ドッグフード評価記事

【K9ナチュラル】フリーズドライのドッグフードの特徴とどんな場合オススメか解説

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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今回紹介するドッグフードは『K9ナチュラル』というドッグフード。ニュージーランド産・フリーズドライ製法のプレミアムドッグフード ですね。ペットショップなどでも販売されているのでパッケージを見かけた方は多いかと思います。

 

フリーズドライという製法は加工賃がかなり高額となるため、フード自体も非常に高い。ただフリーズドライは一般的なドッグフードの製造方法に比べて栄養素が劣化しないなど様々なメリットがあります

 

さらにK9にナチュラルの場合、良質な栄養素という面以外にも大きな利点があります。それは穀類・イモ類・豆類が一切入っていない事

 

犬にとって理想的な栄養というのは様々な説があり何が正解ってのはありません。

 

K9ナチュラルは一般的なドッグフードだと20〜30%しか肉類は入っておらず、穀類・イモ類・豆類はアレルギーを引き起こす原因となるのでいうの食性に合っていない。これがコンセプトであり、K9ナチュラルのドッグフードは90%以上が肉類で構成されています。

 

ただ今のドッグフードは穀物も犬が消化しやすいよう加工されているので必ずしも悪とは言えません。K9ナチュラルのような原材料がほぼ肉のフードは値段も高額になります。値段だってドッグフード選びの重要な要素ですからね。

 

ただ複数の食物アレルギー持ちの場合はどうか??先日当サイトのInstagramにこんな相談がありました。

 

当サイトのInstagram:https://www.instagram.com/wanko.blog/

 

最近のプレミアムドッグフードの場合、グレインフリー(穀物不使用)になっている事が多い。グレインフリーだからアレルギー安心って訳じゃありませんが、イメージ的にグレインフリーの方が良く売れやすいってのもあります。

 

グレインフリーにするためには小麦、トウモロコシ、米などは使えません。そうするとイモ類や豆類が使われます。しかしイモ類や豆類にもアレルギーがあったら・・・

 

そんな場合はK9ナチュラルの『穀類・イモ類・豆類が一切入っていない事』が大きなメリットになります。複数のアレルギー持ちで悩んでいる飼い主さんはぜひ試してみて下さい。動物性原料に注意するだけで良いのでアレルギーの悩みが解決するかもしれません。

 

次に大きなメリットとしてトッピングとして非常に良い!って事です。これについては記事本文で詳しく説明しますね。

 

K9ナチュラルの『フリーズドライ製法』とは?一般的なドッグフードとの違い

まずそもそも『フリーズドライ製法』とはどういうものなのか?これについて説明しておきましょう。

 

最近のドッグフードはほとんどがエクストルーダーという機械で製造されていますが、その製造工程はこのような感じになります。

 

ドッグフードの製造工程

ドッグフードの製造工程

 

エクストルーダーは内部にスクリューがついており、それが回転することによって押し出される。押し出された原料が穴からニュルっと出てくる。それをカットする事で粒に成形されます。

 

言葉で説明するのが難しいので興味のある方は動画で見て下さい。古い動画ですが、これが一番わかりやすい。『ビタワン』というドッグフードを作っている動画です。

 

エクストルーダー自体は犬が消化しにくいデンプンをα化して消化吸収しやすくなるといったメリットもありますが、機械内部での『高温・高圧』、さらに乾燥工程の熱風。これによって熱に弱い栄養素・・・例えばタンパク質などが変性して劣化する。これが弱点。

 

ではフリーズドライはどうかというと真空凍結乾燥機という機械を使用することよって熱を使わないでドッグフード中に含まれる水分を『昇華』させる事によって乾燥させます。

 

山頂だと気圧が低いので沸点が低い、っての聞いた事あるかと思いますが、気圧が低ければ低いほど沸点も低くなります。地上の気圧は1013hPa(1気圧)で沸点は100℃ですよね。これが富士山の山頂(3,776m)だと約636hPaとなるので沸点は約88℃と低くなります。

 

ではさらに気圧を低くして真空状態に近づけるとどうなるか・・・氷点下(0℃)以下でも沸騰する。つまり凍ったままの状態で沸騰する。これがフリーズドライの原理です。

 

そうすると熱に弱い成分など劣化する心配はない。風味や食感などが水でふやかすと復元するので美味しい。また保存性にも優れており、未開封の状態なら賞味期限が2年もある。非常食にも便利。

 

フリーズドライはドッグフードの製造方法として一切デメリットのない最強の製造方法とも言えます

 

でもフリーズドライのドッグフードってそこまで多くありませんよね?なぜか??

 

製造に関わるコストが高くなるからです。

 

ちなみにK9ナチュラルは原料の調理する温度が45℃以上にならないよう温度管理がされています。これによって生の肉に含まれる栄養素が劣化しない。乾燥はフリーズドライなので当然栄養素は乾燥工程でも劣化しない。非常に素晴らしいフードです。

 

K9ナチュラルはトッピングにオススメ!普段のドッグフードと併用してみよう!!

K9ナチュラル、内容は非常に素晴らしく文句の付けようのないフードですが、唯一の問題は『価格』ですよね。

 

毎日の与えるフードを全てK9ナチュラルにするのはさすがにオススメしにくいのですが、トッピングとしてならお財布にもそこまで影響はありません。

 

トッピングとしてオススメする最大の理由が『通常のドッグフードだと失われる栄養素を得る事ができる』という事。

 

例えば『ペットカインド』というドッグフードをご存知でしょうか?トライプ(牛や羊の胃)を第一原料としてアピールしているプレミアムドッグフードですね。

 

ペットカインドの画像

ペットカインド、Pet博にて

 

 

トライプの中には無数の微生物が存在していて、その微生物が草に含まれる繊維質を分解、さらに草に含まれる低品質なタンパク質を高品質なタンパク質に変換、またトライプ内にはプロバイオティクスの働きをする乳酸菌、様々な酵素など含まれており犬にとって非常に良い原料。

 

天然のサプリメントのようなイメージです。

 

なのですが・・・

 

これらは熱に弱いのでドッグフードに加工されるとその効果は失われています

 

これはカナダのペットカインド社ホームページにはしっかり記載されています。日本の代理店ページじゃ書いていないですけどね。

 

わかりやすいのでペットカインドを例にしましたが、このようにドッグフードは熱加工されているのが普通ですので、その効果は??ってなると怪しい原料も多いんですよ。

 

でもK9ナチュラルは・・・?そう、フリーズドライだからそれらの成分が失われない。普段のフードにこれを少し混ぜてやるとフード全体としてのクオリティがグッと上がります。

 

K9ナチュラルはトライプ100%のフリーズドライのものを『栄養補助食』として販売しており、これトッピングでオススメですね!

 


 

また総合栄養食として販売されているものは動物性原料が『ラム』『ビーフ』『チキン』『ホキ&ビーフ』『ラム&キングサーモン』の5種類あります。

 

このうち反芻(はんすう)動物・・・つまりトライプを持っているラム、ビーフが含まれるものにはトライプ入っていますので、総合栄養食ですがトッピングとしてもありですね。

 

またどれも緑イ貝が配合されており、ドライフードだと不足しがちなEPA・DHAなど熱に弱いオメガ3脂肪酸をしっかり摂取できるのも嬉しいポイント。

 

緑イ貝説明画像

 

このようにトッピングとして非常にオススメできるフードとなっています。

 


 

K9ナチュラルは高いと言っているがどれくらい高いのか?ドライフードと比較してみる

K9ナチュラルは品質は文句なしに良いが価格が高い・・・と言っていますが、どれくらい高いのか??

 

ちょっと比較してみましょう。

 

ドライフードの場合、プレミアムドッグフードと呼ばれるものはだいたい2,000円/kgくらいから。それくらいの価格帯のもので比較してみますね。今回はどのドッグフード評価サイトでも絶賛されている『モグワン』で比較してみましょう。

 

モグワンは定期購入で最大割引適用すると1,936円/kg、比較対象にはちょうど良いかなと。

 

今回は我が家のミニピンビビちゃん(成犬4kg)の場合で計算してみます。

 

ごまちー
ボクじゃないのー?

 

ごまち体でかいからややこしい。今回はビビちゃんで
わたし

 

モグワンの場合、4kgだと1日の給与量として70gくらい。1,936円×70÷1,000=約136円。プレミアムドッグフードで小型犬1日の食費としてはまあこんなもんかと思います。

 

K9ナチュラルの場合ですが、価格はこんな感じ(公式サイト価格)※ラム・フィーストの価格

 

K9ナチュラルラム・フィースト 金額(税込) kg単価(税込)
15g 303円 20,200円/kg
142g 2,415円 17,007円/kg
500g 6,718円 13,436円/kg
1.8kg 21,414円 11,897円/kg
3.6kg 37,956円 10,543円/kg

 

容量によって単価が変わってきますが、モグワンは1.8kg包装なので同じ1.8kgの場合で計算してみます。

 

K9ナチュラルの給与量は『1kgあたり、フリーズドライ約8g(+3倍量の水)』と推奨されています。4kgの場合だと32gですので、11,897×32÷1,000=381円

 

モグワンに比べると約2.8倍ほど高い。

 

うん・・・高いですね。

 

ちなみに公式価格と楽天やAmazonなどネットショップほぼ同じです。ポイントとか考慮すればネットショップの方がお得かな・・・と感じます。

 


 

K9ナチュラルについてまとめ:重度のアレルギーもしくはトッピングにはオススメ

さて、当サイトではドッグフードを紹介する際、原材料や製造方法等を細かく紹介。項目に応じて採点していますが、K9に関してはしなくても良いかな、、、と。

 

価格以外は満点です。

 

価格もフリーズドライという製造方法、そして使っている原材料を考慮すれば納得できる価格ではあります。大したスペックでもないのに広告料ばっか乗せている何ちゃってプレミアムドッグフードよりはよっぽど信頼できる価格。

 

でも一般にオススメできる価格帯からはかけ離れている。

 

評価としてはこんな感じ。点数がつけにくい・・・

 

という訳でK9ナチュラルですが、複数の食材に関してアレルギーがある。特に穀物全般とかだとフードを選ぼうにも選べない。そんな場合はオススメです。

 

どうしても療法食のアレルギー対応フードってスペック低くなります。若くて運動量が活発なワンコだけどアレルギーが多いので高スペックなフードを与えれない・・・こういう場合はK9ナチュラルを検討する価値は十分にあります。

 

あとはトッピングですね。ドライフードからは摂取しにくい栄養を得る事ができますし、風味や食感なども生のものとほぼ同じなので偏食傾向があり困っている場合にも試してみると良いかもしれません。

 

 

では今回はこの辺で。こちらに当サイトで高評価のフードをまとめています。フード選びに迷ったらこちらも参考にしてみて下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

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