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アレルギーに対策に|新奇タンパク質を使用したオススメドッグフード一覧

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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愛犬のアレルギーに悩む飼い主さん・・・最近多いですよね。当サイトのInstagramではドッグフード に関するお悩み相談をしていますが、アレルギーがあるので選べるフードが少なく困っている、そんな方が非常に多いです。

 

アレルギーって確実にこれが原因!ってわかっている場合もありますが、疑わしい食材が複数ある場合もある。こうなってくるとフード選びが困難になってきます。

 

アレルギーは食品添加物が原因となる事もありますが、一番多いのが特定のタンパク質が原因(アレルゲン)となる事。こちらの表はロイヤルカナンが発表した犬でアレルギー反応が報告された食材を集計、割合表示したグラフですが・・・

 

royal canin grain free diets or badより

 

Beef(牛肉)が最も多く、Dairy(乳製品)、Poultry(家禽)、Wheat(小麦)などがアレルギー原因となる傾向が高い事がわかります。

※家禽(かきん)とはニワトリ、ウズラ、シチメンチョウ、アヒル、ガチョウなど人間が利用するために飼育されている鳥の総称。

 

最近のドッグフードで『小麦グルテンフリー』をウリにしているものが多いですが、それは小麦に含まれるグルテンというタンパク質がアレルゲンとなる傾向が高いためですね。

 

しかし小麦グルテンフリーだから安心、って訳じゃなくチキン・牛肉などもアレルゲンとなりやすい。アレルギーは何であっても発症する可能性あります。絶対これだから安心ってものはありません。

 

で、今回紹介したいのは『新奇タンパク質』を使用しているドッグフードです。新奇タンパク質とは簡単に言うと珍しいタンパク質の事。例えばウサギ、カンガルー、ワニ、虫、、、などですね。

 

アレルギーって多く使われている食材ほど発症しやすいという特徴があり、鶏肉(チキン)アレルギー多いのがまさにそれです。鶏肉は原価が安く高品質な動物タンパク源ではありますが、同時にアレルゲンにもなりやすい。

 

そこで普通は使わないようなタンパク質源、つまり新奇タンパク質であればアレルギーが発症しにくい、って事です。今回はそんな新奇タンパク質を使用したドッグフードを紹介していきます。

 

ウサギ肉を原料とした低アレルゲンドッグフード

国産:wanfoo ワンフー ラブガド (ウサギ肉タイプ)

wanfooは珍しく国産でウサギ肉を使用したフードのラインナップがあります。鳥取県にある環境プラント工業株式会社が販売元ですが、そこのペット事業部が製造・販売しているもの。ちなみに鳥取県米子市のふるさと納税返礼品にもなっています。

 

原料及び成分

ウサギ肉・米・米ぬか・コーンフラワー・コーンタンパク・小麦ブラン(ふすま)・さつまいも・りんご・アボカドオイル・アルファルファ・ビール酵母・リン酸カルシウム・炭酸カルシウム・北沙参・菊花・昆布・寒天・塩化コリン・ミネラル類(鉄、銅、ヨウ化カリウム、亜鉛、マンガン、セレン)・ビタミン類(A、D、E、B1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、B12)・イノシトール・アミノ酸(メチオニン)・米油・かつおぶし・食塩

粗タンパク質:28.1%以上、粗脂肪:9.3%以上、粗灰分:5.0%以下、粗繊維:1.8%以下

脂肪酸表示:なし

400 kcal/100g

 

生肉のウサギ肉を使用していますが、そのほとんどは水分ですしトウモロコシ由来のタンパク源を配合している事から、保証成分上の主なタンパク源はトウモロコシですね。

 

そして残念なのが脂肪酸の配合割合が記載されていない事。アレルギーになりにくい体づくりにはオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸のバランスが需要ですが、ここが記載されていないので判断がしにくい。配合内容からの予想ですが・・・そこまでオメガ3が多いとは思えません。

 

そして価格ですが・・・めっちゃ高い。公式ショップの価格だと3,520円/kg円。どうしても国産が良い、というならアレですが・・・コスパの面では悪すぎると評価せざるを得ません。

 

ただ新奇タンパクを使っているフード自体が少ないので、愛犬に合うか合わないかを試しておくのは良いかも知れませんね。海外製フードは突然の欠品・生産中止リスクがあるので・・・

 


 

 

チェコ:Brit ケア ラビット&ライス ウエイトロス

Brit(ブリット)はチェコ共和国原産のプレミアムドッグフードで品質が良い割に価格が安い。新奇タンパクではない普通のフードもオススメです。

 

原料及び成分

乾燥ウサギ肉(36%)、米(35%)、乾燥リンゴ、乾燥ビートパルプ、粉末セルロース、鶏肉脂肪(天然配合トコフェロールで保存)、醸造酵母、天然香味料、サーモンオイル(1%)、甲殻類の貝殻の加水分解物(グルコサミンの主原料、320 mg/kg)、軟骨エキス(コンドロイチンの主原料、190 mg/kg)、マンナンオリゴ糖(180 mg/kg)、ハーブ類と果実類(ローズマリー、クローブ、かんきつ類、ウコン、180 mg/kg)、フラクトオリゴ糖(120 mg/kg)、ユッカシディジェラ抽出物(120 mg/kg)、イヌリン(110 mg/kg)、オオアザミ(90 mg/kg)

タンパク質:27%以上、脂肪:10%以上、水分:10%以下、灰分:5.5%以下、粗繊維:9.0%以下

オメガ3脂肪酸:0.16% オメガ6脂肪酸:1.05%以上

320 kcal/100g

 

使用タンパク源も割合まで表示されており非常に好感を持てます。やや高め程度のタンパク値、低脂質で低カロリー。関節のサポートに効果のある天然由来のグルコサミン、コンドロイチンも配合されています。特にシニア犬でアレルギーに悩むのであれば試してみる価値のある配合内容ではないかと。

 

値段もBritシリーズ全般的にコスパも良い。配合内容に対して良心的な価格。あえて文句を付けるならサーモンオイルを配合しているがオメガ3系の割合が少なめな点くらいでしょうか?そこ以外は非常に良い。

 

※オメガ3系がなぜ重要か知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい

ドッグフードの『総合栄養食』とは?飼い主として知っておくべき重要な事

 

オススメしたいドッグフードではあるのですが、唯一の難点は安定供給が怪しいという点。和歌山にある株式会社レシアンというところが正規代理店で非常に高品質なフードを扱っている会社なのですが・・・よく欠品しています。

 

あまり有名ではない海外製のプレミアムドッグフードって欠品、突然の生産中止はあるあるです。もしこのフードを使うにしても他にも合うものを探しておく事をオススメします。

 

※ちなみに今回ウサギ肉のフードを3つ紹介していますが、どれを一番オススメするかと言われればコレです。

 

レシアン公式サイト

 

イタリア:ELMO  プロフェッショナーレ ウサギ肉・ライス&ポテト

エルモは大手ペットショップクー&リクの息がかかっているドッグフードです・・・笑

 

こういう風に言うとイメージ悪く感じる方もいるかと思いますが、エルモシリーズ自体は中々良いフード。エルモに関する評価記事は書いているので興味がある方は読んでみて下さい。

クーリクで定期購入させられるドッグフードエルモ(ELMO)について徹底評価!

 

原料及び成分

ウサギ肉、米、ジャガイモタンパク濃縮物、トウモロコシ、ビートパルプ、ビール酵母、タンパク加水分解物、鶏脂、ミネラル類、マンナンオリゴ糖(MOS)、キシロオリゴ糖(XOS)、ユッカシジゲラ、スピルリナ原末、エキナセア、オレガノ、ニンニク、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン源)

粗タンパク質:26%以上、粗脂肪:15%以上、粗繊維:2.5%以下、粗灰分:6.5%以下、水分:8%以下

オメガ3脂肪酸:0.5% オメガ6脂肪酸:3.5%以上

407 kcal/100g

 

このフードは一応『去勢・避妊後』のサポート用フードとなっていますが、新奇タンパク質使用しているフード自体少ないのでここはあまり気にしなくて良いかと思います。使用原料・成分値が合っているかで判断しましょう。

 

第一原料としてウサギ肉を使用していますが、これは表示からして生肉です。水分値が多いのでドッグフードになった状態だとウサギ肉に含まれる水分はほとんどが飛ぶ。

 

そのためウサギ肉からタンパク値を確保するのが難しく、『ジャガイモタンパク濃縮物』を配合してタンパク調整している。そんな配合設計です。

 

植物系タンパク濃縮物を使ってしまえばタンパク値はどうとでもなります。このフードでの動物性由来(ウサギ肉)のタンパク質は決して多くありません。ここは残念な点ですね。

 

ただ新奇タンパクのフードを探している方はそんな事言ってられない・・・フードの選択肢が少ないから。なので配合内容としてはそこまでオススメできる内容ではありませんが、紹介しています。

 

エルモは全体的にややカロリーが高めなのが特徴です。それなりに運動量もあり、肥満ではない。しかしアレルギー体質であり新奇タンパクのフードを探している・・・そんな場合は検討する価値あるかと思います。

 

価格的にはだいたい2,500円/kg程度。プレミアムドッグフードの中でもちょっと高めくらいの価格帯になります。まあ需要が少ないのでここは仕方ない。ただネットでもあまり売っていません。クーリクに行くのが一番手っ取り早いかと思います。

 

カンガルー肉を原料とした低アレルゲンドッグフード

ニュージーランド:キアオラ KiaOra ドッグフード カンガルー

新奇タンパクのドッグフードとしてはキラオラのカンガルーを原料としたものが定番です。結構人気のある商品。使用原料・成分保証値はこちら。

 

原料及び成分

カンガルー生肉、ドライフィッシュ、えんどう豆、タピオカスターチ、全粒亜麻仁、鶏脂、天然フレーバー、ミネラル類(塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、硫酸コバルト、ヨウ素酸カルシウム)、ビネガー、酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、グリーンティ抽出物、スペアミント抽出物)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンEサプリメント、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)、リボフラビンサプリメント、チアミン硝酸塩(ビタミンB1)、ビタミンB12サプリメント、ビタミンAサプリメント、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンD3サプリメント)、タウリン

タンパク質:29.0以上、脂質:17.0%以上、粗繊維:4.0%以下、粗灰分:10.0%以下、水分:10.0%以下

脂肪酸表示:なし

365kcal/100g

 

全体的にみてそんなに悪くはありません。カンガルー生肉だけでは不足する動物性タンパク源としてドライフィッシュ。これが何なのかよく分からないので調べてところ公式サイトにこういう記載がありました。

 

ドライフィッシュは魚を乾燥したもので、ニュージーランド近海で獲れる季節の魚です。キンメダイ、ブルーコッド、マルスズキ、タイ、タラキヒなどを使用しています。

 

良いですね!魚系原料は基本的に良い。ただ可食部を取り除いた部分のみで作ったものはタンパク値が低く品質的にはあまり良くありません。この内容なら良質なものと判断して良いでしょう。

 

続いて出てくるタピオカスターチですが、これはグレインフリー にしたかったのでしょうね。タピオカスターチの主成分はタピオカデンプンとなり、これを配合する事によってドッグフードの粒を成形する際に安定します。要するに『つなぎ』の役目です。

 

全粒亜麻仁は植物性のオメガ3系脂肪酸供給源として。鶏脂はオメガ6系脂肪酸供給源。天然フレーバーが何なのかよく分かりませんが、ドッグフードでは食いつきを良くするため香料を使う場合があります。

 

ここで人工の香料を使用するとネットでボロクソに評価されるので、プレミアムドッグフードで使用しているのは天然由来のものが多い。

 

全体的にプレミアムドッグフードと言っても十分な内容です。やや不親切なのは脂肪酸の表示がされていない事ですが、原料にドライフィッシュと全粒亜麻仁を使用している事からオメガ3系脂肪酸量については考慮されていると予想できます。まあ心配しなくて良いでしょう。

 

で、価格ですが・・・結構高い。公式サイトに記載されている価格だと2.5kg包装で8,580円。kg単価だと3,432円です。

 

価格としてはやはり高くなりますね。カンガルー肉は低脂肪、高タンパク、低コレステロールで非常に良い原料と言えますが、アレルギー対策としてならともかく、特に理由がないなら他のものをオススメします。コスパ悪い。

 

ただ新奇タンパクで品質の良いもの・・・ってなるとこれはオススメ。コスパは悪いですが、そもそも新奇タンパクのフードは需要が少ないので全体的に高い。その中では配合設計など考慮するとオススメできるフードです。品質は非常に良い。

 

また人気のある商品なので安定供給について信頼できる、ってのも評価できるポイントです。

 

ちなみにこのキラオラというドッグフードは販売元であるレッドハート株式会社のオリジナル商品。つまり海外OEM商品です。OEMについてよく知らないって方はこちらの記事を読んでみて下さいね。

ドッグフードは3つのタイプに分類される|それらメリット・デメリットの解説

 

海外OEM製品なのでAmazonとか楽天に並行輸入品が出回ることが基本的にない。実際に公式サイトとAmazonなどネットショップの価格ほぼ同じです。なので購入するなら楽天やAmazonが良いかと思います。送料やポイント考慮するとそっちの方がお得。

 


ワニ肉を原料とした低アレルゲンドッグフード

イギリス:INUMESHI SEBEK(セベク)

ドッグフードの原料としてはかなり珍しいワニ肉を使用したSEBEK(セベク)というドッグフードがあります。ワニ肉自体は高タンパク・低脂質で非常に良い原料です。原材料と保証成分はこちら。

 

原料及び成分

鮮度の高いワニ肉(24%)、乾燥サーモン(24%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、サーモンオイル、サーモングレービー、ルツェルン、ミネラル、ビタミン、ユッカシデゲラエキス(2403mg / kg)、FOS(1923 mg / kg)、グルコサミン(889 mg / kg)、メチルスルホニルメタン(889 mg / kg)、コンドロイチン硫酸(635 mg / kg)、MOS(480 mg / kg)、乾燥ニンジン、乾燥クランベリー、乾燥海藻、乾燥アスパラガス

粗タンパク質:30以上、脂質:10%以上、粗繊維:3%以下、粗灰分:8%以下、水分:8%以下

オメガ3脂肪酸:1.5% オメガ6脂肪酸:0.7%以上

 

かなりの高タンパクでザ・プレミアムドッグフード!!って感じの内容ですね。動物性タンパク源の配合割合も記載されており、表示内容が細かいのも好感持てますが・・・乾燥サーモンとワニ肉の配合量同じですよね?

 

生肉は水分が多く含まれる。ドッグフードになった時にはほとんどの水分が飛ぶ。特にこのフードは水分が8%と比較的低水分のフードです。では実質的な主原料は何か?

 

サーモンですね。乾燥サーモンはその名の通りあらかじめ水分を飛ばしています。つまりこのフードはワニ肉全面的にアピールしていますが、サーモン主体のフードという方が正しい。

 

内容自体は非常に良いです。価格も楽天だと2,980円/kg(送料無料)。高いと言えば高いが新奇タンパクを使ってこの配合内容であれば・・・納得できる価格とも言えます。

 

ただもう一度言いますが、これってどちらかと言うと高品質なサーモン主体のフードとも言える。だったら魚主体のフードで良いのでは?その方がコスパ良いフード多いし・・・

 

まあこれはキラオラのカンガルーでも同じ事が言えますけどね。

 

魚がキツすぎると苦手・・・ってパターンもあるのでそんな場合はこのフードは試す価値ありです。内容的には良いので1,000円/100gのお試しをパックで様子を見ることをオススメします!

 


 

エミュー肉を原料とした低アレルゲンドッグフード

アーガイルディッシュ  グレヴィレアアダルト

アーガイルディッシュの大きな特徴は『オーガニック』です。オーストラリアのオーガニック認定機関ACO(Australia Certified Organic)を取得してる原材料へのこだわりが半端ないフードです。ACO認証は日本の有機JAS認証と相互認定となるので有機JASについても同時に取得しています。

 

ACO認証取得ってかなり難しくドッグフードでこれを取得しているのは凄い!ACO認証を取得する基準はこちら

 

  • 95%以上が認定されたオーガニック原料であること
  • 残り5%についても基準に準拠した天然由来成分であること
  • 動物試験(実験)をしていないこと
  • 合成化学物質(合成着色料、合成香料、化学品由来防腐剤)、合成肥料、遺伝子組み換え作物を使用していないこと

 

ただ今回紹介する『グレヴィレアアダルト』については主原料として天然魚を使用していますのでAOC認証を受けられません。魚以外はオーガニック原料を使用しています。

※ラム肉・牛肉を使用している『ウィステリア・アダルト』『エバーラスティング・シニア』がAOC認証を取得しています。

 

グレヴィレアアダルトは魚を主原料として、低脂質・高タンパクを実現するために脂肪分が少ないエミュー肉を採用した。このような配合設計になっています。原材料と保証成分はこちら

 

原料及び成分

オーストラリアンマッカレル(サワラ)、テイラー(アミキリ)、エミュー肉、じゃがいも、さつまいも、タピオカ、キヌア、アマランサス、アルファルファ、スクアッシュ、チアシード、りんご、ブラックカラント、パセリ、亜麻仁油、ブルーベリー抽出物、乾燥昆布粉、ガーリック粉、ユッカ、クロレラ、ネトル、ダンデライオン(根)、カモミール、スイートフェンネル、ビタミン&キレートミネラル【ビタミン(ビタミンA、ビタミンB1B6B12、リボフラビン、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸、塩化コリン、L-アスコルビン酸、ビタミンD3、葉酸)、β-カロテン、アミノ酸亜鉛キレート、アミノ酸鉄キレート、アミノ酸マンガンキレート、アミノ酸銅キレート、ヨウ素酸カルシウム、塩化カリウム、亜セレン酸ナトリウム、アミノ酸類(アルギニン、トリプトファン、リジン、L-カルニチン)、タウリン、イオウ、クエン酸】

粗タンパク質:28%以上、脂質:9%以上、粗繊維:5%以下、粗灰分:7%以下、水分:11%以下

オメガ3脂肪酸:0.5% オメガ6脂肪酸:2.5%以上

340kcal/100g

 

サワラは日本にもいる魚なのでイメージできるかと思いますが、テイラー(アミキリ)は何かわからないと思います。これは日本にはいない魚でスズキの仲間ですね。釣り人に人気の魚です。

 

保証成分値を見てもらえれば分かりますが、28%とそれなりに高タンパクでありながら脂質9%とかなり低い。これは魚を主原料としつつ低脂質であるエミュー肉を原料に使用しているからですね。カロリーも抑えめの設計になっています。

 

あとはキヌア・アマランサスは人間のスーパーフードとしても有名。キヌアはビタミン類、アマランサスはミネラル類が豊富に含まれており、グルテンを含まないのでグルテンアレルギーにも考慮した内容。

 

あまり一般ウケする配合内容とは言えませんが、高タンパク・低脂質・低カロリー・低アレルゲンのフードを求めているなら検討する価値ありですね!

 

で、気になる価格ですがAmazonだと2kg包装で5,479円(2,740円/kg)、8kg(4kg×2)で16,951円(2,119円/kg)。悪くないですね。新奇タンパクを使用しているものは3,000円/kgを超えることも珍しくない。比較的良心的な価格帯であると言えます。

 


 

新奇タンパクのドッグフードを選ぶなら魚主体で良いのでは問題

さて、いくつか新奇タンパク質を使用したドッグフードを紹介してきましたが・・・

 

新奇タンパクに加えて魚を使っているパターンが多い。それはなぜか?魚自体が低アレルゲンだからですね。だったら魚主体のドッグフードで良いのでは??とも言えます。

 

もちろん魚が苦手。食べない、そんな場合は別ですが、問題なく食べて魚がアレルギーでないなら・・・無理に新奇タンパクを使用したドッグフードである必要はない・・・そう考えています。

 

理由は魚主体のフードの方がまだコスパが良い。魚自体は原料としては高い部類ですが、それでも新奇タンパク系に比べればマシ。あとは魚系にはDHA・EPAといったオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれます。これには抗炎症作用があるためアレルギーになりにくい体づくりができる。

 

もちろんそこを考慮してサーモンオイルの配合など工夫しているものもあるが、魚主体だとより安心って事ですね。

 

ちなみに当サイトで魚主体のドッグフードでオススメするものとしては・・・

 

国産なら『金虎 おさかな』がオススメ。これについては詳しく解説した記事ありますので興味のある方は読んでみて下さい。

金虎の『おさかな』配合設計のプロが徹底評価!国産で魚主体のドッグフードならコレが良い!

 

海外製なら『アカナ  パシフィカ』をオススメします。


ただ冒頭でも言った通りアレルギーは『多く食べられているものほど発症する率が高くなる』、そんな性質があります。現時点では魚主体のものでも問題ない。しかし魚に頼りすぎていると魚もアレルギーとなってします。この可能性はゼロではありません。

 

そこでフードローテーションという考え方があります。フードローテーションとは一定期間ごとにフードを変えてアレルギーの発症リスクを軽減するというもの。同時に栄養の偏りをなくすというメリットもあります。

 

もし魚は問題ないのであれば、魚主体のものをベースにして定期的に新奇タンパク質のフードを与える。これもアリです。何度も言いますが突然の欠品・生産中止のリスクもあるのでフードローテーションを行い、愛犬に合うフードを何種類か見つけておく。これも大事な事ですしね。

 

実は今回紹介した中で『アーガイルディッシュ グレヴィレアアダルト』については知らないドッグフードでした。ブログにコメント頂いて初めて知ったフードです。調べてみたところこれ中々良いな、と思い紹介させて頂きました。

 

かなりドッグフード調べていますが、もちろん全てを知っている訳ではありません。『このドッグフード良いですよ!』『このドッグフードどう思いますか?』みたいなものあれば是非是非コメント欄、または当サイトのSNSでメッセージ下さい!

 

では今回はこの辺で。また良い新奇タンパクを使用しているフードを見つけたら更新しておきます。

 

 

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

金虎公式ショップ

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