当サイトではドライフード中心に紹介していますが、今回は珍しくローフード&フレッシュフードのXAXAってフードの紹介です!
実はこのフード前々から気になっていました。パッケージがオシャレすぎる・・・ってのもありますが、このフードは『日本の生食文化で培った技術と新鮮な食材を活かして世界に誇れる高品質なペットフードを作ろう!』という考えで開発されたフード。
これね、正しいと思う。
というのも私は飼料メーカーで働いていたので日本のドッグフード、特にドライフードが海外と比較してどうなのか?これわかります。その答えは圧倒的に海外に負けている、です。
高品質なドライフードだとアカナ・オリジンあたりは誰しもが認めるドライフードで世界最高峰のフードだと思いますが、仮にアカナやオリジンと同じ原材料があっても日本の工場じゃ同じもの作れません。
その理由は工場の設備レベルが圧倒的に負けているから。
海外は資本力のある大手が本気でプレミアムなドッグフード作ろうとしますからね。日本の大手って格安ドッグフードしか作らないでしょ?ネットの広告で出てくる国産プレミアムドッグフードはだいたいOEMですしね。
OEMって言葉を知らない人はこの記事読んでみて下さい。国産ドッグフードの闇が垣間見れます。
ドライフードは負けている。でも生食(ローフード)やフレッシュフードなら海外に対抗できる!って事です。
生食系のフードは原材料の品質でほぼ決まると言って良い。当然ですよね、ほとんど加工していないので。で、今回紹介するXAXA(ザザ)なんですが、原材料の品質はレストランで提供されるものと同じものを使用。
さらにドライフードのように高温加熱されていない。このメリットを最大限に活かす原材料の工夫もされている。ただしお値段はかなり高価・・・というか現実的ではないくらいお高い。
今回このXAXAを実際に購入してみましたので画像や動画で実物を紹介しつつ、徹底解説していきます。
XAXA(ザザ)の商品ラインナップ|原材料および成分の紹介

XAXAでは加熱調理されたもの(フィレッシュフード)と生のもの(ローフード)があり、犬用だと各2種類の商品ラインナップがあります。まずはそれら原材料と成分表示を紹介しておきます。
商品名 | 原材料 | 栄養成分(100gあたりの推定値) |
DR1(牛肉・ローフード) | 牛肉、レバー(牛)、心臓(牛)、にんじん、かぼちゃ、小松菜、食用オリーブ油(リノール酸源)、ブルーベリー、牛骨由来天然アパタイト、緑イ貝粉末(凍結乾燥処理)、えごま、ビタミン含有酵母、ひまわりレシチン(コリン源)、自然塩、乳酸菌・酵母菌混合粉末 (ビフィズス菌6種、乳酸菌 18種、乳酸球菌、酵母菌2種)、クロレラ原末、昆布粉(北海道産)、植物発酵エキス、精製魚油 (DHA・EPA源)、タウリン(抽出物)、ビタミンE、ミネラル含有酵母、マンガン含有酵母 | エネルギー: 167kcal / たんぱく質: 13g / 脂質: 11.8g / 炭水化物 : 3.57g / 食塩相当量: 0.53g |
DR2(馬肉・ローフード) | 馬肉(国産またはカナダ産[国内肥育])、レバー(牛)、心臓(牛)、にんじん、かぼちゃ、小松菜、食用オリーブ油(リノール酸源)、ブルーベリー、牛骨由来天然アパタイト、緑イ貝粉末(凍結乾燥処理)、えごま、ビタミン含有酵母、ひまわりレシチン(コリン源)、自然塩、乳酸菌・酵母菌混合粉末 (ビフィズス菌6種、乳酸菌 18種、乳酸球菌、酵母菌2種)、クロレラ原末、昆布粉(北海道産)、植物発酵エキス、精製魚油 (DHA・EPA源)、タウリン(抽出物)、ビタミンE、ミネラル含有酵母、マンガン含有酵母 | エネルギー: 113kcal / たんぱく質: 13.2g / 脂質: 5.58g / 炭水化物 : 3.74g / 食塩相当量: 0.39g |
DF3(鶏肉・フレッシュフード) | 鶏肉、鶏レバー、鶏砂肝、にんじん、かぼちゃ、小松菜、食用オリーブ油(リノール酸源)、ブルーベリー、緑イ貝粉末(凍結乾燥処理)、魚骨由来天然アパタイト、ビタミン含有酵母、ひまわりレシチン(コリン源)、自然塩、乳酸菌・酵母菌混合粉末 (ビフィズス菌6種、乳酸菌 18種、乳酸球菌、酵母菌2種)、昆布粉(北海道産)、植物発酵エキス、えごま、タウリン(抽出物)、ミネラル含有酵母、ビタミンE、精製魚油 (DHA・EPA源)、クロレラ原末、マンガン含有酵母 | エネルギー: 125kcal / たんぱく質: 13.1g / 脂質: 7.32g / 炭水化物 : 3.17g / 食塩相当量: 0.4g |
DF4(真鯛・フレッシュフード) | 真鯛、鶏肉、鶏レバー、鶏砂肝、にんじん、かぼちゃ、小松菜、食用オリーブ油(リノール酸源)、ブルーベリー、緑イ貝粉末(凍結乾燥処理)、魚骨由来天然アパタイト、ビタミン含有酵母、ひまわりレシチン(コリン源)、自然塩、乳酸菌・酵母菌混合粉末 (ビフィズス菌6種、乳酸菌 18種、乳酸球菌、酵母菌2種)、昆布粉(北海道産)、植物発酵エキス、えごま、タウリン(抽出物)、ミネラル含有酵母、ビタミンE、精製魚油 (DHA・EPA源)、クロレラ原末、マンガン含有酵母 | エネルギー: 117kcal / たんぱく質: 13.7g / 脂質: 6.2g / 炭水化物 : 3.21g / 食塩相当量: 0.39g |
上記が犬用商品の使用原料および成分表示となるのですが、おそらくこれちょっと分かりにくいと思います。栄養成分値が一般的な表示と違いますからね!という訳でわかりやすいよう解説していきます。
馬肉・ローフードを例に栄養成分値をわかりやすく解説
では4種類のうち『馬肉・ローフード』を例に栄養成分値について解説していきます。100gあたりの推定値として表示されているのがこちら。
エネルギー: 113kcal / たんぱく質: 13.2g / 脂質: 5.58g / 炭水化物 : 3.74g / 食塩相当量: 0.39g
100gあたりなので単純にタンパク質なら13.2%、そう考えれば良いのですが、ほとんどの方はドライフードの成分表示に慣れているのでタンパク値が低く感じるかと思います。
ローフードを含め水分量の多いウェットフードは栄養成分値が見た目上低く見えて混乱する事があります。ドライフードって水分値が10%くらいに設定されていますけど、ウェットフードは70〜80%くらい水分が含まれている。
なので水分がある状態で比較するのは難しい。比較する場合は水分のない状態、『乾物重量』でみる必要があります。ちなみにAAFCOの基準値もあれは乾物重量です。
ただ問題は普通のウェットフードなら水分値が記載されているので計算可能ですが、XAXAは記載されていない。とはいえ記載されている栄養成分以外はほぼ水分なので、おおよその計算は可能です。
乾物重量を導く公式はこちら
公式
(表示上のタンパク値)÷ (100−表示上の水分値)× 100=乾物重量
ではXAXA馬肉の栄養成分値を全部足すと・・・(たんぱく質: 13.2g)+(脂質: 5.58g)+(炭水化物: 3.74g )+(食塩相当量: 0.39g)=22.91g
100gには全然足りていませんよね?そうです。足りていない部分がほぼ水分です。厳密には他に食物繊維やミネラルなどが含まれるので全てが水分ではありませんが、微々たる量。ほぼ水分と思って大丈夫。
なので推定水分値はと言うと100g−22.91g=77.09gとなります。
では100g中に77gが水分値であると仮定して先ほど紹介した公式に当てはめて乾物重量のタンパク値を計算すると・・・
タンパク質(乾物重量):(13.2)÷ (100−77)× 100=57%
こう見るとめちゃくちゃ高く感じますよね?厳密には先ほどいった通り、食物繊維やミネラル等も含まれるのでもう少し低くなりますが、ざっくり55%くらいが乾物重量でのタンパク値と推定できます。
では乾物重量値でドライフードとも比較してみましょう。高タンパクで品質が良いと有名なオリジン。オリジンの中で一番オーソドックスなオリジン・オリジナルの栄養成分値はこちら
【オリジン・オリジナル】
タンパク質:38%、脂肪:18%、灰分:9%、繊維:5%、水分:12%
このタンパク質を乾物重量で計算すると・・・
タンパク質(乾物重量):(38)÷ (100−12)× 100=43%
こうなる訳ですね。高タンパクで有名なオリジンよりも乾物重量で見た場合タンパク値が高くなる。この理由ですが、いくらオリジンとはいえドライフードは粒の形状にするため『つなぎ』としての炭水化物源が多少必要になります。
オリジンは炭水化物に否定的なスタンスですけど、粒の形状にするためには増粘剤的な役割でどうしても炭水化物が必要って事です。そのため豆類を多少使っています。豆類はタンパク質も含まれますが、割合としては炭水化物が多いですからね。
ちなみにドライフードの場合、炭水化物は成分表示されていない事がほとんどですが、【100−表示されている成分全て】でおおよその数値は算出できます。オリジン・オリジナルだと・・・
100−(タンパク質:38%+脂肪:18%+灰分:9%+繊維:5%+水分:12%)=18%
XAXAの炭水化物が3.74%でしたので、それと比べると多いでしょ?これがローフードやフレッシュフード系の利点ですね。
オリジンの炭水化物はドライフードとしてはめちゃくちゃ低いです。それでも最低限これくらいは必要。というかこの程度の炭水化物量でしっかり粒を成形しているのはすごい技術で、これを真似しようとしても難しい。これが冒頭に言った海外と日本の技術力の差です。
つまりローフードやフレッシュフードの場合だと乾物重量値で見た場合、高タンパク・高脂質、超低炭水化物のフードが作れる。しかも熱加工が少ないのでタンパク質の変性など栄養素の劣化も少ない。熱に弱いオメガ3脂肪酸なんかも確保しやすい、って事ですね。
XAXA(ザザ)がローフードのメリットを活かした使用原料という点を解説

さて、冒頭にXAXAは『ドライフードのように高温加熱されていない。このメリットを最大限に活かす原材料の工夫』と言いました。この点を解説していきます。
それは『酵素』です。
もう一度【馬肉・ローフード】の原材料を見ていましょう。
馬肉(国産またはカナダ産[国内肥育])、レバー(牛)、心臓(牛)、にんじん、かぼちゃ、小松菜、食用オリーブ油(リノール酸源)、ブルーベリー、牛骨由来天然アパタイト、緑イ貝粉末(凍結乾燥処理)、えごま、ビタミン含有酵母、ひまわりレシチン(コリン源)、自然塩、乳酸菌・酵母菌混合粉末 (ビフィズス菌6種、乳酸菌 18種、乳酸球菌、酵母菌2種)、クロレラ原末、昆布粉(北海道産)、植物発酵エキス、精製魚油 (DHA・EPA源)、タウリン(抽出物)、ビタミンE、ミネラル含有酵母、マンガン含有酵母
ここに植物発酵エキスってあるじゃないですか?なんだそれは??って思いませんか。
これね、公式サイト上に説明があるのですが・・・
植物発酵エキスには、甜菜糖(北海道製造)、 海藻昆布エキス、大根、リンゴ、ニンジン、キャベツ、キュウリ、ゴボウ、セロリ、ホウレン草、ナス、バナナ、 モヤシ、 トマト、ショウガ、ピーマン、椎茸、昆布、塩が入っています。
って記載されています。
私はドッグフードオタクですので、この原材料を見た時にピンときました!
北海道の会社で『大高酵素』ってとこがあり、ここは植物由来の植物エキス発酵液を使用した人間用の健康食品を販売していますが、ペット用にもサプリメントのようなものを販売しています。
商品名としては液体のものが『スーパーワンにゃん』、ふりかけ状の固形のものは『フリカケワン』です。
ちょっと裏話をするとこのフリカケワンって結構人気があってですね、それに目をつけた会社もありましてサプリメントのOEMも行われている。帝塚山ハウンドカムって会社が販売している『酵素パワー元気』ってのがあるのですが、あれ中身はフリカケワンと一緒です。原材料全く一緒ですからね。
→https://www.houndcom.com/shopdetail/003005000017/
ドッグフードのOEMは活発ですが、実はサプリメントも結構こういうのあります。
話を戻すと『肉食動物は獲物を内臓から食べる』って話を聞いた事あるかと思いますが、あれって獲物の内臓にはビタミン類が多く含まれているし、消化途中の植物が入っているから。肉食動物は植物を消化するの苦手なので獲物から半消化された植物を摂取しています。
植物ってセルロース(繊維質)という細胞壁に守られた構造をしているので物凄く消化しにくい。草食動物はそれを消化するため長い腸を持っています。また特に反芻動物(牛やヤギなど)は4つの胃を持っており、その中には無数の微生物がいる。そいつらが繊維質を分解する酵素を持っていているので、反芻動物は微生物と共生する事によって植物を消化しやすい進化をしてきた、って事ですね。
このように植物の消化吸収において酵素って非常に重要な要素となります。
反芻動物が持つ4つの胃の事をドッグフードの世界では『トライプ』と呼んでいますが、聞いた事ある方も多いのではないでしょうか。トライプ内には消化途中の植物と酵素が含まれているからドッグフードの原料としても良い!と注目されている訳ですが・・・
ドライフードは高温で加工されるので酵素類は失活、、、つまり機能を失います。
実際にトライプを使っているドッグフードで『ペットカインド』ってフードがありますが、あれカナダが原産国のフードで、カナダ本国の公式HPにはトライプに含まれる酵素は製造過程でこの効果を失われる、って書いています。
Q:Are there digestive enzymes in your green tripe?
A:As our products are fully cooked, the natural digestive enzymes in green tripe are lost in this process
要するにドライフードって製造工程で高温になるので酵素を活用するのは向いていない。って事ですね。
でもローフードなら可能。熱使わないので。
で、植物発酵エキスとなるのですが、発酵とはつまり『微生物の酵素によって物質が変化する事』です。これをローフードという非加熱のフードに配合した、ってのは非常に良い工夫ですね。
犬は雑食か?肉食か?みたいな話は様々な議論がありますが、体の構造的に肉食寄りであるのは間違いない。XAXAその食生に合ったフード、って意味で非常によく考えられた配合内容だと感じます。
XAXA(ザザ)は良いけど値段があまりにも高すぎる!その驚きの価格を紹介

XAXAの内容が素晴らしい・・・って言っていますけどね。問題はその価格。公式サイト見て頂ければ分かりますが、単発のお試しで生食のもの2カップ(250g /1カップ)で15,400円(税込)とおいおい・・・ってなる価格。
定期便で24カップ、どれでも選べるコースだと184,800円(税込)、さすがにちょっと引きますよね。1カップ/250gで7,700円。
これね、3,5kgの成犬の場合、馬肉の生肉のだと給餌目安量が248gとなっています。つまり大体1カップ。うちのミニピンびびちゃんがそのくらいの体重なんですが、1日のごはん代が7,700円・・・いや無理でしょ!
ウィペットのごまちゃんだと12kgくらい体重ありますので、目安給餌量は629g。計算すると19,300円/日とか。
どう考えても無理ですね!
なので全くオススメしていません!確かにドライフードにはデメリットはたくさんある。でも技術力でそれをカバーしており、利便性・値段を考えれば悪いもんじゃない。
これメインで与える飼い主さんってどんな人なんだろう?もちろん我が家も無理です。買うとしてもトッピングか、、、、いやそれも厳しいですね。誕生日くらいですか・・・
XAXA(ザザ)の実物を購入したので画像と動画で紹介!

ではXAXAの実物を購入してみたので画像と動画で紹介しておきます。
これね、公式サイトのお試しセットでも最低単位が2カップなんですよ。つまり15,400円(税込)です。
当サイトも一応広告収入は得ていますけど、アフィリエイト系のフードに関してはあまりオススメしていない、ってのもあって全然儲かっていません。ぶっちゃけるとこの記事書いている時点では10,000円 /月くらいですね。
つまりXAXAを最小単位で買った時点で大赤字・・・嫁さんに怒られてしまいます・・・笑
なので今回はペット博に行ってイベント価格で購入してきました。2023年11月のペット博大阪でXAXAが初出店する、って情報は掴んでいましたので!

まずこちらが冷凍庫から取り出した状態のまだ凍っているXAXAとなります。ここから必要分をお皿に移して常温にて解凍させます。
ちなみにこれIQF凍結されていますね。IQFとは「Individual(個別の) Quick(急速) Frozen(凍結)」の略でして、食材をまとめて冷凍するのではなく、食材一つ一つを小分けにして冷凍しているイメージ。
シーフードミックスなんかをイメージして貰えば良いですが、あれエビとかイカがバラバラになっていて必要な分だけ使えて便利じゃないですか?あれと同じです。
水分量多いので少量取り出せるのかな?と思っていたらしっかり対応していましたね。
で、解凍したものがこちら。

なんかすごい美味しそうです・・・笑
ではここからは動画で。当サイトのInstagramのリール動画です!Instagramも頑張っているので良かったらフォローして下さいね!!
XAXA(ザザ)について思う事|今後はこういうフード増える気はするがメインはやはりドライフード
最後にXAXAについて思う事。
当サイトでは基本的にはドライフードについての評価記事を書いています。これは私自身がドライフード好きってのがあります。一粒・一粒に技術が詰まっており、どんな考えでこの配合設計にしてのかな?とか考えるのが好きなんですよ。
あとやっぱりドッグフードの主流はドライフードになると思う。利便性・コスパなんかを考えるとドライフードは素晴らしいですからね。
ただワンコの健康・食について品質、安全性にこだわる飼い主さんはドンドン増えていっている。実際にフレッシュフードなんかも流行っている。今後はXAXAのようなフードも増えてくる気はします。
XAXAって原材料や配合内容は記事内で紹介しましたが、この他にロット毎に菌検査や原料産地の開示なんかもしており、原料代以外にもコストが掛かっているのはわかる。でもこの値段ですのでそこまで買う人はいない・・・というか買えない。
少ロットとなるのでコスト上がってこの値段になる・・・ってのは分からないでもないけど、現実問題高すぎる。
今後こういうフードが増えてきたら単価も安くなっていくかも知れませんね。
では今回はこの辺で。いつもは100点満点方式で採点しているのですが、その採点基準はドライフードの基準です。こういうフードは同じ基準では評価できないので、このような形で紹介させてもらいます。
ドライフードについてはこちらの記事で評価が高かったものをまとめています。ぜひ参考にしてみて下さい。