ドッグフード評価記事

ステイロイヤル|品質・価格共に良し、もっと評価されるべきドッグフード

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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今回紹介するフードは『ステイロイヤル』、原産国はオーストラリアのフードですね!

前回の記事で『アマリコ』ってフードを紹介したのですが、販売者はアマリコと同じくマーコグリーンパワー株式会社。

アマリコはマーコグリーンパワー株式会社が海外の工場に製造を委託、それを自社ブランドとして販売しているOEMのフードですが、ステイロイヤルに関してはオーストラリアでも販売されているフード。

オーストラリアの公式サイト

自社ブランドを販売しつつ、ニーズをカバーしきれない部分は既存ブランドを販売する。この方式は増えてきている気がします。

おそらくマーコグリーンパワー株式会社としてはどちらかと言うと『アマリコ』を販売していきたい、と考えているように感じますが・・・

今回紹介する『ステイロイヤル』、これとても良い。

どんな方にオススメかと言うと・・・

こんな感じですね!(粒のサイズ気にならない場合は小型犬でも全然OK、粒のサイズは後で紹介します!)

アカナ使っていて別のフード試してみたい、マースに買収されたから何か嫌・・・みたいな場合は試してみると良いかも?と感じますね!

ステイロイヤルが特にオススメな理由は『適正な価格』

ステイロイヤルの魅力は内容に対しての価格ですね!

アマリコの記事書いている時にも感じましたが、マーコグリーンパワー株式会社の価格設定は非常に良心的・・・と言いますか、内容に対して適正な価格設定と感じます。

よくね、『グレインフリー』と言うワードを使って、プレミアム感を演出。別に内容はそこまで良いものではないのにやたらと高いフードってのはあるんですよ。

グレインフリーって穀物不使用、つまりは麦や米などイネ科植物を使用していない、ってだけで芋や豆を大量に配合してもグレインフリー。肉類メインで芋や豆は粒を成形するため最低限使っていてもグレインフリー

グレインフリーだから良いフードって訳じゃないです

※粒タイプの、いわゆるカリカリ系のフードは粒の形に成形するため『つなぎ』のような役割で炭水化物源が必須。麦や米、グレインフリーなら豆や芋がその役割を担う

つまり・・・『いやそれどう考えても豆まみれやん!?』ってフードが安かったら良いですよ。でもそうとは限らない、って事ですね。

ステイロイヤルは主原料が『チキン・ラム・フィッシュ』と『サーモン・ターキー・ポーク』の2種類ありますが、『サーモン・ターキー・ポーク』の原材料および保証成分値をみてみましょう。

ステイロイヤル(サーモン・ターキー・ポーク)

【原材料】
ターキーミール、ポークミール、サーモンミール、さつまいも、タピオカ、鶏脂、グリーンピース、さやいんげん、ナチュラルチキンフレーバー、緑レンズ豆、ケルプ、魚油、果物・野菜(りんご、ブロッコリー、ブルーベリー、にんじん、ケール、ほうれん草、トマト)。ビタミン類(A、D、E、C、B1、B2、B3、B5、B6、B12)、ミネラル類(鉄、銅、マンガン、亜鉛、セレン)、食塩、塩化カリウム、サイリウムハスク、プレバイオティクス(フラクトオリゴ糖)、ユッカ・シディゲラ、ローズマリーエキス、ターメリック、ミックストコフェロール

【保証成分値】
粗タンパク質:32%以上、粗脂肪:16%以上、粗繊維4%以下、粗灰分:11%以下、水分:6.6%以下
オメガ 3:0.5%以上 オメガ6:2.5%以上
<代謝エネルギー> 350kcal(100g当たり)

つまり保証成分値の32%のうち『ターキーミール、ポークミール、サーモンミール』 由来のものが82%、そういう意味ですがこのように割合を公開しているのは良い。

で、価格なんですが4,950円 /3kg。kg単価だと1,650円 /kg

ちなみに『ターキーミール、ポークミール、サーモンミール』の方はタンパク質源が肉・魚が79%と若干低くなっていますが、価格の方も少し安くて4,400円 /3kg、kg単価だと1,467円 /kg

悪くないですよね!

確かにね、最近の海外製プレミアムドッグフードの主流な配合設計って第一原料、つまり原料表記の一番最初を生肉にする傾向はあります。

ただ生肉が絶対良いか?ってなるとそうとも限らない。ミール、つまり乾燥原料はタンパク質を効率良く得るには非常に優秀な原料です。

というか高タンパクなフードは生肉も使っていますが、同時にミールも使っていますからね(カリカリ系は設計上ミールを使わないと高タンパクにするの設計上難しい)。

ここで原価を安くして高タンパクにするには『えんどう豆タンパク』とか『脱脂大豆』など植物性のタンパク質を濃縮した原料を使ったりするのですが・・・

ステイロイヤルはそういう事していない。タンパク質は動物性原料由来はほとんど

それでこの価格は・・・

悪くない!!

だからオススメできるフードって事ですね!

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ステイロイヤルの使用原料・保証成分値について

先ほどは『サーモン・ターキー・ポーク』を紹介したので、『チキン・ラム・フィッシュ』の方で使用原料・保証成分値について解説していきます。

ステイロイヤル(チキン・ラム・フィッシュ)

【原材料】
チキンミール、ラムミール、鶏脂(ミックストコフェロールで保存)、ジャガイモ、タピオカ、エンドウ豆、豆、天然チキンフレーバー、シュガービートパルプ、魚粉、マリンフィッシュオイル(ミックストコフェロールで保存)。果実と野菜(りんご、ブロッコリー、ブルーベリー、にんじん、ケール、ほうれん草、トマト)ターメリック、ローズマリー、イヌリン、メチオニン、塩化カリウム、ビタミン補助食品(A、D、E、K、B1、B2、B3、B5、B6、B12、ビオチン)。微量ミネラルサプリメント(亜鉛、鉄、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)、天然抗酸化物質(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、ビタミンE、ビタミンC、ユッカ、タウリン

【保証成分値】
粗タンパク質:32%以上、粗脂肪:18%以上、粗繊維3%以下、粗灰分:11%以下、水分:6.6%以下
オメガ 3:0.5%以上 オメガ6:2.5%以上
<代謝エネルギー> 350kcal(100g当たり)

タンパク質源について

ミールに関しては既に説明した通りですが、よく勘違いするポイントとしてこの肉・魚79%って表現は原料全体に対して『チキンミール、ラムミール、魚粉』が79%使われているのではないですからね。

保証成分値のタンパク質32%のうち79%が肉・魚由来、って意味です。

【使用原料のうち何%】、【保証成分値のうち何%】どちらの表現もドッグフードでは使われますが、私はステイロイヤルのように【保証成分値のうち何%】この表現の方が望ましい、と考えています。

どっちの割合も記載していないフードの方が圧倒的に多いですけどね!

理由は使用原料のうち何%って表現だと生肉の場合、ほとんどが水分ですので当然重い訳ですよ。でも加工工程でその水分はほとんど蒸発しますよね?だってドライフードって水分10%くらいのものが多いけど、生肉って70%以上は水分なので。

つまり見た目の割合は高くなって当然なんですよ。でも実質の肉由来の栄養素は?ってなった場合、生肉由来のはそう多くないって事はあるあるです。

もちろん生肉は品質としてみた場合は良いものであるの間違いないですけどね。ミールは少なくても原料段階の時点で一度は熱加工されていますので。

と、言うわけでタンパク質については動物性由来のものがほとんどな内容。保証成分値に対する割合も公開しており十分評価できる内容であると感じます。

脂質源について

次に脂質源について。

犬にとって必須脂肪酸、つまり体内で合成できないので食べ物から摂取しなければならないものがオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸となりますが、オメガ6脂肪酸の主な供給源が鶏脂。

オメガ3脂肪酸の主な供給源がマリンフィッシュオイルとなっています。

亜麻仁がオメガ3脂肪酸供給源として使われているケースが多いが、亜麻仁に含まれるのはαリノレン酸で、犬が吸収しにくいオメガ3脂肪酸。魚油やサーモンオイルなど魚系のEPA・DHAの方が良い。

と、当サイトでは何度も言っていますが、同じこと公式サイトに書いていますね。案外ここきっちり説明しているフードって少ない。

脂肪酸組成(オメガ 3:0.5%以上 オメガ6:2.5%以上)も記載されているし、ここは問題ないですね。

ステイロイヤルの総評

価格含めて考えると非常に良いフードと感じます。

で、さらに好感持てるポイントとして『チキン・ラム・フィッシュ』にはタウリン配合されてます。でも『ターキーミール、ポークミール、サーモンミール』には配合されていない。

これね、後者の場合、サーモンミールの配合割合が高いからですね(魚にはタウリン多く含まれるので)。

タウリン:不足すると心臓病との関係が疑われているので、最近のプレミアムドッグフードは添加されている事が多い

こういう主原料の違いによって微妙に配合設計変えているのが良い

【オーストラリアの犬猫フードレビューサイト 5つ星獲得 】と記載されていましたが、それがどれほどの凄いことなのか分かりません。でもこういう配合設計の部分を見るに現地でも信頼されているフードなんじゃないかな?という印象ですね。

ステイロイヤルの粒の形状を画像と動画で紹介|アカナと比較

では実物の画像を紹介しておきます。

直径は12〜13mm程度、厚みは6mmくらいですね!やや大きめなサイズ。

画像じゃイメージしにくいかもなので動画でも紹介しておきます。

ついでにアカナ(アダルトドッグ)と比較しておきました!

直径・厚み共にややアカナの方が大きい、そんなサイズ感ですね!

ステイロイヤルの価格について|注目すべきは3kgでこの価格だという事

既に価格は紹介しましたが、もう一度紹介しておくと・・・

『ターキーミール、ポークミール、サーモンミール』:4,950円 /3kg。kg単価だと1,650円 /kg

『ターキーミール、ポークミール、サーモンミール』:4,400円 /3kg、kg単価だと1,467円 /kg

で、これ注目して頂きたいのが3kg包装でこの値段、って事ですね。ドッグフードは当然ですが、大袋になればなるほど単価は安くなります。それでこの価格は安い!

※オーストラリアだと15kg包装もあるみたいですが、日本で販売されているのは3kgのみ。

直近で楽天のサクラソーケンネルってショップでアカナのアダルトドッグ11.4kgを17,204円で買ったんですよ(印字不良でちょっと安いやつ)。kg単価だと1,509円 /kg。

もちろん内容も違いますし価格だけでの比較はできませんが・・・

3kg包装でこの価格・内容ってのは需要がある気がしますね!

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ステイロイヤル|おそらくマイナーだと思うがこのフード・・・オススメできます!

今回はオーストラリア産の『ステイロイヤル』ってフードを紹介してみました。

おそらくね、このフードってマイナーだと思うんですよ。アマリコもそうですが、マーコグリーンパワー株式会社ってあまり広告に積極的じゃないと感じる。

ドッグフードってマジで知名度と品質は比例しませんからね!(価格と品質も比例しない・・・)

マイナーではあるが、価格と内容共に素晴らしい。当サイトでも十分おすすめできるフードです。ぜひ機会があれば試してみて下さい!

では今回はこの辺で。こちらに当サイトオススメのフードをまとめていますので、良かったらこちらも参考にして下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

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