ドッグフード評価記事

BELCANDO(ベルカンド)ドッグフードの評価|タンパク質への信頼性が高い!

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※当サイトではアフィリエイト広告を利用している場合があります。

 

ドッグフードにおける広告についてこちらの記事で説明しておりますので、良かったら読んでみて下さい。

ドッグフード評価サイトにも『ステマ規制』!当サイトの広告について改めて説明しておきます!

 

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今回紹介するのはBELCANDO(ベルカンド)、ドイツのプレミアムドッグフードですね。Bewital Petfood GmbH & Co. KGという会社が展開しているブランドでOEMではなく自社工場品

ベルカンドのコンセプトは新鮮な生の肉を使用しています!とかスーパーフードを原料に使っています!などあるのですが・・・

このフードの魅力って『タンパク質に対する情報量が非常に多い』、ここかな!と感じています。それについて詳しくは記事本文で。

ところで当サイトではドッグフードに関するお悩み相談をしているのですが、お迎え前に食べていたフードがベルカンドなんですが、内容どう思いますか?って質問が増えた気がします。

ペットショップやブリーダーさんでこのフード採用している事が増えているんですかね??そんな事もあってベルカンドの記事って需要が高いのかな?とも感じ記事を書いてみる事にしました。

結論から言いますと非常にレベルが高く信頼性も高いフードではあると感じます。ただし内容はよく理解した上で選んで欲しい。その理由は先ほど言った『タンパク質』が関係します。

ベルカンドが他に比べ『タンパク質』に対する情報量が多いドッグフードであるとは?ここが信頼できるポイント

ドッグフードの内容を判断する時にパッケージの説明を読んだり、成分表示を見ますが、一番最初に確認すべき事は『そのフードのタンパク質がどんな構成なんだろうか?』ここをしっかり把握する事が最重要と考えています。

タンパク質がマトモなフードで変なフードはまずないですからね。

で、メーカー側が飼い主へタンパク質の説明をする際、2つの表現が使われます。

原材料のうち〇〇%が動物性原料です!
タンパク質のうち〇〇%が動物性由来です!

この2つは非常に似ていますが全然意味が違ってきますので、この機会に覚えておいて下さい。

①原材料のうち〇〇%が動物性原料|この表現の場合について

まず【原材料のうち〇〇%が動物性原料です!】パターンですが、この表現を使う代表的なフードは『アカナ・オリジン』ですね。

上の画像の通り、アカナやオリジンってパッケージに動物性原料の割合が記載されていますが、アカナ・アダルトドッグの場合、全ての原材料のうち60%に肉や魚など動物性原料を使っている。そして残りの40%が野菜やフルーツを使っている。そういう意味。

この表現の問題点はこれはあくまでも原材料ベースの割合である、という事。

つまりね、生肉使うと生肉って水分量が多いので重い。原材料ベースでの割合で表示すると見た目は多くなるのは当然なんですよ。

ちょっと極端な例で説明すると・・・

例えば鶏胸肉50%、小麦粉50%を原料とした場合、当然ですが原材料表示は『鶏胸肉(50%)、小麦粉(50%)』となります。

でもこれ原料ベースなので、最終製品、つまりドライフードになった状態だと水分量って10%くらい。つまり加工段階で原材料に含まれる水分って蒸発して失われているって事。

じゃあ実質の割合は?ってなると生肉由来の栄養成分ってそう多くないって事です。

だって考えてもみて下さい。鶏胸肉100g中には約22gのタンパク質が含まれています。50gだと11gですよね?

【原材料のうち生肉50%使用しています!】みたいなアピールしているフードって結構ありますけど、比較的タンパク質含有量の多い鶏胸肉でも生肉由来のタンパク質11%くらいしかない訳ですよ。でもタンパク質の保証成分値は30%くらいのものあります。どこから供給しているの??

植物由来のタンパク質(である事が多い)です。

今回は分かりやすいよう小麦粉、にしましたが例えばこれがタンパク質を濃縮した状態の『脱脂大豆』とか『エンドウ豆タンパク』など、水分値が低くタンパク質含有量の多いものを原料に使えば保証成分値なんてものはどうとでも調整できます。

生肉って極端に水分量が多いので原料ベースとの見た目と実質の栄養素としての幅が大きい。植物性原料は生肉ほど水分量が多くないので幅が小さい。このギャップが混乱を生む。

もちろんそんな事は『アカナ・オリジン』は理解していますので、保証成分値上のタンパク質を高めるため、そしてタンパク質が動物性由来になるように動物性の乾燥原料を使って調整していますけどね。

要するに【原材料のうち〇〇%が動物性原料です!】、この〇〇%はそこまで重要ではなく、実質の栄養としてみた場合はどうなの??この視点が大事って事。

②タンパク質のうち〇〇%が動物性由来|この表現について

ではタンパク質のうち〇〇%が動物性由来!この表現をしているフードは『ファルミナN &D』とか『アンブロシア』などがありますが、数としては少ないです。なぜ少ないか?

この表現って場合によっては自分で自分の首を絞める事になるから。

国産のフードとかにありがちなんですが、【原材料のうち生肉50%使用しています!】って表現するとほとんどの方は良い印象を受けるはずです。ですが、じゃあ保証成分のうち何%が動物性原料由来なの?

って見た場合、推測になってしまいますが3割程度だろ、ってフードも多い。3割だったら良い印象受けないでしょ??

推測とは言え私は実務で配合設計やっていたので、そう大幅には外さない自信あります。

【原材料のうち〇〇%が動物性原料です!】、この表現って広告的に使われる事も多く、そういう意味では実質の栄養について説明している【タンパク質のうち〇〇%が動物性由来】の方が信頼性は高い、とも言えます。

参考までにファルミナN &Dの画像を紹介しておきますね!

ただこの表現の弱点は消費者にインパクトを与えにくい、価値が伝わりにくい、ってのは感じますね!

じゃあベルカンドはタンパク質についてどんな説明がされているのか?両方記載されている!だから良い!

断言しますが、ドッグフードは消費者に対して公開する情報量が多ければ多いほど良いフードである率は高いです。

ただ残念ながらほとんどのフードは使用原料のうち何%が動物性原料を使用しているか?それすら記載されていない事がほとんど。

で、ベルカンドなんですがタンパク質について上記説明してきた事が両方記載されている。これは珍しい、と言いますか私の知っている限りだとベルカンドしかないです。

そういう意味ではベルカンドって非常に良いフード。なんですが、冒頭に【内容はよく理解した上で選んで欲しい】と書きました。その理由が原料に生肉を使う!がコンセプトとして強めのフードだから。

日本じゃ販売されていませんが、『マスタークラフト』ってシリーズは生肉80%ですからね!

今まで説明してきた事を踏まえてイメージして頂けると良いですが、生肉を多く使うコンセプトなので、保証成分のタンパク質量自体は少なめです。

こちらの記事でも書いたのですが、犬って雑食的な面もありますが、基本はやっぱりタンパク質、そして脂質から栄養を摂取する動物です。特に理由がない限り高タンパクなフードを選ぶ方が良い、と考えています。

ですが絶対ではない。色々と試したが高タンパクなフードは合わない、もちろんそういうケースもあります。

そんな場合に検討すべきフードかな、と。

ちなみに生肉を80%も使ってドライフードを作るってとんでもない技術です。オリジンとかだと85%以上動物性原料使っていますが、その85%の中には乾燥原料も含まれるのでまだギリギリ理解はできる。

エアドライ製法とかフリーズドライ製法は別にして、通常のドライフードを作る機械って生の原料(水分量が多い原料)ってそもそも相性が悪いです。よく作れるな、と。とんでもなく高い製造技術を有していると確信できますね!

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※Yahooショッピングは売っていませんでした。

ベルカンドの原料および保証成分を評価

先ほど紹介した『マスタークラフト』なんかは生肉とはいえ80%も使っていますのでタンパク質の保証成分は27%とそこそこ高めですが、日本に売っているものは20%前半のやや低タンパクなフードです。

では今回は馬肉ベースの『アダルトホース グレインフリー』を買ってきましたので、その使用原料・保証成分を見ながら細かな解説をしていきます!

ベルカンド アダルトホースグレインフリー


【原材料】
新鮮な馬肉(心臓、レバー、肺)(40%)、えんどう豆粉、ポテトデンプン、乾燥馬肉タンパク質(12%)、アマランサス(5%)、豆粉(そら豆)、糖分抜き乾燥シュガービートパルプ、海洋動物プランクトン粉(オキアミ2.5%)、乾燥醸造酵母、乾燥イナゴマメのさや、えんどう豆タンパク質、サーモンオイル、加水分解酵母、チアシード、サフラワー油(1%)、塩化カリウム、塩化ナトリウム、乾燥ハーブ 類(総計:0.2%、イラクサの葉、リンドウ根、シマセンブリ、カモミール、ウイキョウ、キャラウェー、ヤドリギ、ノコギリソウ、ブラックベリーの葉)

【栄養添加物】
ビタミンA 13,000 IU、ビタミンD3 1,300 IU、ビタミンE 130 mg、タウリン 500 mg、銅(硫酸銅(II)五水和物として)12.5 mg、鉄(硫酸鉄(II)一水和物として)200 mg、マンガン(酸化マンガン(II)として)40 mg、亜鉛(酸化亜鉛として)125 mg、ヨウ素(無水ヨウ素酸カルシウムとして)2 mg、セレン(亜セレン酸ナトリウムとして)0.05 mg

【酸化防止剤】
植物油からのトコフェロール抽出物(=天然ビタミンE)48 mg

【保証成分】
粗タンパク質 21.0%、粗脂肪 10%、粗灰分 7.7%、粗繊維 3.0%、 水分 10.0%

カルシウム 1.7%、リン 1.2%
ナトリウム 0.4%
代謝エネルギー:345kcal / 100g

※日本語のパッケージに記載されている情報は海外公式サイトに記載されているものより若干情報量が少なかったので、一部海外サイトより和訳して情報転記しています。
ベルカンド公式(ドイツ)

タンパク質源について

まずはタンパク質源について。第一原料が【新鮮な馬肉(心臓、レバー、肺)(40%)】、これは生の状態。これだけだとタンパク質を確保しにくいので動物性タンパク質は乾燥馬肉タンパク質(12%)、そして海洋動物プランクトン粉(オキアミ2.5%)、ここで補強。

えんどう豆粉やアマランサス、豆粉(そら豆)などからもタンパク質供給はあるものの、パッケージには【馬より60%、オキアミより5%】としっかり記載されており、計65%が動物性原料由来のタンパク質。こんな内容。

えんどう豆由来のタンパク質を濃縮した状態である『えんどう豆タンパク質』も使用されていますが、表示順からして少量。調整程度の使用量ですね!

で、これ例えば2番目に記載されている『えんどう豆粉』を『えんどう豆タンパク質』に置き換えるとしますよ?するともっと保証成分上のタンパク質は上げる事可能です。

というか低価格なグレインフリーの高タンパクフードってそういう設計。

やっぱり第一原料が生肉、ってのは消費者ウケが良い。ただそれじゃタンパク質を確保できないので植物性のタンパク質濃縮原料で補強している。

これが悪いって話ではないのですが、やっぱりアミノ酸バランスや吸収性を考慮した場合、植物性より動物性タンパク質の方が勝る。

馬肉生(40%)と乾燥馬肉(12%)、オキアミ粉(2.5%)、動物性原料を54.5%使っても生肉の割合が多ければタンパク質の保証成分値が21%。いかに生肉だけだとタンパク質が確保しにくいか?イメージできたのではないでしょうか。

例えばアカナのクラシック(動物性原料50%)なんかはタンパク質の保証成分値27%あります。それは生肉も使っているが乾燥原料の割合がベルカンドより多いため

乾燥原料ってのはタンパク質を確保するには必須です。しかし原料として使用する前に少なくても1回は熱加工されています。そこからフードに加工するので絶対に2回は熱加工される。

生原料はフードの加工でしか熱加工されないのでタンパク質の『品質』としては良い。でもタンパク『質』は確保しにくい。

この違いをぜひ覚えておいて下さい!

内容的には21%の低タンパクなフードとして見た場合に高評価できる内容と言えます。

脂質源について

次に脂質源について。

犬にとって必須脂肪酸、つまり体内で合成できないので食べ物から摂取する必要があるものはオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸となります。

オメガ6はサフラワー油、これはベニバナですね。これが主な供給源。オメガ3脂肪酸はサーモンオイルが主な供給源になっています。

このフードでやや情報量が薄いのがこの脂肪酸バランスです。ここまで詳細にタンパク質について記載しているならオメガ6とオメガ3の割合などについても触れて欲しかったところ。

とは言え原材料表示を見た感じでは全く問題なさそうですけどね。

その他原料とベルカンドの総評

ベルカンドはスーパーフード使っています!がウリでもあるのですが、そこについて少し説明しておきます。

まずはアマランサス。

アマランサスはミネラルが非常に豊富で、見た目がイネ科っぽいですが分類上は『擬似雑穀』となりグルテンを含みません。(このフードはグレインフリーですからね)

個人的にグレインフリーってそこまで重要視する要素ではないですが、含まれる栄養素として見た場合、不足しがちな亜鉛・鉄分が豊富に含まれる事は利点と感じます。

次にオキアミ。

オキアミはドッグフードの原料としては非常に良いと感じますね!EPA・DHAなどオメガ3脂肪酸が含まれるってのもありますが、オキアミに含まれるアスタキサンチンは強力な抗酸化作用があり、ここは効果を期待して良いと感じます。

アスタキサンチン

エビとかカニに含まれる赤色の天然色素(カロテノイド)の一種。サーモンの身が赤く、フラミンゴの色が赤くなるのもアスタキサンチンを含むものを食べているからです。

養殖のサーモンって餌にアスタキサンチンを配合して出荷前に一定期間給餌します。それをしないと白身のままです。

と、こんな感じで使用する原料にも独自性がありますし、利点も感じる。高評価できるフードです。

ですが何度も言っていますが低タンパク(日本で売っているものは)なフードですので、低タンパクなフードを求めている場合はオススメって意味ですね。

ベルカンドのMIX IT(ミックスイット)が面白いので紹介しておきます!

ベルカンドのミックスイット!こういうフードって今後需要高まる、と予想しているのですが、肉入っていないです。

つまり肉は自分で用意して下さい。肉だけで確保しにくいビタミンやミネラルはしっかりこれで確保していますので!そんなサプリメントのようなフードですね。

ドッグフードのお悩み相談をしていると、手作りに興味はある。将来的には完全手作りに移行したいが、手作りだと犬に必要な栄養が確保できているのか自信がない・・・

って方、結構います。

そんな場合、グランマルーシーズのプレミックスってのをオススメするのですが、あれフリーズドライなのでお値段がかなりする。

ベルカンドのミックスイットって現時点(2025年1月)で値段を調べると8,052円/3kg。kg単価だと2,684円/kg。高いと言えばやや高いですが、グランマルーシーズだと倍くらいしますからね・・・

これ結構ありだと思っています。

でね、ちょっと余談ですが『手作りのベースフード』について。

何のフードか商品名は伏せますが、インフルエンサーが国産のあるフードを推奨している、とかよく聞くんですけど・・・

それちょっと注意した方が良いと思いますよ。

ベルカンドのミックスイットの原料および保証成分を見て下さい。

ベルカンド ミックスイット

【原材料】
アマランサス (20%),ポテトデンプン,えんどう豆粉,海洋動物プランクトン粉 ( オキアミ 10%),第二リン酸カルシウム,乾燥醸造酵母, 糖分抜き乾燥シュガービートパルプ,乾燥イナゴマメさや,家禽肉脂肪, ベジタブル油 ( パーム油・ヤシ油 ),圧搾されたブドウの種,チアシー ド (2.5%),加水分解されたサーモン,炭酸カルシウム,塩化ナトリウム,塩化カリウム,乾燥ハーブ類 ( 総計 0.3%,イラクサの葉 ,リンドウ根 , シマセンブリ , カモミール , ウイキョウ , キャラウェイ , ヤドリギ , ノコギリソウ , ブラックベリーの葉 ),ユッカシジゲラ

【栄養添加物】
ビタミンA 30,000 IU、ビタミンD3 3,000 IU、ビタミンE 300 mg、タウリン 1,000 mg、銅(硫酸銅(II)五水和物として)25 mg、鉄(硫酸鉄(II)一水和物として)400 mg、マンガン(酸化マンガン(II)として)80 mg、亜鉛(酸化亜鉛として)250 mg、ヨウ素(無水ヨウ素酸カルシウムとして)4 mg、セレン(亜セレン酸ナトリウムとして)0.1 mg

【保証成分】
タンパク質 12%、脂肪含有量 11%、粗灰分 13.5%、粗繊維 6%、水分 10%
カルシウム 2.5%、リン 1.3%
ナトリウム 0.4%
代謝エネルギー:308kcal / 100g

注目して欲しいのは【栄養添加物】の部分。

これ特にミネラルの銅、亜鉛、ビタミンだとD3が常食するタイプのドライフードに比べてかなり多めに添加されています。

この記事では生肉のタンパク質について解説してきましたが、別にタンパク質に限らず他の栄養素も『実質の量』で見た場合って思っている以上に少ないです。

水分が多いので『栄養密度』が低い。

だから完全手作りや生食の場合ってドライフードに比べてかなりの量を食べさせる必要があります。※AAFCOやFEDIAFの基準値を満たすような内容を手作りで作ろうとした場合。

つまりベースフードとしてドライフードを使うのであれば、このようにビタミン・ミネラルを強めに配合、とかなり気を使う必要があるのですが・・・

謎のインフルエンサーがオススメするベースフードってただただスペックが低いだけの『一般食』だったりする訳ですよ。

ビタミン・ミネラルの添加については確かに賛否はあります。が、分析値不明のフードをベースフードとしてオススメする意味がよく分からない。

すぐに問題は起こらないでしょうが、長期的に見たらそれどうなんだろう・・・っていつも疑問に感じますね。

ネットって正しい情報と間違った情報が混在しています。特にペットジャンルはそれが酷い。うちのブログも信用しなくて良いです(信用して欲しいけど)。

愛犬を守れるのって結局はあなたしかいない。1つの情報だけを盲信しないで、必ず複数から情報を得るようにしましょうね!

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ベルカンドの価格について|同系統のフードと比較してみる

では価格について見ていきましょう。

価格は楽天で販売されているものを記載しております。

800g3kgkg単価
ビーフGF(75%)2,728円8,052円2,684円/kg
チキン&フィッシュGF(75%)2,618円7,678円2,559円/kg
ホースGF(65%)2,772円8,239円2,746円/kg
ラムGF(75%)2,772円8,239円2,746円/kg
サーモンGF(75%)2,728円8,052円2,684円/kg
ミックスイット(50%)2,728円8,052円2,684円/kg
パピーチキンGF(80%)2,600円7,800円2,600円/kg
シニアチキンGF(75%)2,772円8,239円2,746円/kg
価格は2025年1月時点価格。GFはグレインフリーの略、(%)はタ保証成分のタンパク質における動物性由来の割合

この単価なんですが・・・悪くはない。適正価格だと感じます。

わたしドッグフードのお悩み相談で低タンパクで品質の良いもの。価格抜きにしてだったら『N &Dのスキン&コート』をオススメする事が多いのですが、2.5kg包装で4,700円/kgしますからね。

もちろんN &Dの動物性由来タンパク質は92%とかなので内容全く違いますが、この価格は魅力じゃないでしょうか。

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ベルカンドを買ってきましたので粒の形状を画像と動画で紹介!

ベルカンド買ってきましたので画像と動画で粒を紹介しておきます!

まずは画像で。

画像の通り縦長と言うか楕円の形状をしており、日本で人気する小粒タイプよりはやや大きめなサイズですね!

次に動画で。

ベルカンドの総評|価格的な魅力もあるし、低タンパクなら検討する価値あるフード

今回はドイツのプレミアムドッグフード、『ベルカンド』を紹介してみました。

特にタンパク質に関わる情報公開量が素晴らしく、この内容でこの価格であれば魅力ある。オススメできるフードです。

ただ商品によって保証成分値に多少違いはありますが、日本で販売しているものだとMAXでもタンパク質25%、そこまでタンパク値は高くなく脂質も抑え気味な内容。

つまり炭水化物がやや多めのフードとも言えます。

ここは合う・合わないがあるので広くオススメできるフードとは言えませんが、いろいろ試してみてタンパク質少なめの方が愛犬には合っている、そんな場合は試してみると良いかもですね。

で、今回の記事はしつこいくらい【タンパク質の表現】について書きましたが、ちょっとこちらをみて下さい。

楽天にせよAmazonにせよ商品タイトルがこのように記載されていますが、これ勘違いしませんか??

パッと見ると動物性原料を80%使っている、と感じてしまいますが、『保証成分のタンパク質量のうち80%が動物性原料由来』、正しくはこっちなので注意して下さいね。

ドッグフードはこのように分かりにくい表現が多く、悪意がなく表現が曖昧な場合もあるし、商品を良く見せようとあえて曖昧な表現をする事もあります。

これが【ドッグフードって結局何が良いか分からない・・・】ってなる要因の1つじゃないかな、と。

正しい知識を身につければ分かりにくく曖昧な表現にも惑わされず、ドッグフードがどんな内容なのかを判断できます。

当サイトの記事が正しい知識を得るために活用できるコンテンツとなれれば幸いです。

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では今回はここまで。フード選びに迷ったらこちらに当サイトで評価が高いものをまとめていますので、良かったら参考にしてみて下さい。

ドッグフードおすすめランキング表|6項目で公平な評価をしています

当サイトでは主にドライフードに関する記事を書いていますが、こちら1記事だけオヤツに関しての記事書きました。

アレルギーを除き全てのワンコにオススメ。特に肉系のオヤツ を与えている方はぜひ魚系も取り入れてやって下さい!

金虎はおさかなドッグフードだけじゃない!オヤツもオススメな理由

金虎公式ショップ

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