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WITHMEALの『きほんの馬肉ごはん』|よくあるタイプのドッグフードですね

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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さて今回紹介するドッグフードなんですが、WITHMEALってとこが2023年10月17日に販売開始した『きほんの馬肉ごはん』ってドッグフードです。

 

実はこのフードに関しては販売開始する前から注目していました。

 

と言うのもこのフードって普通にネットで販売しているのですが、それ以外にペット系有資格者に向けて『販売パートナー』というものを募集しています。簡単に言えば個人代理店のようなもので、副業みたいなもんですね。

 

ペット系有資格者とは獣医師をはじめペットシッター、動物訓練士、愛玩動物飼育管理士、動物看護師、トリマーなどなど・・・

 

『きほんの馬肉ごはん』は純国産の完全無添加!画期的なフードだ!!とか聞いていたので、ちょっと期待してたんですよね。私はこれといってペット系の資格は持っていませんが、このようにドッグフードのブログを運営している。

 

また実際に飼料メーカーでの勤務経験があり、配合設計や製造にも関わっていた。って実績があるので、資格なくても代理店契約できるんじゃないかなーって。

 

そう、良いフードだったら代理店契約する、ってのも視野に入れていました。だから色々と調べていた訳ですが・・・

 

結論を言います。これダメですね。ダメというか本気でオススメできるフードじゃない。だって見たらすぐわかるOEMのフード。OEMがダメとは言いませんが、クソ高い。

 

これをオススメしてしまうとですね、結局はアフィリエイト報酬だけを目的としたお金儲け丸出しサイトと一緒になってしまう。信用を失う。なので手を引きました。

 

では今回はそんな『きほんの馬肉ごはん』について解説していきますね。

 

WITHMEALの『きほんの馬肉ごはん』の基本情報とこれがOEMであるという証拠

まず『きほんの馬肉ごはん』の使用原料と保証成分を紹介しておきましょう。

 

きほんの馬肉ごはん総合栄養食
【原材料表示】

生肉(馬肉、魚肉、馬レバー)、穀物(大麦全粒粉、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、脱脂米ぬか)、魚粉、ヤシ粉末、いも類(さつまいも、ジャガイモ)入りゴマ、ひまわり油、乳製たんぱく、海藻粉末、卵殻カルシウム、脱脂粉乳、フラクトオリゴ糖、乳酸菌群

【保証成分】

粗たんぱく質:28%以上、粗脂肪:10以上、粗繊維質:4%以下、粗灰分:7%以下、水分:10.0%以下

 

ナトリウム 0.27~0.35%前後 / リン 1.04~1.1%前後

 

カロリー:360kcal/100g

 

冒頭でOEMとすぐ分かると言いました。OEMとは簡単に説明するとどっかの工場に製造を委託する事です。これ自体は別に良いのですが、内容同じようなフードが巷には溢れており、値段も高すぎる。

 

OEM・・・特に国産のOEMとその問題についてはこちらの記事で詳しく解説しています。まずこの記事を読んで頂けると、今回の記事内容が理解しやすくなると思います。

国産ドッグフードランキングを見て購入する前に『フードの特徴』を理解しよう!

 

じゃあこのフードがOEMという証拠をまずは見せておきます。

 

帝塚山ハウンドカムってショップがあるのですが、ここが販売してるオリジナルフードで『ホリスティッククッキング』というフードがあります。これもOEMなんですが、その原料・成分はこちら

 

帝塚山のフード

生肉(馬肉、魚肉、馬レバー)、大麦全粒粉、魚粉、玄米粉、脱脂大豆、とうきび、ヤシ粉末、サツマイモ、ジャガイモ、煎りゴマ、ひまわり油、脱脂米ぬか、乳清、初乳、麹菌、パパイア粉末、タウリン粉末、海藻、卵殻カルシウム、脱脂粉乳、フラクトオリゴ糖、乳酸菌

内容成分:粗蛋白質30%以上、粗脂肪10%以上、粗繊維3%以下、粗灰分7%以下、水分10%以下、360kcal/100g

 

はい、全く一緒ですね。帝塚山ハウンドカムももちろんOEMのドッグフードです。

 

これらの大元はおそらくですが、金沢にあるレガールファクトリー会社が販売しているシェフドッグ(ホース)ってフードです。シェフドッグの原材料・栄養成分はこちら。

 

ホリスティッククッキング(ホース)の原材料及び成分表示

 

ほぼ一緒でしょ?シェフドッグにはタウリン配合とかパパイヤ粉末が配合されているが、それを抜いたフードが今回紹介する『きほんの馬肉ごはん』であり、帝塚山ハウンドカムの『ホリスティッククッキング』って事ですね。

 

これは予想となりますが、多分中身一緒です。微量な原料は表示しなくても良いルールがあります。シェフドッグと全く同じにしておいた方が一緒に製造できて袋変えるだけなので効率が良い。OEMの委託料も安く済みます。成分値も保証範囲内で少しいじっているだけでしょう。OEMのフードで別物を装うためよくある手です。

 

つまりなんの工夫もない袋変えただけのフードですね!

 

ではこの3つのフード・・・価格を比較してみましょう。

 

 価格(税込)kg単価
シェフドッグ(ホース)2,675円/800g3,344円/kg
きほんの馬肉ごはん11,000円/(50g x 20袋)1kg11,000円/kg
ホリスティッククッキング3,960円/1kg包装3,960円/kg

 

ヤバイくないです??

 

きほんの馬肉ごはんのお値段ぶっ飛んでいますよね。ただ上記紹介した価格は通常価格らしく、今はセール中で半額になっていましたが、半額でも5,500円/kgってぶっ飛んでいます。

 

確かにこれ50g包装なので包装資材費は高くついていると思いますが・・・この価格に納得できますか??

 

OEM自体は別に悪いとは思いませんが、同じスペックのフードがあって価格が違う場合どちらをオススメするのが正しいか??ってなると当然ですが安い方ですよね。

 

WITHMEALの『きほんの馬肉ごはん』がやっている販売パートナーというシステムの問題点

冒頭でも言いましたが、WITH MEALではペット系資格の有資格者を対象に販売パートナーってのを募集しています。ちょっとこれについて考察していきます。

 

この手のOEMフードって今までこの2パターンで販売される事が多かったです。

 

  • アフィリエイト広告ぶん回してネット上の露出度を上げる
  • 自社ブランドのイメージを引き継いで販売する

 

 

↑この記事で解説したとおり、ネットで高評価されている国産のプレミアムドッグフードってほとんどがアフィリエイト報酬が高いもの。そしてOEMです。それらをアフィリエイト報酬が高い順に並べただけです。『ドッグフード オススメ』と検索してSランクとか出てくると気になって買っちゃう人もいますよね。これがOEMドッグフード主流の売り方。

 

ただアフィリエイト広告をしなくても自社ブランドのイメージが良い場合は売れたりもします。先ほど紹介した帝塚山ハウンドカムなんかがそうですよね。帝塚山ハウンドカムは高品質なドッグフードを販売しているイメージがあったので、そこのオリジナルフードってなると信用して買う人もいます。

 

帝塚山ハウンドカム以外だとドッグデプトってアパレル系ブランドがありますが、そこが販売しているWANPPY FOOD(ワンピーフード)なんかもそんな感じ。これは原産国イギリスとなりますが、これもOEM。プラぺとかウルフインサイドなどと中身は一緒。海外産でもOEMは普通にあります。

 

コスパの悪いOEMはこのようにして販売していた訳ですが、新たな手法としてWITH MEALが『販売パートナー戦略』を打ち出した!これどうなるか?有資格者という点で信用度を上げて販売する訳ですが・・・これちょっと危険だと考えています。

 

確かにね、資格がある人からオススメされたら信用するって人も多い。このやり方はビジネスとしては面白い。ただまずそもそも有資格者ってドッグフードの事詳しいか?獣医でさえ微妙ですよ?

 

 

そして同じスペックのものがあれば価格は安い方をオススメするべきですよね。WITH MEAの強気すぎる価格設定。販売パートナーとやらがどれくらいのバックもらうのか知りませんが、このフードをオススメした時点で信用無くすと思うんですよ。

 

ウチの犬が病気して動物病院に行ったら獣医にこれオススメされる。トリミング行ってトリマーからこのフードをオススメされる。そんな場合は店変えます。

 

だってですよ?もしかしたら本気で良いフードと思ってオススメしているかも知れない。でも同じスペックのものが存在して、そっちの方が圧倒的に安い時点で勉強不足ですよね?

 

わかっていて販売しているならタチ悪いですよね。

 

どっちにしろこれを販売する事ってリスク高すぎな気がします!!

 

ちょっとどうなるか気になるので今後有名になるか注目していきたいと思います。これアフィリエイトも参入してくるかも知れませんね。利幅大きいので広告費使っても十分に利益確保できるので。

 

WITHMEALの『きほんの馬肉ごはん』の50g包装について

さて、ここまで読んでWITHMEALの『きほんの馬肉ごはん』を買う人って・・・多分いないと思います。

 

一応言っておきますが、フードの内容としてはそんなに悪くはないですよ?国産のドッグフードならまあまあ良いとは思います。ただコスパが悪すぎるだけですね。

 

で、このフードに魅力を感じた人って50g包装かな?って思います。つまりフードの酸化が怖い人。

 

確かにドッグフードの酸化は怖い。酸化した油は危険です。当サイトではドッグフードに関するお悩み相談を受けていますが、色々な方の話を聞いているとドッグフードの保管に関してかなり神経質になっている人も多いと実感します。

 

ドッグフード購入したらすぐに開封して真空パックで小分けする・・・みたいな人結構います。その手間を考えたら50g包装に魅力を感じるって人もいるのかな?とも感じる。

 

これ良い解決方法があって、我が家では真空保存容器を使用しています。3頭多頭飼いなので容量の多い10Lのものを使用していますが、小型犬1頭とかなら7Lの容量の方が使いやすいかもですね。

 

 

ドッグフードって値段が高ければ良いもの、って思ってしまう人います。でも実際はこのように物凄くコスパが悪いものだったりします。ここまで強気な価格設定のフードは初めて見ましたが、特に国産のプレミアムドッグフードって特にコスパが悪いもの多い。

 

『きほんの馬肉ごはん』を半額の値段で買ったとしても5,500円/kgです。ドッグフードのスペックによって推奨される給与量は異なりますが、だいたい4kgの小型犬で100g /日くらい。年間だと100g×365日=36.5kgくらい。

 

プレミアムドッグフードと呼ばれるちょい高めのフードで、2,000円/kgくらいで品質良いものはいくらでもあります。2,000円/kgだったら『きほんの馬肉ごはん』との差額は3,500円 /kg。年間での金額は3,500円 /kg×36.5kg=127,750円!

 

当サイトでこれ品質かなり良いけど価格がちょっと高いな、って感じるフードで3,500円 /kgくらいです。これでも差額は2,000円 /kg×36.5kg=73,000円!!

 

年間で見れば結構変わります。わんこと旅行行ける金額くらい変わってきます。コスパ悪いフード買うよりわんこと旅行行って思い出作る方が絶対に良いですよ!

 

ちなみに当サイトで国産のプレミアムドッグフードでオススメしているのは『金虎 おさかな』です。これ良いと思いますよ。『きほんの馬肉ごはん』検討されている方は成分値や容量的に合っていると思うので、チェックしてみて下さい。

金虎 おさかな

 

 

では今回はこの辺で。こちらに当サイトで評価の高かったフードをまとめたランキング記事を作成しています。フード選びに迷ったらこちらもぜひ参考にしてみて下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

金虎公式ショップ

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