ドッグフード評価記事

ダイヤモンドペットフーズのドッグフードを評価!読者様より評価依頼が届きました

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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今回紹介するドッグフードは『ダイヤモンドペットフード』のドッグフード。原産国はアメリカですね。

 

こちらは読者様より評価依頼があり記事書いています。

 

 

要約すると現在アカナスモールブリードを与えているがちょっと粒が大きい。同じようなスペックで粒の小さいものを探している。ダイヤモンドペットフース社の『ダイヤモンド ナチュラルグレインフリー 白身魚&スウィートポテト』が気になっているのだがどうでしょう??

 

って内容ですね。アカナ良いフードだけど粒ちょっと大きいな問題はあるあるですよね・・・

 

結論から言うとコスパの良いフードだとは思います。ただアカナと比較するとグレードは下です。

 

で、今回の記事内容はこのフードに興味がなくてもぜひ読んで頂きたい。というのもダイヤモンドペットフーズ社について知ることは世界のドッグフード事情がよくわかるから

 

では解説していきます。

 

※当サイトではこのようにドッグフードのお悩み相談を受け付けています。もちろん料金とかは頂いておりませんのでお気軽に依頼下さい!【ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています】この記事のコメント欄、もしくは下記お問い合わせ窓口まで!

 

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ダイヤモンドペットフーズ社はアメリカの大手メーカーでありOEMも盛んにやっている会社

 

ダイヤモンドペットフーズ社について知ることは世界のドッグフード事情がよくわかる、と言いました。ダイヤモンドペットフーズ社ってアメリカで有数の大手ペットフードメーカーです。6カ所の工場を所有しており、かなりの生産規模がある。(売上高2022年度で推定$1,500,000,000、第6位の巨大企業)

2022年ペットフード上位10社(アメリカ)

 

そしてOEMを活発にしている会社でもある。

 

OEMって国産のドッグフードも多いですが、当然海外でもOEMはガンガンやっています。OEMについて簡単に説明しておくと、どこかの工場にドッグフードを作ってもらって自社ブランドとして販売する事。

 

ドッグフードOEMの図解

 

図で説明するとこんな感じなのですが、OEM自体はドッグフードに限らず様々な分野で行われている事。これ自体は悪くないのですが、まあ色々と問題はあってですね・・・

 

国産のプレミアムドッグフードってOEMまみれって知っていました?興味のある方はこちらの記事を読んでみて下さい。

 

 

話を戻すと、ダイヤモンドペットフーズ社は今回の依頼内容にもあった『ダイヤモンド ナチュラルグレインフリー』など自社商品もいくつか販売しているが、他社のドッグフードも生産している、って事です。

 

で、これ知らない人も多いと思うのですが・・・

 

コストコのドッグフード、カークランドシグネチャーってフードもダイヤモンドペットフーズ社が製造しています。OEMって基本的にどの工場で作っているか分からないようになっていますが、なぜコストコのドッグフードがここで作られているとわかるか??

 

理由は集団訴訟があったから。

 

ダイヤモンドペットフーズ社って実はリコール何回かやらかしてまして、かなり重大なのもやっています。特にサルモネラ菌による被害はかなり重大な問題でした。これが当時のニュース↓↓

 

 

つまり製造業社として『ダイヤモンドペットフーズ社』、販売者として『コストコ』が訴えられたって事ですね。

 

この情報を知るとまず間違いなく不安になると思います。ただ過去にリコールや訴訟があったから危険かと言うと、ここは難しい問題。普通は二度と起こさないよう品質管理を徹底しますし、ダイヤモンドペットフーズ社の公式ページを見ても品質管理レベルはかなり高いのは間違いありません。

 

ちなみにリコール情報はアメリカのFDA【アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)】などで確認できますが、英語だしわかりにくい。見るならFANIC(農林水産消費安全技術センター)で事業者向けにまとめられているのでこちらがオススメです。リンク貼っときます。

http://www.famic.go.jp/ffis/pet/sub3.html

 

ダイヤモンドペットフーズ社のフードを選ぶ際に重大なリコールを起こした過去がある。ここを気にするかどうか?これがポイントになると思います。

 

あと重度の食物アレルギーがある場合は注意して下さい。こちらダイアモンドペットフーズ社のHPに記載されていますが、OEMをしているという事は様々な原料を扱っているということ。

 

 

別のブランドも同じ製造ラインで作られるため、原料混入のリスクが高まります。このフードで言えば表示上は穀物フリーのグレインフリーであるが、穀物が微量だけど混ざる事がある、って事。

 

まあこれは正直難しいです。私は『これどこのOEMだろ?』って予想する特殊な趣味がありますが、それでも海外製のものを特定するのって難しい。

 

これが当サイトで国産ドッグフードなら『金虎 おさかな』、海外製だったらアカナ・オリジンをオススメしている理由の1つだったりします。金虎は自社工場で使用する原料も制限している。アカナ・オリジンのチャンピオンペットフーズ社はマースに買収されたとはいえ、OEMはしない。作るのは自社ブランドだけスタイルですからね。

ダイヤモンドペットフーズ社 ナチュラルグレインフリー 白身魚&スウィートポテトの評価

では今回のご依頼にあった『ダイヤモンド ナチュラルグレインフリー 白身魚&スウィートポテト』について解説していきます。

 

原材料と保証成分値はこちら

 

ナチュラルグレインフリー 白身魚&スウィートポテト 原産国:アメリカ 内容量:2.27kg、6.35kg、12.37kg
【原材料表示】

白身魚、フィッシュミール、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、エンドウ豆粉、キャノーラ油(混合トコフェロールで保存)、トマト滓、亜麻仁、ナチュラルフレーバー、食塩、DLメチオニン、塩化コリン、タウリン、乾燥チコリ根、ユッカシゲラエキス、トマト、ブルーベリー、ラズベリー、乾燥ラクトバチルス・プランタラム、乾燥バチルス・サブティリス、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス、乾燥エンテロコッカス・フェシウム、乾燥ビフィドバクテリウム・アニマリス、ビタミンEサプリメント、鉄タンパク化合物、亜鉛タンパク化合物、銅タンパク化合物、硫酸第一鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、チアミン硝酸塩(ビタミンB1)、マンガンタンパク化合物、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンAサプリメント、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、セレン酸ナトリウム、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンB12サプリメント、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンDサプリメント、葉酸

【保証成分】

タンパク質 : 24%以上、脂質 :14%以上、粗繊維質 :5%以下、水分 :10%以下

オメガ6脂肪酸 : 2.4%、オメガ3脂肪酸 : 0.3%

カロリー:358kcal/100g

税込価格:7,700円/2.27g(3,392円/kg)、13,200円/6.35kg(2,079円/kg)、19,800円/2kg(1,559円/kg) ※公式オンラインストア価格

 

冒頭でも言いましたが、普通にこれ良いフードです。大手のメーカーでこれだけ内容が良いフード作る、ってのは日本にはない。日本の大手ってやたらとカラフルな格安フードばっか作りますからね。

 

ただアカナと比較してしまうとやはりやや見劣りする。

 

まず動物性タンパク源ですが、白身魚、フィッシュミールの順に記載されていますが%表示がない。なので推測とはなりますが、白身魚は生なので水分値が高く重い。これが第一原料【一番最初に記載される最も配合比率が高い(重い)原料】になるのは当然。

 

しかし水分多いので実質のタンパク質としては少なく、乾燥させたフィッシュミールでタンパク質を補強している形ですね。

 

サツマイモやエンドウ豆など豆系、あと亜麻仁なんかにもタンパク質は含まれていますが、ほぼほぼ白身魚、フィッシュミール由来のタンパク質を考えて良いかと思います。ただやはり割合表示(%)はして欲しかったな、と。

 

脂質源についてはキャノーラオイルと亜麻仁。これがちょっと残念な気がしますね。キャノーラオイルはオメガ6脂肪酸源、亜麻仁はオメガ3脂肪酸源として使われています。これ別に悪いとは言いませんが、せっかく技術力あるのだから魚系オイル使っても良い気が・・・と感じます。

 

と言うのもダイヤモンドペットフーズ社のアピールポイントってプロバイオティクスなんですよ。

 

プロバイオティクスとプレバイオティクスの違い

 

ダイヤモンドペットフーズ社は独自のプロバイオティクス、ってのをアピールしており、その内容は犬の体内から見つかったプロバイオティクスから菌株を培養、そしてドッグフードの粒を成形した後にそれらが添加しているので生きた善玉菌が腸まで届く、こんな感じです。

 

K9 Strain and Viables Probiotics are species-specific probiotics developed from probiotic strains already found in the canine and feline GI tracts. Each strain of probiotics is purified and guaranteed to be free of harmful pathogens or other contaminants.

To gain maximum benefit from probiotics, the bacteria must be viable, alive and able to multiply. Because probiotics are added to our kibble after the cooking process, the beneficial bacteria are guaranteed to be live, active cultures and at a concentration of 80 million CFU per pound.

ダイヤモンドペットフーズ社公式サイトより

 

重要なポイントは『粒を成形した後に添加』するって事。実はこれ結構技術力が必要で、原材料に最初から混ぜてしまうと製造工程の熱や圧で有用な効果を失ってしまう。

 

これはプロバイオティクスに限らず、熱に弱いビタミン、オメガ3脂肪酸などでも起こります。ドッグフードはエクストルーダーという高温・高圧になる機械で作れれる事が多いですからね。

 

ではどうするか?粒にしてから添加すれば良いのですが、プロバイオティクスとか重量としては微量じゃないですか?普通に振りかけただけなら展着しないし、そもそも均一にできない。なのでオイルと一緒に混ぜる事によってそれを解決します。

 

多くのブログサイトでは『オイルコーティングが悪』としていますが、一概にはそうとは言えない、って事です。

 

つまりこの技術があるのならオメガ3脂肪酸源は亜麻仁じゃなくて魚系オイルで良かったのでは?となります。まあ魚系原料は単価高いのでコストを抑えるには仕方ないって面はありますが・・・

 

亜麻仁とサーモンオイルの違い

 

白身魚、フィッシュミールからのオメガ3脂肪酸が期待できるので別で添加していない、とも言えますが、魚を主原料にしていない『アカナスモールブリード』よりDHA・EPAの含有量は低いレベルになっている。この理由が使っているオイルの違いですね。

 

ざっくり評価としてはこのような感じ。

 

何度も言いますが良いフードではあるがアカナと比べれば見劣りする。あと公式サイトの価格を紹介してみましたが、コスパはやや悪いと感じます。

 

ダイヤモンドペットフーズ以外で小粒、高品質なドッグフードのオススメは??

今回のご依頼内容は『アカナと同等レベルであり、小粒なもの』でした。また依頼者さんによると涙やけが気になっており、今まで与えた中では森乳サンワールドのフィッシュ&ポテトに効果を感じた。それもあって魚系原料を主体としてフードの方が合っている気がするとの事。

 

 

つまり品質面でアカナと同等レベル、ただ少しタンパク値は抑えめで小粒のもの。主原料は魚ベース。こんな感じですね!

フィッシュ4  スーペリアもしくはトイブリード

これを聞いた時にまず頭に思い浮かんだのは『フィッシュ4ドッグ』、通常サイズもアカナに比べれば小粒ですし、そこまでタンパク値も高くない。個人的にはグレードの一番高い『スーペリア』がオススメですが、ベーシックの『ファイネスト』でも十分高品質。

 

 

あとファイネストシリーズには『トイブリード』という超小型犬向けの約7mmサイズのものがあります。これなんか良いかもですね。

 

 


 

ペットカインド グリーントライプ&ワイルドサーモン小粒

あとアカナスモールブリードと成分値が近く、魚の配合割合が高めのものとして『ペットカインド グリーントライプ&ワイルドサーモン小粒』、ペットカインドはわりとメジャーなフードですので知っている方も多いと思いますが、これも良いフード。

 

ペットカインドを販売している会社はリードバディ株式会社と言うのですが、ここドッグフードオタクの私がかなり信用している会社。魚系にこだわらないのであれば同社が販売しているエンパイアもオススメ。リニューアル後はタンパク値抑えめになりましたからね。

 

 

 

画像の通りペットカインドの通常のものはちと大きめ。ですが小粒タイプもあるのでこれを試すのもアリ。余談ですが記事内でエクストルーダーの高温・高圧によって有用な効果を失う、と言いましたがトライプに含まれる消化酵素なんかもそうです。

 

ただ嗜好性、栄養素という面では良い原料ですし、ペットカインド良いと思いますよ。我が家でもたまに買うフードです。

 


 

 

国産なら『金虎 おさかな』をぜひ試して欲しい

国産ならやっぱり『金虎 おさかな』です。今回の依頼者さんは今まで与えたフードの中では『森乳サンワールドのフィッシュ&ポテト』が良かった、との話ですが、このフードって原産国はアメリカ。タンパク22%で脂質12%とそこまでスペックが高くないフードです。

 

で、アカナもそうですがフィッシュ4のトイブリード、ペットカインドなどはそれなりに脂質も高く、それが合っているって場合もあるが、合っていない場合ももちろんある。

 

愛犬がかなり運動するタイプならやはり海外製でスペック高めの方が良いかな、と感じますがそうでもないって場合は国産の高品質なものを試してみるのもアリ。国産は良くも悪くも低脂質なものがほとんどですからね。

 

ただし当サイトでは何度も言っていますが、国産のプレミアムドッグフードは難しい。だいたいが主にコスパ面でオススメしにくい。そんな中、金虎のおさかなは原料が高品質なものと確信できるし、自社工場持ちで安全管理についても信頼感がある。

 

 

粒も小さめですし、低脂質なフードを試してみたいって場合はこちらオススメです。インスタで動画投稿していますのでサイズの参考にしてみて下さい。

 

 

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金虎 おさかな

 

最後に|海外製ドッグフードは良いけど粒大きいよね問題はあるある

さて、今回はアカナに満足はしているけど粒大きくて・・・他に良いフードないかな?そんなお悩み相談でした!『ダイヤモンド ナチュラルグレインフリー』については悪くないフードですが、アカナと比べると・・・って印象です。

 

で、当サイトではこのようにドッグフードお悩み相談をしていますが、この『アカナ粒大きい問題』は何人も同じ悩みを抱えています。

 

フードクラッシャーなんてものを使っている人も多いですね。こういうやつ↓↓

 


 

ただこれ私も使った事ありますが、非常に面倒臭い。とはいえ最終手段としてこういう方法もあるって知っておいても良いかもです。

 

ちなみにフードクラッシャーは粉が出てワンコがゲホゲホむせるのが嫌、って場合は錠剤を切るピルカッターが便利らしいですよ。まあ面倒臭い事には変わりないですけどね・・・

 

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では今回はこの辺で。こちらに当サイトで評価の高かったフードをまとめたランキング記事を作成しています。フード選びに迷ったらこちらもぜひ参考にしてみて下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

 

 

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

金虎公式ショップ

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