今回紹介するドッグフードは『エンパイア・プライム』、ポーランド産のプレミアムドッグフードです。
エンパイアについては既に記事書いていますが、間違いなくトップクラスに良いフード。その新商品が今回紹介する『エンパイア・プライム』なのですが、当サイトとしては紹介しない訳にはいかない!
(新商品というかポーランドでは販売されていたのですが、日本では販売されていなかった。正しくはついに日本上陸!って感じですね)
既存のエンパイアの記事はこちら↓
通常の『エンパイア』って様々なジビエ系原料を使用した中程度のタンパク含量、非常に消化性に優れ日本の飼育環境にも合っていると感じる素晴らしいフード。一方で『エンパイア・プライム』はラムをなんと原材料の約90%使用。動物性タンパク源はラム単一に限定。アレルギーであっても使いやすい内容となっています。
エンパイアってガチョウ・鴨・七面鳥が使用されている。鶏(チキン)が比較的アレルギー傾向が高い事はよく知られていますが、チキンとは違うとは言えタンパク質構造が似ているので引っかかるケースがある。
これで避けていた方も多いと感じます!
エンパイア・プライム・・・久々にドッグフードオタクがわくわくするフードです!では解説していきます。
エンパイアプライムの羊(ラム)90%は何が凄いのか?タンパク質の保証成分値を注目!!
ではエンパイアプライムの何が凄いのかを解説していきます。
エンパイアプライムには『パピー用』、『成犬用(小粒と中粒)』の商品ラインナップがあるのですが、まずは原材料および保証成分値をみて下さい。こちらは成犬用のものとなります。
エンパイア プライム アダルト | 容量:300g、1.8kg、2.8kg、12kg |
【原材料】 ラム肉、乾燥ラム肉、脱水レバー、ラム脂肪、ジャガイモ、リンゴ、ビーツピューレ、エンドウ豆、ビール酵母、サーモンオイル、グルコサミン、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン、マンナンオリゴ糖、アザミ、ユッカシジケラ、ローズマリー抽出物、ドライパイナップル、ドライマンゴー、クローブ、タンポポ、イラクサ 【1kg当の栄養添加物】 ビタミンA 20,000IU、ビタミンD3 1,200IU、ビタミンE 400mg、塩化コリン 410mg、ビタミンB1 0.7mg、ビタミンB2 2.7mg、ビオチン 0.4mg、葉酸 0.4mg、ビタミンB6 0.7mg、D-パントテン酸カルシウム 7mg、ナイアシンアミド 9mg、ビタミンB12 0.03mg、ヨウ素 0.5mg、亜鉛 73mg、マンガン 29mg、銅 11mg、鉄 90mg、セレン 0.16mg 【保証成分】 粗タンパク質 24.0%以上、粗脂肪 15.0%以上、粗灰分 7.2%以下、粗繊維 3.5%以下、水分 10.0%以下 カルシウム 1.4%、リン 1% オメガ6脂肪酸 0.6%、オメガ3脂肪酸 0.2% 366kcal/100g |
保証成分のタンパク質24%・・・これ低く感じませんか??
ラム由来の原料を90%使用していてタンパク質これくらい??って感じる方も多いかと思いますが・・・違います。
ここが逆に凄い!!
わかりやすく説明するため、高タンパクで有名な『オリジン』ってフードを例にして説明しますね。オリジンにはいくつか商品ラインナップがありますが、一番スダンダードなもので『オリジン・オリジナル』というフードがあります。それを例にして説明していきます。
エンパイア・プレイムとオリジンを比較して『タンパク質含有量』を考えてみる。
オリジン・オリジナルは肉系原料を【85%】使用したフード。そのタンパク質保証成分は38%です。非常に高いですよね?
エンパイア・プライムはラム由来【90%】なのにオリジンよりも大幅に低い理由。それは一体なぜか??それは原材料の加工状態が大きく関わっています。
乾燥させた原料というのは水分が少ないので栄養を凝縮した状態になっています。つまりタンパク含量が非常に高い。オリジンに使用されている『ディハイドレート原料』とは低温でゆっくり乾燥させた原料。
一般的なドッグフードに使用される〇〇ミールと使用目的は同じです。しかし〇〇ミールとは熱加工されまくっているのでタンパク質の熱変性など劣化している。低温でゆっくり乾燥させているディハイドレート原料はタンパク質自体の品質を守りつつフードのタンパク質含量を上げている。こんなイメージですね。
ではエンパイア・プライムはどうなのか??
混乱するかも知れませんが、原料の配合設計自体はオリジンに似ています。先ほど使用原料を紹介しましたが【乾燥ラム肉、脱水レバー】使用されている。これはオリジンに使用されいてるディハイドレート原料と同じ目的、つまりタンパク質を補強する事と考えて良いです。
では水分量が多い生のラム肉の使用割合が非常に多く、【乾燥ラム肉、脱水レバー】の割合がかなり少ないのか??動物性原料の各使用割合が記載されていないので、こう推測してしまいますが・・・
実はエンパイア・プライムって動物性原料の使用割合は調べればわかります。日本の表記とポーランドの表記が違う。ポーランドの表記だとこうなります。
EMPIRE PRIME THE ADULT | ポーランド表記 |
【原材料】 Meat-including as much as 51% fresh lamb, dried lamb 25%, dehydrated liver 2%, animal fat 11%, potatoes, apples, beetroot puree, peas, brewer’s yeast, salmon oil, glucosamine, FOS Fructooligosaccharides, Chondroitin, MOS Mannanoligosaccharides, milk thistle, Mojave yucca, rosemary, citrus fruits, cloves, dandelion (dandelion), nettle. 【1kg当の栄養添加物】 vitamin A 20,000 IU, vitamin D3 1,200 IU, vitamin E 400 mg, choline chloride 410 mg, vitamin B1 0,7 mg, vitamin B2 2,7 mg, biotin 0,4 mg, folic acid 0,4 mg, vitamin B6 0,7mg, calcium-D-pantothenate 7mg, niacinamide 9 mg, vitamin B12 0,03 mg, iodine 0,5mg, zinc 73mg, manganese 29mg, copper 11mg, iron 90 mg, selenium 0,16 mg. 【保証成分】 crude protein 24,0%, crude fat 15,0%, crude ash 7,2%, crude fibre 3,5%, moisture 10,0% calcium 1,4%, phosphorus 1 % omega 6-fatty acids 0,6%, omega 3-fatty acids 0,2%. 3,660 kcal/kg. |
赤文字にした部分。最大で51%のラム肉みたいな意味。そして乾燥ラム肉が25%、ディハイドレートラムレバーが2%。つまり生肉が51%、乾燥原料が27%、そして脂質源としてラム脂肪が11%。トータル89%ですが小数点以下もあるでしょうし、日本のエンパイア公式サイトでは約90%、と表現している訳ですね。
じゃあオリジンはというと生の動物性原料は61%、乾燥原料が20%、脂質源が4%、トータルで85%。
この様に実は生原料の割合としてはオリジンの方が高く、だったらなぜオリジンの方がタンパク質高いの??ってなりますが・・・
1番の要因は乾燥原料をどこまで乾燥させているか?だと推測出来ます。原料表記上ではエンパイア・プライムは『dried lamb 25%』ですが、これそこまでキツく乾燥させていない。生肉に近い状態。だからタンパク質含有量がそこまで多くない。
乾燥原料と言ってもそりゃ乾燥させればさせるほどタンパク質は濃縮されます。乾燥度によって当然タンパク質含有量は違う。
タンパク質以外の脂質、繊維、灰分、これらももちろん影響しますが、1番の要因はここですね!
つまりエンパイアは生肉の使用割合が多いのもそうだが、乾燥原料においても生肉に近い様な状態。オリジンは乾燥原料はしっかり乾燥させタンパク質含有量を高めている。
これどっちが優れている、って話ではなくどっちも凄いです。
やはりオリジンくらいの高スペックになってくると運動量はかなり高い犬向けになります。ほとんどの場合はそこまで必要ないでしょう。ただし当サイトの看板犬、ウィペットのごまちゃん、みたいに寝ている以外は暴れている・・・みたいな犬だとバシッとハマります。
日本の飼育環境だとエンパイアくらいのスペックの方が広くオススメはできますね。
結局のところどれくらいの成分値が愛犬に合っているか?そこを飼い主が見極める、ってのが大事かと思います。
エンパイア・プレイム|ほぼ生肉みたいな原料で粒を作るその製造技術の高さ!
エンパイアもオリジンも製造している機械はエクストルーダーとなりますが、エクストルーダーの特徴として『炭水化物が多いほど粒にしやすい』『水分含量が低いほど作りやすい』って特徴があります。
炭水化物は米を炊いた時に粘りが出るのをイメージしてもらえば良いですが、あれが粘結剤のような役割も担っています。だからドッグフードには小麦や米、トウモロコシなど穀物。もしくは最近だとグレインフリーのフードが増えていますが、その場合だと豆類や芋が使われます。
これら植物性原料はタンパク質やビタミン・ミネラルの供給源でもあるが同時に粘結剤でもある。だから特殊なものを除きドライフードには必ず炭水化物源が含まれています。
オリジンなんかはここまで低炭水化物な内容なのにそれで粒を平気で作っているのがとんでもない技術。
またエクストルーダーは生原料・・・つまり水分量が多い原料って向いていません。私は飼料業界出身ですが、飼料の場合って生の原料一切使いません。これは動物性原料だけじゃなく、植物性原料もそう。全て乾燥させて粉砕、つまり『粉状』にしているものが原料になります。
なぜか?生原料を使用すると著しく効率が悪くなる。時間あたりの製造量も落ちますし、製造ライン上にもこびり付く。つまりコストアップになる、って事です。
ですがタンパク質の『品質』として考えた場合、生原料はそりゃ熱加工されていない訳で良質なのは間違いない。
エンパイアなんかはよくもまあ水分量がこんなに高い肉原料大量に使って粒作っているな・・・となる。
オリジンもエンパイアも異端な事しているんですよ。これはやろうと思えばやれる事ではなく、高い技術力、そして設備力も必要。エクストルーダーと言ってもグレードがありますからね。日本のプレミアムドッグフード作っている工場だとコスト抜きに作ろうとしても無理です。
流通している国産のプレミアムドッグフードだと動物性原料は良くても生原料が50%くらい。
植物性由来のタンパク質も動物性由来のタンパク質も保証成分上だと同じタンパク質として扱われます。
重要なのはタンパク質が何由来なのか?であって、吸収性やアミノ酸バランスを考慮すれば動物性タンパク質の方が優秀。オリジンとかエンパイアは高度な技術力、そして高い設備レベルであるから保証成分値のタンパク質が『良質な』動物性タンパク質の割合が高い。
そいういう事です。
オリジン、そして姉妹ブランドのアカナについては別記事で詳しく紹介しているので良かったら読んでみて下さい。
エンパイアプライムの使用原料および保証成分を評価
ではエンパイア・プライムの使用原料・保証成分値を詳しく見ていきましょう。
エンパイアはパピー用と成犬用があって、成犬用は小粒と中粒2種類。成分値は同じです。今回は成犬用の内容を見ていきます。
タンパク質源について
まずはタンパク質について。
と言ってももう既にほぼ説明してしまいました。保証成分24%というタンパク質がほぼ良質なラム由来のタンパク質と確信できる素晴らしい内容。もちろんエクストルーダーなので何かしらの炭水化物源は必須。
ジャガイモ、エンドウ豆から多少のタンパク質供給はありますが気にするレベルではないですね。
タンパク質をそこまで上げずにタンパク質の『質』を高めるのって非常に難しい。だってタンパク質の割合を上げるなら乾燥原料を使えば良いですが、上げないとなると植物性原料の割合が増えますからね。すると植物性原料からタンパク供給がされちゃうので、アミノ酸バランスは悪くなっていく。
このタンパク帯ではエンパイア・プライムの『タンパク質の品質』って限界値レベルなんじゃないかな、と感じます。
脂質源について
次に脂質源について。当サイトでは何度も言っていますが、保証成分の脂質量だけを見るのではなく、その脂肪酸バランスが良いか?ここを見るのが大事。
まあこのレベルのフードなら全く問題なく、オメガ6脂肪酸源としてラム脂肪、そしてオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)の供給源はサーモンオイル。保証成分上のオメガ3比率も高く設定されており、文句の付けようがない内容。(オメガ6脂肪酸 0.6%、オメガ3脂肪酸 0.2%)
脂肪酸バランスについて説明するとかなり長くなるので、興味のある方はこちらの記事を読んでみて下さい。
その他使用原料およびエンパイア・プライムの総評
では総評。その他の原料としてはハーブが入っていますが、今となってはプレミアムドッグフードでハーブが入っていることは珍しくもないですし、そこまで変わったものは入っていない。
なんと言ってもエンパイア・プライムで評価すべきはその動物性原料の配合割合。そしてタンパク質の『品質』でしょうね!
ラム単一ってのが評価が分かれる気もしますが、色々な原料が使用されている方が好み!って場合は通常のエンパイアにすれば良いだけ。エンパイアって中タンパク帯ではかなりオススメなフード。値段はちと高いですが、内容に見合った価格だと思いますよ。
※まだ販売されたばかりなので取り扱いショップが少ないです。
エンパイア・プライムの実物を画像で紹介|エンパイア通常タイプと比較
エンパイア・プライムを入手しましたので粒の画像を紹介しておきます!
紹介する粒は『小粒』タイプのもの。またせっかくなのでエンパイアの通常タイプと比較してみましょう。
まずこちらがエンパイア・プライムと通常タイプのエンパイアです。
まずは形状の比較。エンパイアプライムの方は三角形の形をしており、形状は通常のものとは異なります。これだとサイズ感がわからないのでノギスで測定した結果がこちら。
エンパイア・プライムはもちろん多少のバラツキはありますが、直径は8mmくらい。小粒として販売されているものは10mmくらいのものが多いので、やや小さめです。
厚みはそれなりにあって4.5mm前後。
同じ様にエンパイア(通常)を測定したものがこちら。
この様に通常のエンパイアはちょっと大きめ、そして薄い感じのタイプですね。アカナのスモールブリードに似たタイプの形状です。
粒の大きさを気にするワンコもいるので参考になれば!
エンパイア・プライムの価格について|内容に対してのコスパは良いか??
ドッグフードは価格も重要な要素。公式サイトに記載されている定価がこちら。
エンパイア・プライム(成犬用) | 価格(税込) | kg単価 |
300g | 1,650円 | 5,500円/kg |
1.8Kg(450g×4) | 6,600円 | 3,667円/kg |
2.8Kg | 8,800円 | 3,143円/kg |
12kg | 30,800円 | 2,567円/kg |
※中粒は12kgのみの販売。
12kgの単価だと完全にお得ですが、さすがに容量多すぎて使いにくい方がほとんどかと。2.8kgのkg単価3,143円/kgで見た場合・・・悪くないと思いますよ!この内容でこれなら十分納得できる。
参考まで通常のエンパイアの価格も紹介しておきます。
エンパイア・アダルトデイリー(成犬用) | 価格(税込) | kg単価 |
300g | 1,650円 | 5,500円/kg |
800g(400g×2) | 3,520円 | 4,400円/kg |
1.8Kg(450g×4) | 6,600円 | 3,667円/kg |
12kg | 30,800円 | 2,567円/kg |
実はね、単価一緒なんですよ。何となくプライムの方が高そうなイメージありますが、単価は一緒。ちなみに通常のエンパイアは肉の配合率としてみればプライムよりは低いです。ただし乾燥肉の割合が高いのでタンパク値は同じ様な数値になっています。
どちらが得かと言えば・・・プライムの方が得な気はします。が、通常タイプの色々な原料入っているのはそれはそれで魅力あるし。特にアレルギーなければ好みで良いかと。
あと個人的にイチオシなのは肥満犬やシニア向けとして販売されている『スペシャルバランスダイエット』。この成分値が日本飼育環境を考慮した上で多くのワンコに合っていると感じています。あとポーランドの原料表示見ても・・・多分これかなりコスパ良い。
エンパイア スペシャルバランスダイエット | 容量:300g 800g 1.8kg 12kg |
【原材料】日本表記 鹿肉、キジ肉、ヤマウズラ肉、ガチョウ肉、鴨肉、七面鳥肉、ジャガイモ、イノシシ肉、鹿レバー、乾燥キジ肉、乾燥ヤマウズラ肉、乾燥ガチョウ肉、乾燥鴨肉、乾燥七面鳥肉、イノシシレバー、鹿脂肪、乾燥鹿レバー、イノシシ脂肪、乾燥イノシシレバー、エンドウ豆、甜菜繊維、ビール酵母〘MOS源〙、すりおろしリンゴ、イラクサ、タンポポ、ガーデンパセリ、オオアザミ、アルファルファ、ドライエッグ、サーモンオイル、カシス、リン酸二水素ナトリウム、チコリ、クコの実、L-カルニチン、グルコサミン、コンドロイチン、パイナップル、ユッカシジゲラ、ミネラル類(鉄、銅、マンガン、亜鉛、セレン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、 E、ナイアシンアミド、B1 、B2 、B6 、B12 、C 、パントテン酸カルシウム、葉酸、ビオチン、塩化コリン)、ローズマリー抽出物(天然の酸化防止剤として) 【原材料】ポーランド表記 fresh poultry meat 30%, dried poultry meat 18,7%, fresh game meat 15%, fresh liver 10%, dried liver 3,5%, fat 4% VEGETABLES, FRUITS AND WILD GROWING BOTANICAL HERBS: potatoes, peas, sugar beet pulp, brewer‘s yeast, apple, a mixture of herbs (Stinging Nettle, Dandelion, meadows and glades, garden parsley, milk thistle, alfalfa), hen egg, salmon oil, blackcurrant, sodium dihydrogen phosphate, chicory root, chinese wolfberry fruit, L-Carnitin, glucosamine, chondroitin sulfate, pineapple, Yucca shidigera, rosemary extract. 【1kg当の栄養添加物】 ビタミンA : 18100IU/kg、D3 : 1360IU/kg、 E : 240mg/kg、ナイアシンアミド : 76mg、B1 : 6.8mg、B2 : 13mg、B6 : 9mg、B12 : 156μg、C : 162mg、パントテン酸カルシウム : 27mg、葉酸 : 1.2mg、ビオチン : 0.5mg、塩化コリン : 2130mg、L-カルニチン : 140mg、ローズマリーエキス : 100mg、鉄タンパク質キレート : 190mg、銅タンパク質キレート : 22mg、マンガンタンパク質キレート : 41mg、亜鉛タンパク質キレート : 187mg、セレン : 0.37mg、ヨウ素 : 3.5mg 【保証成分】 粗蛋白質 : 28.5%以上、粗脂質 : 12.0%以上、粗灰分 : 7.5%以下、粗繊維質 : 3.5%以下、水分 : 10%以下 カルシウム : 1.2%、リン : 0.9% オメガ6脂肪酸 : 3%以上、オメガ3脂肪酸 : 1%以上、DHA : 0.3%、EPA : 0.2% 338kcal/100g(代謝エネルギー:ME) |
日本の表記とポーランドの表記、見比べると面白いですよね。どう見せた方がよく見えるか?内容一緒でも印象が国によって変わってくる。
でね、この『スペシャルバランスダイエット』なんですが、やや高タンパクで気持ち脂質を抑え気味、みたいな内容。そう、みんな一度は聞いた事のある『モグワン』、これに近い。保証成分値のバランスが非常に似てて、モグワンよりちょっとスペック高め、みたいな内容なのですが・・・
モグワンが売れたのって確かに広告が上手かった。ってのはあるとは思います。ただ栄養バランス的に日本のワンコに合っていた。これもあるはず。
当サイトのInstagramによくドッグフード の相談DM届きますが、価格は置いておいて、何が良いか?とオススメする率が高いのがこのフード。非常に満足度は高い。
肥満で悩んでいる。太りやすい体質、とかなら特にオススメです!
→Amazonでエンパイア・スペシャルバランスダイエットを見てみる
→Yahooショッピングでエンパイア・スペシャルバランスダイエットを見てみる
エンパイア・プライム以外の話が多くなってしまいましたが、高いは高いけど、悪くないと感じます!
エンパイア・プライム|良いフードであるのは間違いない!単一プロテインを探している方はぜひ!
さて、今回はエンパイアの新しく販売されたエンパイア・プライムを紹介してみました。
アレルギーに配慮、となっていますがラム単一で動物性タンパク質については確かに選びやすくなりましたが、アレルギーには当然植物性原料がアレルゲンになっている場合もある。エンドウ豆、ジャガイモ が使われているのでここ注意ですね。
ちなみにエンドウ豆・ジャガイモがNGとなると非常にフード選びが難しくなる。そんな場合はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
実を言うと色々なドッグフードを調査、そして記事書いていますが、何も考えずオススメできるフードってあるんですよ。高タンパクならオリジン・アカナ。中タンパクなら・・・エンパイアなんですね。これは内容はもちろんですが、購入のしやすやなんかも考慮して。
まだエンパイア・プライムに関してはペットショップ等で見かけませんし、購入しやすいとは言えませんが、そのうち増えてくるでしょう!
動物性タンパク源が単一、品質の良いフードを探している方へは自信を持ってオススメできるフードです。
では今回はこの辺で。こちらに当サイトで評価の高かったフードをまとめたランキング記事を作成しています。フード選びに迷ったらこちらもぜひ参考にしてみて下さい。