さて今回のテーマは『エンドウ豆不使用』のドッグフードです。
なぜこんな記事を書くかと言いますと、最近のドッグフードって特にプレミアムドッグフードの場合、ほとんどがグレインフリーじゃないですか?そうなると稲科の植物は原料として使えない。
そこで豆類、特にエンドウ豆がよく原料として使われますが、これが苦手、もしくはアレルギーって場合があります。
エンドウ豆がダメって事になるとフードを選ぶ選択肢が非常に狭くなり、またエンドウ豆フリーで一定の品質を超えているフードを探すのってかなり困難。
当サイトではドッグフードのお悩み相談をしていますが、この相談内容が意外と多い。思ったよりも多くの方がこの問題に悩まれているのではないか?と感じ、記事を書いてみる事にしました。
そんな訳でエンドウ豆フリーでオススメできるフードを紹介していく訳ですが、低タンパク〜高タンパクとタンパク質含有量別に分けて紹介していきますので参考にしてみて下さい。
低タンパクのオススメ|エンドウ豆不使用のドッグフード厳選3選
まずは低タンパクでのオススメできるエンドウ豆不使用のドッグフードから。
腎臓機能がちょっと気になる、シニア犬なのであまり高タンパクは控えたい。そんな場合は低タンパクのフードを選びケースが多いですね。厳選して3つ紹介しますので、使用原料・保証成分を見て合うものを選択して下さい!
ビィ・ナチュラル
ルート・ポーク | 内容量:800g、1.5kg、2.8kg、4.4kg、8.6kg |
【原材料】 肉類(豚、カンガルー*)、全粒たかきび(ソルガム)、全粒ライムギ、パン酵母*、アルファルファ(NON-GMO)、キャノーラ油(NON-GMO)、蔗糖、モンモリロナイト、亜麻仁油、チコリー根(フラクトオリゴ糖)、L-スレオニン、サーモンオイル、オオバコ繊維、ユッカ抽出物、パン酵母抽出物(βグルカン源)、DL-メチオニン、タウリン、L-トリプトファン、アボカドオイル、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、ビタミン類(A、D、B1、B2、B3、パントテン酸、B6、葉酸、B12、E)、ミネラル類(塩化ナトリウム、第二リン酸カルシウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、硫酸銅、ヨウ化カリウム、硫酸第一鉄、酸化マンガン、硫酸亜鉛、セレン)*酵素で加水分解
【保証成分】 たんぱく質 22%以上, 脂質9%以上, 粗繊維 4%以下, 灰分11%以下, 水分 10%以下 カルシウム1.8%以上、リン1.2%以上、オメガ6脂肪酸1.5%以上、オメガ3脂肪酸1.0%以上
代謝エネルギー(ME)…345kcal/100g |
ビィ・ナチュラルは日本の会社がオーストラリアに製造委託しているタイプのフード。要するに海外OEMのフードではありますが、製造から企画まで工場に丸投げしているのではなく、原料のチョイスなど日本向けに考えて技術力のある海外の工場で製造。そんな印象を受けるフードですね。
今回はエンドウ豆不使用がテーマですが、エンドウ豆要素を抜きにしても低タンパクでオススメのフードとしてよく紹介するフードの1つでもあります。
上記紹介したのが『ルート・ポーク』ですが、他にもヤギ・ガンガルーを使用した『ルート・ゴート』、豚・カンガルー・ラム・魚(マグロ等)をミックスした『ルート・ブレンド』があり、さらにより低タンパク(18%くらい)のシリーズで『ライト』シリーズもあります。
療法食にするまでもではないが、ちょっと気にしたい。そんな場合にもオススメな成分値。あとビィ・ナチュラルには中粒もあるので中・大型犬の場合でも問題ない。ここも評価すべき点かな、と感じています。
別記事で詳しく解説しておりますので、興味のある方はこちらも読んでみて下さい。
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ナチュラルバランス・ウルトラプレミアム スウィートポテト&フィッシュフォーミラ
ウルトラプレミアム スウィートポテト&フィッシュフォーミラ | 内容量:1kg、2.27kg、5.45kg、10.9kg、16.35kg |
【原材料】 スウィートポテト、サーモン、サーモンミール、キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、ポテトファイバー、自然風味、サーモンオイル、亜麻仁、塩化カリウム、塩化コリン、天然混合トコフェロール、タウリン、ビタミンE、鉄蛋白、亜鉛蛋白、銅蛋白、硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、一硝酸チアミン(ビタミンB1)、マンガン蛋白、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンA、ビオチン、D-カルシウムパントテン酸塩、硫酸マンガン、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンD3、葉酸(ビタミンB)
【保証成分】 粗蛋白質 21%以上, 粗脂肪10%以上, 粗繊維質 3%以下, 水分 10%以下 カルシウム1.0%以上、リン0.9%以上、オメガ6脂肪酸2.0%以上、オメガ3脂肪酸0.3%以上(ドコサヘキサエン酸(DHA):0.01%) ナトリウム:0.3%以上、タウリン:0.05%以下以上、マグネシウム:0.14%以下、尿中pH:6.5~6.7、可消化エネルギー率:92.0% 327kcal/100g |
Natural Balance(ナチュラルバランス)のウルトラプレミアム スウィートポテト&フィッシュフォーミラ。これも良いフードですね。
何が良いって保証成分の情報量が非常に多く信頼性が高い。原材料の配合内容も非常によく考えられており、レベルは高い。低タンパクのフードならオススメできる内容となっています。
こちらも通常粒と小粒タイプの2種類があるので、愛犬の犬種によって選べるのも嬉しいポイント。
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ネイチャーズテイスト
ネイチャーズテイスト・エイジングケア | 内容量:1kg、2.27kg、5.45kg、10.9kg、16.35kg |
【原材料】 魚(ニシン)、 ポテト、 タピオカ、 鶏脂※1、 ビール酵母、 亜麻仁、 エミューオイル、 乾燥ブロッコリー、 乾燥ニンジン、 鮫軟骨、 乾燥ケルプ、 塩化コリン、 塩化カリウム、 チコリー、 ユッカエキス、 グルコサミン、 コンドロイチン、 乾燥ブルーベリー、 タンポポ、 ペッパーミント、 ローズマリー、 トマトミール、 酸化亜鉛、 亜鉛(アミノ酸キレート)、 硫酸鉄、 ビタミンAアセテート、 ビタミンD3補給物質、 酸化マンガン、 ビタミンE補給物質、 ビタミンB12補給物質、 硫酸銅、 マンガン(アミノ酸キレート)、 銅(アミノ酸キレート)、 リボフラビン、 ナイアシン、 パントテン酸カルシウム、 葉酸、 塩化ピリドキシン(ビタミンB6)、 チアミン硝酸塩、 D-ビオチン、 ヨウ素酸カルシウム、 亜セレン酸ナトリウム、 炭酸コバルト ※1:ミックストコフェロール、ビタミンE、ローズマリーエキスで保存
【保証成分】 粗タンパク質 22%以上, 粗脂質12%以上, 粗繊維 4.5%以下, 粗灰分9%以下,水分 10%以下 カルシウム1.45%以上、リン0.8%以上 代謝エネルギー:345.0Kcal/100g |
エミューオイルとちょっと変わった原料を使用している『ネイチャーズテイスト』、こちらもビィ・ナチュラルと同じように日本の会社が海外に製造委託している海外OEMタイプのフードですね。原産国はオーストラリアです。
上記は『エイジングケア』という商品でメインが魚(ニシン)となりますが、そのほかにエンドウ豆フリーだと『ヘルスケア』(ラム&ダッグ)があります。(タンパク質24%)
内容も良く、またそれに対する価格も妥当なフードですので、この二つをローテーションするのも良いかと思います。
中〜高タンパクのオススメ|エンドウ豆不使用のドッグフード厳選3選
活発で健康なわんこであればやはりある程度高タンパクなフードの方が合っている。これは間違いないです。
こちらではエンドウ豆不使用のオススメフードを紹介していきます。
アカナシングルシリーズ|悩んだらこれで良し!納得の品質
アカナ ヨークシャーポーク | 内容量:2kg、6kg、11,4kg |
【原材料】 新鮮ヨークシャー種豚肉 (16%), 乾燥豚肉 (16%), 丸ごとグリーンピース, 丸ごと赤レンズ豆, 新鮮豚レバー (6%), 豚脂肪 (6%), 新鮮豚腎臓 (4%), 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ (4%), 丸ごとヒヨコ豆, 丸ごと緑レンズ豆, 丸ごとイエローピース, 乾燥豚軟骨 (2%), レンズ豆繊維, 海藻 (1.2%) (DHAとEPAの純粋で持続可能な供給源), 新鮮丸ごとカボチャ, 乾燥ブラウンケルプ, 塩, フリーズドライ豚レバー, 新鮮丸ごとクランベリー, 新鮮丸ごとブルーベリー, チコリールート, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ 酸化防止剤:天然成分から抽出したトコフェロール 添加栄養素(1kg当たり):ビタミンD: 500IU, ビタミンE: 50IU, 亜鉛たんぱく化合物: 160mg, アミノ酸水和物銅キレート: 11mg, タウリン: 500mg 添加腸球菌:エンテロコッカスフェシウムNCIMB10415:600x10^6CFU
【保証成分】 粗タンパク質 31%以上, 粗脂質15%以上, 粗繊維5%以下, 粗灰分7.5%以下,水分 12%以下 カルシウム / リン 1.2%以上 /0.9%以上 2.6%以上 / 0.9%以上 グルコサミン600mg/kg以上 コンドロイチン800mg/kg以上 代謝エネルギー:3393kcal/kg |
当サイトでは海外製プレミアムドッグフードであればアカナ・オリジンをイチオシしています。販売実績、製造技術、どれを見ても文句の付けようがない。悩んだらとりあえずアカナで良い。本気でそう思っています。
で、アカナって最も一般的な『アダルトドック』、小型犬向けの『スモールブリードレシピ』はもちろん、その他の商品ラインナップにもエンド豆由来の原料が入っている事多いですが、アカナ・シングルシリーズはエンドウ豆由来の原料が入っていません。
ちなみにシングルシリーズとは動物性タンパク源が1種類のみのもので、『ヨークシャーポーク』、『フリーランダック』、『グラスフェドラム』、この3種類があります。
エンドウ豆以外でダメな原料が無ければ・・・ですが、高タンパクなフードならまずはこれを選べば間違いないですね。
※と言ってもグリーンピースが入っています。グリーンピースとはエンドウ豆が未熟な状態で収穫されたものですが、今まで聞いた中ではエンドウ豆がダメなケースでもグリーンピースは問題なかった。ってケースがほとんど。でも心配ならこれは避けるのが無難ですね。
アカナについては別記事で詳しく解説しております。
私がよく利用する楽天のショップ
ピナクル|ローテーションしやすく十分おすすめできる内容
ピナクル ターキー&パンプキン | 内容量:80g、1.2kg、4kg、8kg |
【原材料】 ターキー、乾燥ターキー、オートミール、ひよこ豆、キビ、卵、亜麻仁、パンプキン、アルファルファ、キャノーラオイル、ターキースープ、ナチュラルフレーバー、塩化カリウム、ビートパルプ、ココナッツオイル、ブルーベリー、クランベリー、にんじん、りんご、トマト繊維、パンプキンシード、チアシード、キヌア、海藻、塩、タウリン、塩化コリン、ビタミンE、ビタミンC、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB12、ビタミンD3、葉酸、硫酸亜鉛、硫酸鉄、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、セレニウム酵母、銅アミノ酸キレート、硫酸銅、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム、ローズマリーエキス、スペアミント、緑茶エキス
【保証成分】 粗タンパク質 29%以上, 粗脂質15%以上, 粗繊維6%以下, 粗灰分10%以下,水分 10%以下 代謝エネルギー:363kcal/100g |
ピナクルはアメリカが原産国のフード。ブリーダーズチョイス社が製造元ですね。ピナクルの他に日本で販売されているものだと『アボダーム』なんかもあります。
上記は『ターキー&パンプキン』ですが、他にも『トラウト&パンプキン』、『ダッグ&スイートポテト』、『サーモン&パンプキン』があります。大きな特徴としては『ボーンブロス』つまり骨からとった出汁を使用している点。これによって豊富なアミノ酸の供給、そして嗜好性アップを実現。
動物性タンパク源のラインナップも豊富ですし、ローテーションしやすく、エンドウ豆の要素抜きにしてもオススメできる内容です。より詳しい解説は別記事に書いておりますので、興味のある方は読んでみて下さい。
ネイチャーズテイスト|子犬用を成犬に使う
ネイチャーズテイスト グロースサポート | 内容量:800g、1.5kg、3kg、12kg |
【原材料】 ラム、ダック、魚(ニシン)、玄米、オート麦、鶏脂、ライ麦、亜麻仁、エミューオイル、乾燥ブロッコリー、ビール酵母、乾燥ニンジン、鮫軟骨、乾燥ケルプ、天然チキンエキス、塩化コリン、チコリー、アスコルビン酸カルシウム、亜鉛(アミノ酸キレート)、ユッカエキス、乾燥ブルーベリー、タンポポ、ペッパーミント、ローズマリー、トマトミール、ビタミンE補給物質、グルコサミン、コンドロイチン、鉄(アミノ酸キレート)、マンガン(アミノ酸キレート)、コバルト(アミノ酸キレート)、D-ビオチン、ビタミンAアセテート、L-カルニチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、チアミン硝酸塩、ビタミンB12補給物質、ビタミンD3補給物質、リボフラビン、DL-メチオニン、葉酸、銅(アミノ酸キレート)、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム
【保証成分】 粗たんぱく質 28%以上, 粗脂肪16%以上, 粗繊維 4,5%以下, 粗灰分 9%以下, 水分 10%以下 カルシウム 1.45%以上, 0.8%以上
代謝エネルギー365kcal./100g |
先ほど低タンパクで紹介した『ネイチャーズテイスト』ですが、子犬用を成犬に与える。これもスペックを理解した上では全然ありです。
成犬に比べて子犬は栄養要求が高いため、フードの成分値も高く設定されています。総合栄養食の基準となるAAFCOの基準値も子犬(成長期)の方が高い。
高タンパクなフードを求めていて、エンドウ豆フリーが良い、ならばこういう使い方もありですね。こちらについては別記事で詳しく解説しておりますので興味のある方は読んでみて下さい。
最終手段としてK9ナチュラルなどフリーズドライ、またはZIWIなどエアドライ
上記色々と紹介してきましたが、確かにエンドウ豆フリーではありますが、レンズ豆であったり、グリーンピースが使われていたりとそこが心配。または豆もダメだが芋のダメ。みたいなケースもあるかと思います。
で、思いませんか?なぜ豆とか芋が入っているんだ??
と。入っていなければここまで悩まなくて良いのに・・・って。
これはドライフードって粒の形に形成するため炭水化物源が必要なため。炭水化物がノリみたいな役割をしており、どんなフードも一般的なエクストルーダーという機械作るのであれば何かしら炭水化物源が必要なんですね。
グレインフリーではないフードなら小麦やトウモロコシといった穀物。グレインフリーのフードは豆や芋がその役割を担っています。
では炭水化物源が一切なくても良いフードってあるか??ってなるとあります。それがフリーズドライ、もしくはエアドライ製法です。これらは粒の形にするための炭水化物を必要としないので、疑わしい原料は一切なしでも大丈夫です。
しかし炭水化物源がないって事は・・・ほとんど肉類という事。つまり原価が高い。さらに加工賃も高い。なので最終手段として知っておくべきかな、と。
(※ZIWIは乾燥グリーンピース、乾燥緑レンズ豆が使われているものもあります)
では一応K9の商品ラインナップの中で一番低アレルゲンであろう『K9ラム&キングサーモン・フィースト』を紹介しておきます。
K9ラム&キングサーモン・フィースト | 内容量:800g、1.5kg、3kg、12kg |
【原材料】 子羊肉、グリーントライプ(子羊)、心臓(子羊)、鮭、腎臓(子羊)、レバー(子羊)、血(子羊)、卵、 脾臓(子羊)、骨(子羊)、ひまわり油、フラックスシードフレーク、昆布、ニュージーランド緑イ貝、かぼちゃ、 ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、硫酸カリウム、乾燥昆布、りんご、洋なし、塩化ナトリウム、ビタミン E、 プロティネイト亜鉛、プロティネイト鉄、酸化マグネシウム、セレン酵母、プロティネイト銅、プロティネイトマン ガン、ベータカロチン、ビタミン B1、ビタミン D3
【保証成分】 粗たんぱく質 38%以上, 粗脂肪38%以上, 粗繊維 2.5%以下, 粗灰分4%以下, 水分 8%以下 EPA・DHA:0.30%以上 オメガ3脂肪酸:1.1%以上 カルシウム:1.8% リン:1.4%
代謝エネルギー535kcal./100g |
で、K9の成分値を見ていると通常のドライフードと比べてあり得ないほど高タンパクで高脂質じゃないですか?なぜこうなるのか?それは炭水化物量が極端に少ないからそうなるのですが、そういった話をわかりやすく当サイトの公式Instagramにて『ドッグフードの原材料表示読み方講座』として投稿しています。
講座と言ってもただ投稿しているだけでもちろん無料です。良かったら読んでみて下さい。ついでにフォローして頂けると喜びます!では今回はこの辺で。
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