当サイトでは公式LINEやInstagramのDMでドッグフードのお悩み相談を実施しています。ほぼ毎日誰かしらとメッセージのやり取りをしており、相談内容は色々とありますが、ドッグフードの種類が多すぎて何が良いのか分からない、しっかり食べてくれるフードが見つからない・・・
そう、いわゆるフードジプシーとなっている方が非常に多いです。
犬には個体差がありますので、絶対こうすれば改善する!って方法は存在しませんが、これだけお悩み相談していると改善傾向が高い方法ってのはあります。
一番良よくないのが『気になったフードを試しまくる』ですね。
フードには製造方法の違いによる物性の違い、原材料構成、保証成分値・・・色々要因があってそれがどんなフードなのか?特徴を把握した方が良い。
そりゃそうですよね。
試したフードがダメだった。次も全く同じようなフードを与えてもまずダメです。しっかり特徴を把握していないとこういう現象が起こります。
特にね、国産のプレミアムドッグフードを彷徨う問題。国産のプレミアムドッグフードは内容ほぼ同じOEMが多いので、違うフードを与えているって思っていても実はほぼ内容一緒・・・って事があるんですよ。
ほぼ内容同じなので同じような訴求内容の広告になります。一度その広告内容に心惹かれた方は・・・また引っかかる。これを繰り返す、って事が非常に多いです。で、実際の中身と言えばほぼ一緒なので何も変化がない・・・みたいなね。
OEMってワードを知らないって方はこちらの記事を読んでみて下さい。
→オススメ国産プレミアムドッグフードの自社工場製品!つまりOEMではないフード
という訳で今回は特にフードジプシーな方向けに『こういう順番でフード試すと良いよ!』って内容です。フードジプシーじゃなくてもフードをどう選ぶか?について参考になる部分はあると思いますので、ぜひ一読してみて下さい。
今回の記事はやや小型犬向けに記事を書いています(オススメのフードは小粒メインにしています)。またフードジプシーになるとウェットのトッピングで解決!というのはもちろん有効な手段ではありますが、今回はあくまでもフード単体で解消する(可能性がある)手順を紹介しています。
①最初は高タンパク・高脂質の動物性原料が多いエクストルーダー製のフードを試す

犬にとってどのような栄養成分が適しているのか?これは様々な議論があります。例えば炭水化物が良いのか悪いのか?みたいな・・・
ただ間違いなく言える事って基本はタンパク質と脂質から栄養摂取する動物であるという事。
手作りとか生食やっている人も最近では多いですが、あれ乾物換算で実質の栄養素で見るとものすごく高タンパク・高脂質ですからね?(例外はあるが・・・)
フードの含まれる『水分』ってもちろん重要です。でも水分は水分なんですよ。水です。水ってカロリーもなければ栄養素も含まれていない。だから実質の栄養素がどうなのか?って見る場合は水分がない状態で見る必要があります。これを『乾物重量』と言います。
ちなみに総合栄養食の基準となっているAAFCOの数値もあれは乾物重量です。
つまりまず試すべきは高タンパク・高脂質なフードって事。
ただしここで注意点があって、植物性タンパク質も動物性タンパク質も保証成分上は同じタンパク質になります。
例えばエンドウ豆プロテイン、濃縮大豆タンパクなど植物性のタンパク質を濃縮した乾燥原料を使用すれば肉類がほとんど含まれていなくても、高タンパクのフードって作れます。
犬の前に肉と豆並べてどっちに飛びつくか??
どう考えても肉ですよね。嗜好性の問題だけじゃなくアミノ酸バランスや消化性なども植物性タンパク質より動物性タンパク質の方が勝ります。
高タンパク・高脂質なフードと言っても何でも良い訳ではなく、動物性原料(肉や魚)がしっかり含まれていて、タンパク質がそれ由来。そう確信できる内容である事が重要って事。
最後に製造方法についてエクストルーダー製と指定しましたが、ドッグフード(ドライフード)って世界的に見れば9割以上がエクストルーダー製です。
多く採用されている方法だから差別化するために批判されやすい製造方法でもあるんですよね。高温・高圧だから栄養素が劣化する、とか炭水化物が多くなる、とか消化吸収率が悪い、などなど。
でもエクストルーダーと言っても機械の規模も違えば、温度設定も違う。全てを同一で語るのは違う。実際にメーカーによってかなりの製造技術差を感じます。
コールドプレス製法がライバル関係・・・のようになっている感はありますが、コールドプレス製法だってデンプンのα化はどうなの?低温は良いとして菌による汚染リスクは?など批判しようと思えばいくらでも批判はできますからね。
経済性だけじゃなく色々とメリットがあってエクストルーダーって多くのメーカーで採用されています。つまりはエクストルーダーの方が選択肢が多いって事。
そんな訳でまず試すのは『高タンパク・高脂質で動物性原料の割合が多く、エクストルーダー製のフード』、まずはこれです。
と言ってもじゃあそれって何??となるでしょうから、いくつかオススメのものをピックアップして紹介しておきます。
ニュートラム(NUTRAM)|カナダで30年以上の実績、1993年の創業以来リコール一切なし

ニュートラムってドッグフード、これ日本じゃまだ販売されて日が浅いのでそこまで有名ではありませんが・・・
おそらく今後有名になる・・・と思っています。
理由は内容は良いのはもちろんですが、この内容でこの価格は素晴らしい。非常にコスパが良いフードだから。当サイトとして今後オススメしていきたいフードの1つですね。
詳しい内容は別記事に書いていますので興味のある方は読んでみて下さい。
→本当の意味でコスパの良いドッグフードとは?ニュートラムを例に考える
サンプルもあるので試してみる価値はあると思いますよ!
ファルミナN&D(プライム)|価格は抜きにして良いものって場合はこれ

イタリアのプレミアムドッグフード『N&D(ナチュラルアンドデリシャス)』。
これに関しては保証成分が違う商品ラインナップが色々とあるので、何かしら合うものが見つかりやすいとは感じます。
高タンパク・高脂質なものなら『プライム』シリーズ。何でも食べるってタイプのワンコならちょうど良い保証成分値の『N&Dキヌア』を最初に試すでも良いとは思いますが、フードジプシーで困っているならプライムをまず試すでも良いかな、と。
内容的には抜群に良いです。
なのですが・・・高い。送料別で3,600円/kgくらいするフードですので、そこだけはオススメしにくい部分ではありますね。
詳しい内容はこちらの記事を。
→ファルミナのN&Dドッグフード|品質良く商品ラインナップも豊富なのでオススメ!
ちなみにAmazonに公式の運営するショップがあります。
アカナ・オリジンはやっぱりオススメ|実績もあるし信頼度も高いが小粒選択肢が少ないのが欠点

知名度・実績共に申し分なし。高タンパクで動物性原料たっぷり使用している、となるとまず思い浮かべるフードがチャンピオンペットフーズ社の『オリジン・アカナ』って方は多いと思います。
私もそうですね、やっぱりこのフードは良い。間違いなくオススメできるフードです。
ただ中型犬〜だと全く問題ありませんが、粒が大きい。超小型犬、小型犬の場合はスモールブリードくらいになってしまうので、選択肢が少ないって欠点はあります。
詳しい内容は別記事にて
→高品質なドッグフードなら【アカナ・オリジン】をオススメする理由
ちなみに購入するならサクラソーケンネルってショップがオススメです。安いし倉庫も温度管理しっかりしている。我が家も何度も利用していますが、梱包もしっかりしていますしね。
②高タンパクがダメなら中タンパクなフード|だけどタンパク質が良質なエクストルーダー製

高タンパクなフードで機嫌よく食べてくれて調子が良さそうならそのまま継続したら良いのですが・・・
全てのわんこが高タンパクなフード合うか?ってなるとそうとも限らない。一番多いのがお腹の調子を崩して便が安定しない。嗜好性の面でもあまり肉類多いフードを嫌う、って場合もありますね。
なので高タンパクなフードがダメならタンパク質25%前後の中タンパクなフードを試してみましょう。
ただし高タンパクなフードでも言いましたが、タンパク質が何由来なのか?ってのは重要。またこの段階ではまだエクストルーダー製の方が良いと思います。これでダメだらエクストルーダー製をやめて違う製法を試してみましょう。
ニュートリエンス(インフュージョン)|カナダ産・価格的なメリットも十分あり

カナダ産のニュートリエンスってフード。このフードは内容・価格共に非常に良いです。
お得度で言えば先ほど紹介した『ニュートラム』、あと別記事でコスパ良いとオススメしている『ウルフインサイト』、これらと同じくらいお得な印象。
→ウルフインサイトを評価|高品質・高タンパク・グレインフリーでコスパ良し!
要するに内容良くてコスパ良いですよ!シリーズ。
高タンパク品の『サブゼロ』ってのもありますが、粒すごく大きいです。小型犬向けだと『インフィージョン』シリーズがあるのですが、これ良いですね。欠点はチキンベースしかない事くらい。
ニュートリエンスってしっかり記事書きたいフードなんですが、ちょっと悩んでいて・・・その理由が松本秀樹氏のイメージが強すぎるから。
松本秀樹さんって知っています?もともとは『ポチたま』ってテレビ番組に出演していたお笑い芸人なんですが、今は個人事務所立ち上げペット業界で色々やっている人。
わたしこの方のPR方法に若干違和感を感じるとは言え、アンチって程でもないのですが、根本的に芸能人をドッグフードの広告塔にするのって否定派なんですよ。
その人のカラーが付いてしまうと言うか、こうフードはそう言うのじゃなくて、愛犬に合う・合わんを見極めるもんだし・・・
みたいなね。ちょっと言語化しにくいのですが、まあ芸能人広告塔にしていて唯一かな?これ良いよ!ってフードではあります。
エンパイア|ポーランド産、価格抜きにして良いものならこれ!

元々は高タンパクなフードとして販売されていましたが、大幅にリニューアルして中タンパクなフードになったエンパイア。
高タンパクの頃は尖った配合内容で個人的に好きだったのですが、リニューアルした事によって広くオススメしやすいフードになったとは思います。
中タンパク帯ではこれが良い!と自信を持ってオススメできるフードなんですが、ちょっとお高く、先ほど紹介したN&Dと同じくらい。3,600〜3,700円/kgくらい。
詳しい内容はこちらの記事で
→超高級ドッグフード!ENPIRE(エンパイア)の製品性能を配合設計のプロが徹底評価
最近だとペットショップでも見かける事が増えましたし、購入しやすいのも魅力かも知れませんね。
ブリットケア|チェコ産、商品ラインナップ豊富で原材料表示もそこそこ詳しくコスパも良い

チェコ産のブリットケア。このフードは若干供給が不安定な感はありますが、原材料表示もそれなりに詳しく、商品ラインナップも多い。そして価格面でもかなり魅力的であると感じます。
ブリットケアの正規代理店は『レシアン』って会社ですが、他にはカーナ4、ブラックウッドなんかも取り扱っていますね!(※レティシアンではないですよ)
私はこんなブログ運営しているので、どのフードがどんな広告しているのか大体把握していますが、レシアンってネット上の広告はあまりしておらず、大型ペットイベントの出店など最低限の広告。商品価格は抑えている・・・そんな印象があります。
詳しい記事はこちら(古い記事なのでちょっと見にくく、価格等も違うかも?時間あるとき修正しておきます)
→【ブリットケア】高品質でコスパの良いドッグフードならこれをオススメします!
レシアンの商品は内容・価格共にバランス取れていて良いのでブリットケア以外もオススメですよ!
③上記でダメならエクストルーダー製を諦めてオーブンベイク製法のフードを試す

ここまででダメならエクストルーダー製のフードが嫌い、って可能性があります。ほとんどのワンコには問題にならないのですが、エクストルーダーってちょっと硬いです。
それを嫌う場合がある。
低タンパクのエクストルーダー製を試すのもアリではありますが、低タンパクのフードは低脂質な場合が多い。それって炭水化物が多い、って事なのでこの設計を好む犬は稀です(たまにいますけど)。
低タンパク・低脂質なフードだとビィ・ナチュラルなんかはオススメです。
→ビィ・ナチュラルルート|酸化防止に特化した低脂質なドッグフードの紹介
なので製法自体が違うフードを試すのが良いですね!
で、試すならオーブンベイク製法が良い。できれば入手したら食べてみて欲しいのですが、よくあるエクストルーダー製に比べてサクサクしてクッキーのような食感。これを好んで食べてフードジプシーが解消された、ってケースは多いです。
ただしオーブンベイク製法ってカナダ産が多いのですが、今はカナダで発生した鳥インフルエンザの影響で輸入規制かかっている問題がある。
そのためカナダ産の場合、魚ベースのフードしか入手できない状況。ここが厄介なんですけどね・・・もうすぐ緩和されるはず!と2024年インターペット大阪で聞きましたが、去年も同じ事言ってたような・・・って気がしますし・・・
何とも言えないです!
魚系でも良いならオススメは『オーブンベイクドトラディション』ですね!これは中々良いフード!
→オーブンベイクドトラディションを評価|他とは異なる製法が魅力のドッグフード
あとどうしても肉系が良いのなら、低タンパクでレティシアン(モグワン売っているとこ)のフードとなりますが、『マックアダムズドッグフード 』ってチキンベースのフードがあります。内容理解した上であればこれはこれでアリと思います。
→マックアダムズドッグフードチキンを徹底評価!高いけど品質は抜群に良いフード!!
またオーブンベイクに関しては国産も検討する余地があり、『ZEN』ってフードがあるのですが、これ内容かなり良いのでどうしても困った、って場合は試してみると良いですね。値段はかなり高いのでそこはオススメしにくいですが!
④オーブンベイク製法もダメならドライフードがダメな可能性が高い!セミドライ(セミモイスト)試してみよう!!

ドライフードって水分量が10%前後なのですが、水分量15〜35%くらいのフードを『セミドライ』とか『セミモイスト』と呼びます。
いわゆる半生タイプのフードですね。
基本的に水分量って高ければ高いほど嗜好性、つまり食いつきは良くなります。ただ栄養密度的には低くなるので給餌量が多くなる。歯に付きやすく歯磨きしっかりする必要がある。保存しにくい(水分多いので腐りやすい)、などデメリットも。
で、個人的に一番好きなのは上の画像がそうなのですが、オーブンベイクトラディションから販売されているセミドライ。ただし問題はやや粒大きい。
オーブンベイクドドラディション セミモイスト アダルトフィッシュ
【原材料】
フィッシュ(フレッシュフィッシュ26.0%、ディハイドレイテッドフィッシュ16.23%)、割麦、ライ麦、エンドウ豆、ココナッツグリセリン、キャノーラオイル、米、ミカンサス草、藻類、グルコサミン、コンドロイチン、ローズマリーエキス
【保証成分】
粗タンパク質 22.0%以上、粗脂肪 12.0%以上、粗繊維 3.0%以下、粗灰分 7.5%以下、水分 18.0%以下
カルシウム 0.75%以上、リン 0.55%以上、カリウム 0.6%以上、ナトリウム 0.15%以上
オメガ6 2.0%以上、オメガ3 1.0%以上、グルコサミン 650mg/kg以上、コンドロイチン 550mg/kg以上、DHA 0.3%以上
321.8kcal/100g
→楽天でオーブンベイクドドラディション セミモイスト アダルトフィッシュを見てみる
→Amazonでオーブンベイクドドラディション セミモイスト アダルトフィッシュを見てみる
→Yahooショッピングでオーブンベイクドドラディション セミモイスト アダルトフィッシュを見てみる
ちなみに半生タイプくらいの水分量になってくると成分値は乾物重量で見た方が良いです。これだと↑タンパク質の保証成分が22%で水分量が18%でしょ?
これを乾物重量に計算するとこうなります。
公式:(表示上のタンパク値)÷ (100−表示上の水分値)× 100=乾物重量
つまり・・・
(22)÷(100-18)× 100=26.8%
この公式は結構大事なので覚えておいた方が良いですね!
普通のドライフードだと水分値が10%前後と低いのであまり乾物重量の値と差がないのですが、水分量が増えれば増えるほど保証成分値との差が広まります。
たまにいるのですが、ウェットフードを低タンパクと勘違いしている人。そうではなく、ウェットは水分が7割以上あるので、乾物重量で見た場合、すごく高タンパクってことが多いです。
では粒が小さくて良いもの・・・ってなると、、、
半生系はあまりこれだ!!ってのは無い。
あまりオススメしたく無いのですが、フードジプシーでどうしようもない・・・って場合は国産の【Yum Yum Yum!(ヤムヤムヤム)】ってフード。これの『やわらかドライ』ってのを試してみるのも良いかもですね。
なんでオススメしたく無いかと言いますと・・・Yum Yum Yum!ってゴリゴリのOEMフードだから。
でもかと言って他に良いものが無いんですよ。この段階まで悩むフードジプシーならOEMどうこう言ってられませんので、紹介しておきます。
⑤半生系もダメならフリーズドライやエアドライ系になってくる

半生系のフードでもダメな場合、残っている手はウェットフードを抜きにしたらフリーズドライやエアドライなど『ほぼ肉系』フードになってきます。
ドライフードって小麦や米、トウモロコシなどの穀物、または豆類や芋類、こういうものを『原価を安くするためのかさまし』みたいな表現をされる事がありますが、それは正しいと言えば正しい面もありますが、原料の『つなぎ』として炭水化物源が必須、だから使われています。
機械の特性上、炭水化物源がある程度ないと粒の形にしにくいんですよ。
炭水化物源が必須と言いましたが、例外はワイソンってフード。
→ワイソン(Wysong)特殊過ぎるドッグフードについて解説
しかしフリーズドライやエアドライは炭水化物源が必須ではない。総合栄養食にするため肉類以外の原料も多少は使われますが、ほぼ肉です。当然、嗜好性は抜群に高い。
フリーズドライとエアドライについては別記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
→フリーズドライとエアドライのドッグフード|両者の特徴とオススメフードを紹介
またそれでもダメなら特殊タイプのものを試す。
→特殊な低温乾燥・非加熱タイプのドッグフードまとめ|フードジプシーな方は必見!
ここまでがドライフードで試せる事かな、と感じます。
①〜⑤のどこかでフードジプシーを解決できれば良いが、原因がよく分からない場合ももちろんあります!

さて今回はフードジプシー解決する①〜⑤の手順を紹介してみました!
これで解決してくれれば良いのですが、やっぱり原因がよく分からない。どうアドアバイスすれば良いか・・・解決方法が全く思い浮かばない、って事ももちろんあります。
今まで試したフードをずらっと箇条書きで教えてもらったが、食べないフードと食べるフードの共通点が全然分からない・・・ってのも良くありますしね。
ただお悩み相談を毎日している経験上、①〜⑤のどこかで解決する、解決しなくても原因らしきものが見えてくる、って事は多いです。
あと、今回は国産のフードに関してほぼ触れていません。これは単純な製造技術や配合内容で見れば海外製の方が上だからです。
でも稀に『オイルの匂いがどうも嫌い』って場合があります。いわゆる『オイルコーティング』ってやつですね。当サイトでは何度も言っていますが、オイルコーティングって悪ではないです。
あれは酸化しやすいオメガ3系オイルを後添加したり、熱に弱いビタミンを後添加する事によって劣化を防いだりとメリットも多い。だから海外製の有名どころのフードって基本オイル添加されています。
国産で『ノンオイルコーティング』ばかりアピールされているのってマーケティング・広告のため。
ノンオイルコーティングの方が売れますからね!ノンオイルコーティングがどうのこうの言っているのは日本くらいです。
例えば今回紹介した中に『コールドプレス製法』のフードはあえて紹介していません。理由はこれと言って良いフードがないし、物性面・低温加工の利点ならオーブンベイク製法で良いと考えているから。
そのコールドプレス製法、飼料業界では豚の餌とかやや安価な魚の餌に使われている機械と一緒ですし、海外にも有名どころだとトライバルとかあるのに、今までにない画期的な製法です!とか訳のわからん事言っていますが、コールドプレス製法って物性的にオイルの後添加なんて出来ませんからね・・・
で、話を戻すと確かにオイルの臭いが苦手パターンはあるんですよ。そんな場合は国産のプレミアムドッグフードは検討する価値あります。
私が嫌々ながらもYum Yum Yum!を紹介した理由が半生タイプがある、ってのも理由なのですが、通常ドライフードもセット売りしている、ってのもあります。この通常ドライを与えてみたらオイルの匂いが嫌いかどうか?っての判断できると思いますので、そういう視点でも試してみて下さい。
もしオイルの匂いが苦手パターンだったら・・・
『金虎 おさかな 』がイチオシです。
→金虎の『おさかな』配合設計のプロが徹底評価!国産で魚主体のドッグフードならコレが良い!
もしこの記事内容試してみても解決しない場合は個別で相談もちろん受けますので、公式LINE、インスタのDM、ブログコメント欄、なんでも良いのでメッセージ下さい!