、それによって膀胱炎やストルバイト結石の予防効果が期待できるためです。

 

使用原料全体として、工夫も感じられ非常に良い内容です。もちろん評価としては15点/15点で満点評価。

 

ニュートライプ原材料表示の情報量について(10点/15点)

ドッグフードの原材料表示は使用割合の多いものから記載するルールがありますが、各原料が何%配合されているかまで記載する義務はありません。

 

ここは各メーカーに任されています。ニュートライプの原料表示をもう一度見てみると・・・

 

ニュートライプの原料表示

 

オーストラリア産のビーフが第一原料なのは良いが、それが何%かわかりませんよね?これが残念なポイント。

 

この%表示をしているかしていないかは結構重要でして、これについては別記事で解説しているので良かったら読んでみて下さい。全ての使用原料について%表示している当サイトイチオシのフード、フィッシュ4スーペリアの解説記事です。

 

 

当サイトでは%表示がされてない場合、−5点の減点で採点しています。という訳で10点/15点の評価。

 

ニュートライプ(ビーフ&サーモン)の栄養成分値・バランス(20点/20点)

次に栄養成分について。保証成分はこちらになります。(ビーフ&サーモンの保証成分)

 

保証成分

たんぱく質28.0%以上 、粗脂肪15.0% 以上、粗繊維2.4%以下、水分7.8%以下

オメガ3:0.6%以上、オメガ6:2.2%

タウリン0.14%以上、マグネシウム0.10%、リン1.71%、カルシウム3.19%、ナトリウム0.29%

340kcal/100g

 

基本的に当サイトは栄養バランスについて満点評価となります(総合栄養食の場合)。犬にとっての最適な栄養バランスなんてものは存在しません。ライフステージや性格、飼育環境によって最適な数値は変わってきます

 

このフードのスペックはややタンパク高め、脂質はしっかりとしており大体のワンコには合う内容かと思います。ドッグスポーツをしている場合などはタンパク30%↑が良いかな、と感じますが特別な事情がない限りこれくらいで十分。

 

あとこのフードはグレインフリー、使用されている炭水化物源はサツマイモとエンドウ豆です。サツマイモは芋類にしてはGI値が低く、エンドウ豆も低い。低GIとなるので急激な血糖値の上昇を抑えられ太りにくいタイプのフードと言えます。

 

オメガ3・オメガ6のバランスも非常に良く内容的には広くお勧めできるフードですね!

 

ニュートライプは安全への取り組みを行なっているか?(12点/20点)

当サイトでは安全への取組について①アレルギーの対策、②安全性に関わる認証制度など取得しているか、この2点を特に重要視しています。

 

まずアレルギーですが、このフードはグレインフリー。よくグレインフリーだから低アレルゲン、みたいな表現を見かけますがこれは正しくない。

 

確かに小麦などは比較的アレルギーの原因となる傾向が高いですが、グレインフリーだから安心って訳ではないです。

 

ロイヤルカナン 犬のアレルギー原因グラフ

royal canin grain free diets or badより

 

こちらのグラフはロイヤルカナンが発表したアレルギーの原因となった成分の一覧ですが、Beef(牛肉)が最も多く、Dairy(乳製品)、Poultry(家禽)、Wheat(小麦)などがアレルギー原因となる傾向が高い事がわかります。

 

家禽

家禽(かきん)とはニワトリ、ウズラ、シチメンチョウ、アヒル、ガチョウなど人間が利用するために飼育されている鳥の総称。

 

悪い原料の代表みたいに言われるトウモロコシ(Corn)、実はアレルギーの原因となるケースは少ないんですよ。

 

そもそも最近のプレミムドッグフードの場合、グレインフリーもしくはグルテンフリーである事がほとんど。グレインフリーである事は特別評価を高くする事じゃないかな、と考えています。

 

ニュートライプの評価を上げたいポイントは、原料コンタミの危険性について公式サイト上でしっかりと注意喚起している点です。

 

公式サイトは日本の輸入代理店が運営しているものではなく、製造しているメーカーが運営している本当の公式サイトの事。英文となるのですが、よくある質問にこういう一文があります。

 

All our products are grain-free. Disclaimer: Our grain-free food is produced in the same facility where products containing grains and eggs are made. Though best manufacturing practices are adopted, inadvertent trace amounts of these ingredients may still be found.

https://www.nutripe.com/learn-more/faqs/

 

和訳すると『全ての製品はグレインフリーです。ただし穀物と卵を含む製品と同じ工場で製造されています。注意はしているが穀物や卵が微量に検出される可能性はあります』って感じですね。

 

この意図せぬ混入を食品業界の用語でコンタミ(コンタミネーション)と言います。

 

基本的にドッグフードって色んな種類のものが同じ製造ラインにて作られています。そうすると原料が混ざってしまう可能性があるって事ですね。これはニュートライプに限らずほとんどのドッグフードに当てはまる事です。

 

正直にこういう注意喚起しているって事はむしろプラスの要素として良いかと思います。(+2点)

 

でね、こう思いませんか?全てグレインフリーの製品なのに、なぜ同じ工場で穀物使っている??

 

これはですね・・・おそらくニュートライプがOEMだからです。OEMというのは簡単に言うと委託製造。図で説明するとこんな感じです。

 

ドッグフードOEMの図解

 

このOEMは国内・海外ともに普通に行われています。国内のOEMについてははっきり言ってめちゃくちゃな状況。興味のある方はこちらの記事を読んでみて下さい。

 

 

要するにニュートライプってフードはオーストラリアの会社がどっかの会社に製造を委託しており、そのフードを日本の輸入会社(ファンタジーワールド)が日本国内に輸入してきて販売している。そんな感じではないかと。

 

まあ日本で販売されている海外OEM製品は品質の良いもの多いので心配する必要はないかと思います。国産のものはちょっとアレですが・・・

 

余談ですがこの『コンタミ』が心配な場合、は『金虎 おさかな』というドッグフードをチェックしてみて下さい。これは工場内で原料の混入を防ぐため、特定の原料しか持ち込めない工場を一から作っている。だから当サイトでは高評価しています。

 

 

次に安全性に関わる認証制度について。最近のプレミアムドッグフードは製造する工場について人間の食品と同じく安全性に関わる認証制度を取得する流れになっています。

 

ただこれについてOEM系は情報が少ない。自社工場じゃないですからね・・・

 

ちなみに外部認証を多く取得して安全性に信頼のあるフードは『ブラバンソンヌ』というベルギー産のプレムアムドッグフードがオススメ。IFS(国際食品規格)、BRC認証(英国小売業協会食品安全規格)、FSSC22000と多くの認証制度を取得しています。

 

上記から当サイトの評価としては12点/20点としておきます。

 

ニュートライプの製造方法について(7点/10点)

当サイトはドッグフードをどのように製造しているか?これについても重要視しています。

 

ニュートライプの実際の粒がこちら。見る人が見ればわかりますが、これはエクストルーダーという機械によって製造されています。

 

 

エクストルーダーにはメリット・デメリットがありますが、デメリットを考慮してもエクストルーダーが無難に良い。当サイトではそのように考えています。

 

エクストルーダーでの製造は基礎点として5点。それに何か工夫する製造工程、もしくは公式サイトで詳しい説明などしている場合は加点するようにしています。

 

ニュートライプはトライプと相性の悪いエクストルーダーでの製造、これを酵素など添加する事によってカバーしている。ここは加点すべき素晴らしい内容と言えます。(+2点)

 

ニュートライプは人工の酸化防止剤・着色料を使用していないか(10点/10点)

これについては問題ありませんね。使用している酸化防止剤はミックストコフェロールとローズマリーエキス、どちらも自然由来のものです。

 

その他、着色料や保存料なども使われておりません。

 

ニュートライプはスペックに見合った価格であるか?ペットカインドと比較してみる8点/10点

最後に価格について。当サイトでは単純な価格ではなく、スペックに見合った価格なのか?これを考慮して採点しています。

 

せっかくなのでニュートライプと同じくトライプ推しのペットカインドと価格を比較してみましょう。まずはニュートライプの価格がこちら。これは公式サイトの価格となります。

 

ビーフ&サーモン 価格(税込) kg単価
200g 990円 4,950円/kg
1.8kg 5,390円 2,994円/kg
12kg 30,800円 2,567円/kg

 

12kg包装で2,567円/kg・・・ちょっと高いですがまあ適正範囲内かなと感じます。

 

一方でペットカインドですが、これは商品ラインナップによって価格差が大きいので一概に比較しにくいのですが、牛由来のトライプ、牛肉メインのグリーンビーフトライプSAP【小粒】だと11.34包装で23,650円(税込)、kg単価だと2,085円/kg。(タンパク30%、脂質15%)

 


 

 

単純な価格だけならペットカインドの方が安い。グリーンビーフトライプ以外でもペットカインドの方が安いです。

 

ただ何度も言っていますが、ペットカインドの場合はトライプに含まれる消化酵素というメリットはない。ここをどう判断するかですね。ペットカインドってカナダ本国でも売っているフードでそれを日本に輸入している。

 

一方でニュートライプはOEMのフードを日本に輸入してきているっぽいので価格的にはやや割高だとは思います。製品性能は良いですけど・・・

 

という訳で評価としてはペットカインドの8点/10点に合わせておきましょう。

 

ニュートライプ総合的な評価は82点!今後もっと人気が出そうな予感

さてニュートライプの総合的な評価ですが82点となりました。

 

当サイトはわかりやすいので一応100点満点方式で採点していますが、80点超えるものについては高品質なフードと思って頂いて大丈夫。ニュートライプも非常に良いフードです。

 

現時点ではトライプと言えばペットカインド!ってイメージがありますが・・・これもっと人気出てもおかしくない製品性能だと思います。ただペットカインドは広報活動にも力を入れているし、ブランドサイトも作り込まれている。ニュートライプは広報活動がちょっと下手くそな印象あります・・・

 

 

 

口コミで人気が広がってきそうな雰囲気はありますが、ちょっと時間がかかりそう。当サイトではこういうフードをどんどん紹介していきたいですね!

 

 

 

では今回はこの辺で。

 

今回は私が紹介したいフードとしてニュートライプの記事を書いてみましたが、読者様からの相談メールも受け付けています。ドッグフードに関して何か疑問・不安に感じる事などあればお気軽に連絡下さい

(もちろん料金とか頂かないのでご安心下さい)

 

相談窓口

 

またこちらに当サイトで評価の高かったフードをまとめたランキング記事を作成しています。フード選びに迷ったらこちらもぜひ参考にしてみて下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

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